高校デビュー

高校デビュー

『高校デビュー』とは、『別冊マーガレット』(集英社)にて2003年9月号から2008年8月号まで連載された、河原和音による漫画作品である。
中学時代はソフトボールの部活一筋で過ごした主人公の長嶋晴菜(ながしま はるな)は、高校生活では素敵な恋をしようと決意し「高校デビュー」を果たす。しかし、自分なりにモテようと努力を重ねるものの空回りばかりで、一向に彼氏ができる気配がない。そんなある日、晴菜は同じ高校の先輩で、女子ウケや男心を熟知しているクールな青年・小宮山ヨウ(こみやま ヨウ)と出会う。晴菜は彼に「絶対にヨウを好きにならないこと」を条件として提示され、恋を実らせるための「モテコーチ」を引き受けてもらうことになる。
本作は『ハンサム・スーツ』を手掛けた英勉監督などのスタッフ陣により実写映画化され、2011年4月1日に公開された。主演は溝端淳平。ヒロインの晴菜役には、本作が女優デビュー作となったファッションモデルの大野いとが起用された。
映画の公開にあたっては、一般から広報部員を募集するキャンペーンやソーシャルゲームの配信、連動した雑誌特集など多角的な宣伝展開が行われた。公開直前には東日本大震災の影響で一部の試写会が中止を余儀なくされたものの、代替イベントとして劇中衣装などのチャリティーオークションが開催されるなどの取り組みも行われた。

tw-1112187027のレビュー・評価・感想

高校デビュー
9

まさに青春を謳歌する女子高生の物語

高校デビュー、という言葉を作ったのはこの漫画かもしれません。主人公の晴菜は中学の時からソフトボール一筋で、何に対しても熱い女の子です。高校生になったら彼氏ができる、と思っていたけれど彼女の経験不足から、まったく彼氏ができません。そんな晴菜をモテるためにコーチすることになったのが、イケメン、ヨウ。ヨウが晴菜にモテるための方法をアドバイスしていきます。こんなこと現実の学生生活では、なかなかないですよね。ヨウもどこか冷たいんですが、それは過去の恋愛経験が影響しているんからなんです。晴菜は晴菜で明るくて天然なので、二人のコンビは息ぴったり。ヨウから、モテコーチを引き受ける条件としてヨウのことを絶対に好きにならない、ということを言われますが、結局晴菜はヨウのことが好きになっていくんです。初めて恋をした相手に晴菜がフラれたとき、ヨウが「こういう時は泣いていいんだよ」と、やさしく晴菜を抱き寄せるシーンはキュンとしました。これは好きになっちゃうよ!ていう展開ですよね。晴菜はヨウのことをすきになっちゃいけない、と思うんですが、その気持ちは止められなくて、ついに告白。二人が結ばれるシーンより、そのあと付き合ってからのほうが面白いです。ヨウも照屋さんだから、思ったことをすぐに口にできないし晴菜はヨウに対して好き好きと熱い思いをぶつけるので、読んでいておもしろいです。