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tw-1112187027のレビュー・評価・感想

悪いが私は百合じゃない
10

読めば寿命が延びる「ガールズスキンシップコメディ」 5話のレビュー

この漫画の主人公は、女子高に藤堂いつみだ。ネットで買った惚れ薬を好きな男性教師に飲ませるつもりだったのに、嫌いなクラス委員の四方塚さんに対して「薬の実験台に」と飲ませたことが始まりとなって、女の子たちに惚れられまくる「百合百合な日々」を送るGLコメディである。

第5巻の1番の見どころは、いつみの妹のあられがモデルの仕事のために東京へ数日行くことになり、両親も泊りがけでついて行くため一人で留守番をすることになった回である。
いつみは中学時代の部活の後輩の羽根井凜を家に呼んで、自宅でお泊りデートをする。凛が藤堂家に上がってからお話の終了まで、隙なくイチャイチャ、イチャイチャするのがとてもたまらない。
「ラブラブえっちなシーンまで修正無く収録してくださって本当にありがとうございました、その御配慮で救われる命があります」とお礼を申し上げたい。

この話の冒頭で、いつみの母がいつみに「くれぐれも問題は起こさないでよ」と釘をさすのだが、すでに手遅れである。なんといつみはすでに5人の女の子との「アツい」関係があるのだ。
・1番最初に惚れ薬を飲まされた四方塚さん(四方塚邸のベッドで裸で寝たエピソードがマジであります)
・ヤンキーの神定さん(惚れ薬の効果が切れたのに、まだいつみの事が好き)
・神定さんの幼馴染で神定さん大好きな岩垣さん(「神定さんが自分以外と仲良くしている」といつみへの嫉妬に狂い、いつみは危害を加えられたくなくて、「岩垣さんが好きだから神定さんに近づいた」と嘘をつく。それをまんま信じている)
・高身長厨二ガールの白城さん(友達以上の関係になることが5巻収録エピソード内で確定した)
・訳アリ不登校ガールの柳さん(いつみとカラオケボックスでイケナイことをした)

もしも彼女らとの関係が一斉にばれてしまったら、いつみはどんな言動をとるのだろうかと楽しみだ。

彼方のアストラ / Astra Lost in Space
10

予測のできないストーリー展開を持ち合わせたSF系アニメ

ワンクールのアニメだが、最初から最後までワンクールで終えるためにきちんとストーリー展開を考えて作られたアニメだと感じた。
9人の少年少女らが近未来の世界で宇宙旅行に行くが、そこで突如現れたワープゲートで宇宙の無重力世界にワープしてしまう。そこで偶然にも宇宙船を見つけ、乗り込むことに成功した9人は誰がこんなことをして、なんのために果ての世界まで送られたのか、真実を解明してくと言ったあらすじのアニメ。
自分らが住んでいた星に帰るため、船を利用しようとするが食料や水の問題が発生して絶望的状況になってしまう。しかし、いくつもの星をたどって食料や水を確保しながらのルートで行けば、元の星に帰ることができると判明。最初はバラバラだったみんなの息が最終話に近づくにつれて一丸となって前に突き進んでいく。そのいろいろな星を駆け巡り、不安に負けず立ち向かっていくシーンの数々が心に響き、とてもオススメできる。
また、彼らは元の星の世界のだれかに殺されるために宇宙の果てに投げられたのだという。なぜそんなことをする必要があったのか。そもそもこの星の秘密とは何なのか。考えれば考えるほどわからなくなるが、すべてを見終えてしまうとすべての謎を回収し解決までしてくれるので、後味が悪い感じでも終わらない部分も魅力的。個人的にはもう少し他の星での暮らしを詳細に作ってほしかった。
ツークールでも十分に視聴数が取れると感じたアニメ。自信を持ってオススメします。

高校デビュー
9

まさに青春を謳歌する女子高生の物語

高校デビュー、という言葉を作ったのはこの漫画かもしれません。主人公の晴菜は中学の時からソフトボール一筋で、何に対しても熱い女の子です。高校生になったら彼氏ができる、と思っていたけれど彼女の経験不足から、まったく彼氏ができません。そんな晴菜をモテるためにコーチすることになったのが、イケメン、ヨウ。ヨウが晴菜にモテるための方法をアドバイスしていきます。こんなこと現実の学生生活では、なかなかないですよね。ヨウもどこか冷たいんですが、それは過去の恋愛経験が影響しているんからなんです。晴菜は晴菜で明るくて天然なので、二人のコンビは息ぴったり。ヨウから、モテコーチを引き受ける条件としてヨウのことを絶対に好きにならない、ということを言われますが、結局晴菜はヨウのことが好きになっていくんです。初めて恋をした相手に晴菜がフラれたとき、ヨウが「こういう時は泣いていいんだよ」と、やさしく晴菜を抱き寄せるシーンはキュンとしました。これは好きになっちゃうよ!ていう展開ですよね。晴菜はヨウのことをすきになっちゃいけない、と思うんですが、その気持ちは止められなくて、ついに告白。二人が結ばれるシーンより、そのあと付き合ってからのほうが面白いです。ヨウも照屋さんだから、思ったことをすぐに口にできないし晴菜はヨウに対して好き好きと熱い思いをぶつけるので、読んでいておもしろいです。