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shiori1219g6のレビュー・評価・感想

パディントン / Paddington
6

動物と人間の絆物語

もともと親のいなかった熊パディントン。おばさんに助けられ育つが、老熊ホームへと入ることになったおばさんと離れて自立へ。探検家の言う通りにこの機会にロンドンへと向かおうとするパディントンの勇気。育ての親がいるジャングルから人間の世界へとやってくるという展開から物語がスタートする。
偶然出会ったファミリーに親切にされて共に暮らすようになる。なぜ、人は熊であるパディントンを受け入れたのか、まるで人対人の出会いのように、ごく自然と家族に迎えられてゆく。そのあたりの不自然さを感じさせない明るさ、温かさがパディントンを受け入れたファミリーにはある。そこが児童文学作品らしさ。
パディントンはジャングルを訪れた冒険家を探そうと試みるが、事実は悲しいものだった。
その後、街にも家族にも馴染んだ熊のパディントンが巻きこまれる事件は、パディントンと家族の絆さえ強化してゆく。
子供の心で映画を楽しむとベスト。なぜ?などと深く考えてはならない。
児童文学作品として動物愛護、人畜共存のメッセージが隠されているのかもしれない。
ママの描くデザイン、ママのファッションセンス、英国の街並みや家、家具なども映画の見どころとなる。

SUNNY 強い気持ち・強い愛
9

全世代にオススメの涙あり笑いありの映画です!

高校生で仲良しグループ(サニー)だったメンバーの、高校生時代・大人時代の2つの時代構成で出来ている映画です。使われている音楽や雰囲気など、誰もが楽しくて無敵だったと思える高校時代の様子。大人が観ると、あの頃はただただ楽しかった、悩み事なんてちっぽけだったと思う人が多いのではないでしょうか。それぞれが別の環境で大人になり、人には言えないような悩みを抱えていたり、こんなはずじゃなかった…というような思いを持ちながら暮らしている様子が、涙を誘います。そんな時に、サニーのメンバーに再会することで、昔の自分を思い出し、前向きになっていく様子が勇気づけられました。同じ友達と同じような毎日を過ごして、なんでもない事で笑っていた幸福感を思い出させてくれました。学生時代と違い、わざわざ連絡をしないと会えない環境だからこそ、たまにはみんなで連絡を取り合って集合したいと考えさせられます。
あらゆる世代が観ても楽しめる映画です。大人が観ると、昔を思い出して懐かしい思いになりながらも、前向きになれる。高校生が観ると、今の時間の大切さを実感し、勉強も大切だけど、毎日当たり前のように会える友達を大事にしようと思える。高校生以下が観ると、これからどんな風になっていきたいかと考えるきっかけになる。
とにかく多くの人におすすめの映画です。