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tw-24378501727のレビュー・評価・感想

バディミッション BOND
10

ネタバレなしでプレイしてほしい!推理・バディ物が好きな方にピッタリなゲーム

4人のキャラクター同士で好きなバディを組み、ミッションをクリアしていく推理・アクションゲームです。
操作できるキャラクターは、主人公である元警察官のルーク、宝石強盗のアーロン、忍者のモクマ、詐欺師のチェズレイ。

ミッションの中には特定のバディでないとクリアできないものもあります。
事前の会話や調査パートを注意して読んでいなければバディの選別ができない部分もあり、頭を使うゲームの好きな方におすすめです。

また、どのバディでもクリアできるミッションでも、バディごとに結果やストーリー、細かい会話が変わるというギミックも。
同じバディでも操作するキャラクターが違うだけでセリフやモーションが変化するので、一度クリアしても何周でも楽しめます。
そのため、やり込み要素の非常に強いゲームです。

アイシールド21の作画をされている村田雄介さんがキャラクターデザインをしており、美麗なイラストも必見。
メインの4人以外のキャラクターも非常に魅力的なキャラクターばかりです。

ストーリーは本当に練られており、臨場感もあるのでどんどん世界観に引き込まれてしまいます。
特に後半は、「ウワッ」と思うような大どんでん返しが立て続けに起こり、非常にドラマティック。
初回はぜひネタバレ無しでプレイしていただきたい作品です。

かくかくしかじか / Kakukaku Shikajika
8

号泣してしまいました。

東村アキコさんの反省をつづったエッセイです。彼女が通っていた絵の予備校の先生があまりに強烈で、ついつい読み進めてしまいました。私も怠け癖があるし、なかなかうまくできないので、そういうところを包み隠さず描く作者はすごいなと思います。大学に入学して、漫画家になってからも交流があり、パワフルで怖い人だけど、生徒に好かれるいい先生だったんだなと思いました。先生が癌になったときは、とても悲しかったです。それでもあっさりとしている彼女を見て、「ああ、とても彼女らしい」と思いました。その後、先生のお葬式で、意外とみんなさっぱりしているのも、葬式のあと、こんなに集まれることも少ないからと飲み会をするのも、彼女のお人柄がなせる業だと思います。そして、ここで先生との思い出話がマジで泣けます。予備校時代、大学で行き詰っていると聞いた時は、生徒に描け描けと言っていた先生。病気で言葉がなかなかでなくても、やっぱりそのことを生徒に伝えてたんだと知り、号泣しました。また、葬式でではなく、その話を聞いた時に生徒たちが泣き出すという演出も涙を誘いました。

憂国のモリアーティ / 憂モリ
8

それは必要悪か否か。

あのシャーロック・ホームズの敵!?宿敵のジェームス・モリアーティのお話です。
舞台は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン。
古くからこの国に根付く完全階級制度により、人は生まれ落ちた家の格と血でのみ一生涯の身分が決まっていました。
命の価値は同じである筈なのに、誰しもが平等に幸せになる権利がある筈なのに、この国にはそれがない―――。
それを変えようと、大英帝国と闘おうとしたのがのちの“ジェームス・モリアーティ”なのです。
その彼の思想に共感したアルバート・ジェームス・モリアーティが、のちの“ジェームス・モリアーティ”を家に招き、実弟のウィリアム・ジェームス・モリアーティとの入れ替わりを成功させます。
“ジェームス・モリアーティ”のプランにより、“完全犯罪”にてウィリアム・ジェームス・モリアーティとなった彼は、着々と同志を集めていきます。
そしてダラム大学にて教鞭を取ることになった頃、最初の貴族抹殺により階級制度に苦しめられていた人を救います。
そう、ウィリアム・ジェームス・モリアーティは犯罪という方法で、人々の、大英帝国の目を覚まさせるという手段をとるのです。
そして警察や司法では裁けない特権階級の悪魔(貴族)共を“ジェームス・モリアーティ”たちが始末し、シャーロック・ホームズにその事件を解かせて貴族の腐敗を世に喧伝させる……文字通り闇に光を照らす主人公として、シャーロック・ホームズを抜擢したのです。
国を憂うジェームス・モリアーティの行く末から目が離せません。