悪いが私は百合じゃない

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悪いが私は百合じゃない
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読めば寿命が延びる「ガールズスキンシップコメディ」 5話のレビュー

この漫画の主人公は、女子高に藤堂いつみだ。ネットで買った惚れ薬を好きな男性教師に飲ませるつもりだったのに、嫌いなクラス委員の四方塚さんに対して「薬の実験台に」と飲ませたことが始まりとなって、女の子たちに惚れられまくる「百合百合な日々」を送るGLコメディである。

第5巻の1番の見どころは、いつみの妹のあられがモデルの仕事のために東京へ数日行くことになり、両親も泊りがけでついて行くため一人で留守番をすることになった回である。
いつみは中学時代の部活の後輩の羽根井凜を家に呼んで、自宅でお泊りデートをする。凛が藤堂家に上がってからお話の終了まで、隙なくイチャイチャ、イチャイチャするのがとてもたまらない。
「ラブラブえっちなシーンまで修正無く収録してくださって本当にありがとうございました、その御配慮で救われる命があります」とお礼を申し上げたい。

この話の冒頭で、いつみの母がいつみに「くれぐれも問題は起こさないでよ」と釘をさすのだが、すでに手遅れである。なんといつみはすでに5人の女の子との「アツい」関係があるのだ。
・1番最初に惚れ薬を飲まされた四方塚さん(四方塚邸のベッドで裸で寝たエピソードがマジであります)
・ヤンキーの神定さん(惚れ薬の効果が切れたのに、まだいつみの事が好き)
・神定さんの幼馴染で神定さん大好きな岩垣さん(「神定さんが自分以外と仲良くしている」といつみへの嫉妬に狂い、いつみは危害を加えられたくなくて、「岩垣さんが好きだから神定さんに近づいた」と嘘をつく。それをまんま信じている)
・高身長厨二ガールの白城さん(友達以上の関係になることが5巻収録エピソード内で確定した)
・訳アリ不登校ガールの柳さん(いつみとカラオケボックスでイケナイことをした)

もしも彼女らとの関係が一斉にばれてしまったら、いつみはどんな言動をとるのだろうかと楽しみだ。