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tagawa1221k3のレビュー・評価・感想

ウルフ・オブ・ウォールストリート / The Wolf of Wall Street
9

金とドラッグとレオナルド・ディカプリオ

監督は「タクシー・ドライバー」や「カジノ」で知られる巨匠マーティン・スコセッシ。主演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「アビエイター」他二作に続き同監督と五度目のタッグを組むレオナルド・ディカプリオです。
物語は主人公ジョーダン・ベルフォートがウォール街で働きだすところから始まります。しかし、働きだしたその日に株価は大暴落、あっという間にリストラされてしまいます。ベルフォートは諦めることなく、天才的なセールス技術を武器にクズ株を売りまくり巨万の富を得ます。自身の会社ストラットン・オークモントを率いてウォール街に返り咲くベルフォートですが、次第にドラックや司法の追及によって身を滅ぼしていきます。
物語は実話で原作はベルフォート自身が書いた自伝本です。とにかくハチャメチャなライフスタイルが延々180分も続くだけの映画にも関わらず、観客を退屈させず二度観三度観させる魅力は演技派の俳優たちが見せる素晴らしい演技にあります。
ベルフォートを演じるディカプリオもその相棒を演じるジョナ・ヒルや妻役のマーゴット・ロビーもドラッグに溺れる自堕落な役どころを見事に演じ切っています。ただ、注目すべきは前半に10分ほど登場するマシュー・マコノヒーです。コカインに依存するビジネスマン役ですが、一度見ると記憶から離れない強烈な芝居をしています。
ぜひご覧ください。

食堂かたつむり
1

どうやって生まれたか

全然面白くありませんでした。まず、食堂の話なのに、料理が美味しそうに見えません。それなのに、中の人はそれを食べて感激して涙が流れたりします。とても嘘っぽいです。料理なんて、美味しそうに映す方法はいくらでもあるし、なんであんなふうになったのかがわかりません。あの料理は食べてみると本当はおいしいのでしょうか。なんかスープはドロドロしてるし、色も変で私なら食べたくないと思いました。あと、主人公の柴咲コウの出生の秘密が、はっ、何それと思えるものでした。柴咲コウは、自分が不倫の末の子なのかと悩んでいましたが、実はちがうとわかるのですが、その方法がホラーです。あり得るのか、いやありえないという方法です。いや、普通に不倫の子であるけど、そのことへの嫌悪感を少し捨てられて前を向いて歩けるようになるという結論ではダメだったのでしょうか。なんか意味不明です。意味不明といえば、ブタが食べられたのも意味不明です。あの豚は家畜だったのでしょうか。ペットならかわいそうです。豚をペットと家畜で分けるのもひどいのかもしれませんが、でもあんなにも、お世話になってて食べるんかいと思いました。映像もなんかファンシーで変でしたし、いいところのあまりない映画でした。