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sono-shioy4のレビュー・評価・感想

追撃機(映画)
8

朝鮮上空での空中戦の醍醐味を描き切った航空軍事映画の名作『追撃機』

『追撃機』は1958年に公開された米国のシネスコ戦争映画で、原作はジェームズ・ソルターによる同名の小説です。製作と監督はディック・パウエルで、出演はロバート・ミッチャムとロバート・ワグナーが朝鮮戦争下の異なるタイプの米空軍の戦闘機パイロットを演じています。
朝鮮戦争中、第二次大戦のエースであったクリーヴ・「アイスマン」・サヴィル少佐は戦線に復帰して、F86セイバー・ジェット戦闘機を駆っていた。彼の司令である「ダッチ」・イミル大佐はサヴィルに飛行小隊の指揮を委ねた。指揮下のパイロットには補充新兵がいて、その名はエド・ペル少尉。才能はあるが傲慢な男です。最初の任務でペルはMig15戦闘機の集団を追跡して、分隊長の援護を放棄しました。分隊長は撃墜されて戦死してしまいます。その結果としてサヴィルはペルを誰か他の指揮下に置くことを求めますが、イミルは彼の要求を無視します。ペルは訓練学校のクラスでトップクラスであり、イミルはペルのことを若き日のサヴィルとみなしていたからです。ペルを成長させうるのはサヴィル少佐しかいないと思われていたのでした。
『追撃機』のことをほとんどの観客は大画面の叙事劇として鑑賞しました。監督ディック・パウエルは重要なアクション場面に登場する軍人とジェット戦闘機に焦点を絞って「真実味」が再現されるように努力しています。きわめて演技力のある、ロバート・ミッチャムを始めとする男優によって演じられ、監督ディック・パウエルによって入念に性格設定された軍人たちーその結果として、称賛に値する作品が誕生したのです。自身も朝鮮でF86パイロットだった空軍中佐によれば、小説と映画を比較すると筋書きは大きく改変されている、とのこと。

ゆらぎ荘の幽奈さん
10

ゆらぎ荘の幽菜さん

この作品はジャンプコミックから出版されたマンガです。
ストーリーは異常に霊感の強い主人公の高校生がゆらぎ荘と言う旅館に住む所から展開します。ゆらぎ荘の住人は女の子ばかりでクセの強い人ばかりでした。そして主人公が自分の部屋に入るとなんともかわいい女の子の地縛霊が住んでいました。主人公の除霊方法は霊を直接ぶん殴る事、ですが相手は女の子しかも人畜無害なので殴れませんでした。そこで主人公が選んだのは彼女のこの世の未練を晴らし迷わずに成仏させる事です。
その間その女の子の地縛霊と一緒に住む事になりましたが、それが波瀾万丈な事になろうとは思いませんでした。女の子の寝相が悪く主人公にあらわな姿で抱きつきながら寝ていて、女の子が恥ずかしさのあまりに主人公を霊力を使い吹き飛ばしたり、住人の一人の女子はくノ一で主人公に手裏剣を投げつけたり、ドタバタしながら住人や地縛霊の女の子達と仲良くしていくいわばラブコメディですがド派手なバトルシーンもあり見応えは抜群です。少しHなシーンや妖怪達とのバトルも必見です。
単行本もありますがアニメ化もされています。この意見を聞いて少しでも面白そうだなと思ってくれたら嬉しいです

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか / ダンまち / Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon?
7

ダンまちの良さ

ダンまちの良さは、一つに主人公が魅力的であることです。
初めて入ったダンジョンで、いきなりの難敵に出会い、それを別の冒険者に助けられて、そのひとに憧れていく。
主人公のベルは、助けてくれた冒険者 アイズ ヴァレンシュタインに恋心をもっていくのだが、アイズの同じ仲間であるベートという獣人に馬鹿にされた言葉を、酒場で聞いてしまっても、心が折れずに努力する姿が、可愛くてかっこいいという二つの要素を持っています
そのベルを助ける、神様と呼ばれるヘスティアもまた素晴らしい。
愛くるしくて、なおかつ強靭な意思も持っている、上司にしたい心の持ち主。
そして、ベルがほれるアイズ ヴァレンシュタインは頼れるのに、少し天然という愛されキャラ。
あと作者の大森 藤ノさんの戦闘の描写も、頭の中で展開されていき、手に汗握ります。
物語の展開も、何気ないところから問題に巻き込まれていくベルが、流されそうになっても自分の意志で立ち向かっていく姿のベルに感動します。
アイズが助けてくれた、モンスターのケンタウロスと戦うベルの姿は誰が読んでも、感動間違いなしです。
イラストレーターのヤスダズズヒトさんの絵も、ベルの頼りない雰囲気を見事に絵にしてくれています。
是非とも一度は読んでほしい作品です。

Sa・Ga2 秘宝伝説 / Final Fantasy Legend II
10

ミリオンを達成した魔界塔士Sa・Gaの続編であり、サガシリーズのミュージック担当といえばイトケンのデビュー作であるSa・Ga2秘宝伝説

前作のシステムであるレベルを撤廃したシステムに磨きをかけてきた今作。
武器に耐久度(使用回数)があるのはそのままに、特定の武器や盾を戦闘中に使用し続けることでステータスを上げていきます。
肉を食べて強くなっていくモンスターも健在ですが、なんといっても新しい種族のメカがいます。
メカは装備するものによってステータスが決まり、武器は耐久度が半分になる代わりに宿屋に泊まると回復するという機能があります。
更に所々にNPCがついてきて5人で戦うこともあるようになりました。
NPCは(若干1名除いて)大体頼りになるキャラばかりで、冒険の助けにもなってくれます。
セリフ回しはおとなしめになりましたがそれでも面白さやキレのいいセリフは健在しています。
特に「いまの あんたが いちばん みにくいぜ!」のセリフはゲームをやった人ならそこに至るまでのシナリオ運びとBGMも手伝って屈指の名台詞です。
敵も最大25体程度まで出てくることが可能なので一気に倒さないと場合によっては全滅必至というのもこのゲームの見所です。
BGMは後のサガシリーズでBGMを大方担当しているイトケンこと伊藤賢治さんに、ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みの植松伸夫さんが担当しています。
特に前者はこれがデビュー作なのですがデビューとは思えないほどBGMにキレがあって、特にボス戦のBGMは3和音とは思えない出来栄えです。
バグ気味の裏ワザも健在で特に秘宝の数によってゴミ箱を選択することで使える様々な効果、ドラゴン持ちだし技の2つを使うとこの秘宝伝説がまた違った楽しみ方が出来てしまいます。
何度でも遊びたくなるこの作品は非常にオススメです!

大神
8

リマスターされ続ける名作「大神」をプレイ

大神というゲームタイトルがある。2006年カプコンから発売されたPlayStation(プレステ)2のゲームだ。
大神は任天堂やプレステの後継機、さらにはsteamなど様々なゲーム機種にリマスター版として生まれ変わり対応し続けている。
恥ずかしながら私は内容を全く知らなかったのだが、ネットでの人気の高さはかねがね気になっており、ついにswitch版を入手しプレイするにいたった。
大神のグラフィックやは独特で、筆で描いたような3DCGキャラ達が可愛らしい。ゲームシステムも筆を使用した画期的な仕様で、謎解きや戦闘アクションに活用される。
操作性は少々独特だが、コンボや敵ごとの倒し方の違いが楽しい。
物語は様々な日本の神話や昔話がモチーフとなっていて、日本人には馴染みのある展開がそこかしこにある。
ストーリーは、復活した妖怪ヤマタノオロチを再び封印するため、アマテラスも復活。失った力を集めつつ妖怪を倒す旅に出るというものである。
最後までプレイして感じたのは、まさしく”王道”のストーリー。人々を救い強敵を打ち砕いて平和を取り戻していく「よくあるRPG」だった。
しかしそのストーリーを彩る演出、音楽が大変素晴らしかった。陰鬱としたダンジョンが多く、返ってそれがステージクリア時の爽快感に強く繋がる印象だ。BGMも和楽器が場面ごとを飾り付け感動もひとしおだった。
八百万を信じる日本人ならではの感動やストーリーだった。まさに”神”演出の光るゲームだ。