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saki2のレビュー・評価・感想

ツルネ ―風舞高校弓道部― / Tsurune
10

男子高校生×弓道

弓道に興味はあるだろうか。
我々の生活の中では普段なかなか目にしないであろうスポーツである。そんな弓道を題材として京都アニメーションにより作られたアニメがツルネである。
スポーツアニメであるからには、初心者の主人公が弓道を始めて強くなっていくなどの王道ストーリーをイメージするだろう。しかし、ツルネという作品は一味違う。主人公は弓道が大好きな男子高校生・鳴宮湊。彼が早気スポーツでいうイップスに罹っている状態から始まる。
大好きな弓道から離れようとしている主人公がとある弓道場で不思議な男性に出会ってからもう一度弓道に向き合うまでの物語である。
京都アニメーションが制作しているので一つ一つの描写の細かさ丁寧さがより弓道に興味や臨場感をもたせている。またツルネを再構築した劇場版では音がさらに進化していた。ツルネというタイトルだけあり、劇場で聞いた弦音は思わずビクッとするほどのリアルさと迫力があった。
弓を引く者による弦音の違いの再現も本作をさらに魅力的なものにしている。
アニメの中では弓道のルールや試合運びを知らない人にも分かるように作られており楽しめる内容だ。
スポーツアニメをたくさん見てきてありきたりなスポーツでは飽きてしまった人や、変わった題材のアニメが見たい人スポーツアニメが好きな人にもぜひ見てほしい作品だ。

LUCY/ルーシー
10

スピード感溢れる世界観に引き込まれ、ひとときも目が離せませんでした!

2014年に日本で公開されたアメリカの映画です。
概要は、人間は自分の脳のほんの数%の能力しか使っていないという事実について、仮に100%の力を使うことができたら何が起きるのか、という内容がメインテーマになります。
この映画の面白い点は2つあり、1つは題材が人類が抱いてきた普遍的な疑問であること、もう1つは登場人物の状態の変化に伴って世界観が躍動的に変わっていくところです。
人間の脳という題材は、誰しも一度は考えたことがあるテーマかと思いますが、その脳が進化していったらどうなるのかということについて、明確な事実があるわけではありません。
だからこそ、作中の人物の脳が発達していく中で、次の展開が予測できず、ある意味夢のある内容になっていると思います。
また、登場人物の脳が進化を始めてからの展開が非常にスピード感があり、約90分間の映画が一瞬であるかのように感じられるほどひとときも目を離すことができない作品でした。
題材は脳科学であるものの、誰にでも理解できる内容や解説があるため、誰が見ても楽しめる作品になっていると感じます。
映画を見てスカッとした気分になりたい人や、スリリングな映画が好きな人におすすめの映画です。

イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man
10

仕事で「NO」と言いたい私は、この映画に出会いました。

仕事で私は「NO」と言えません。世間一般で言う所のイエスマンです。
ですが、この映画で登場する主人公は仕事でもプライベートでも「NO」としか答えません。私はそんな主人公がとても気になって映画を見てみようと思いました。
この映画の主人公カール・アレンを演じるのはジム・キャリーです。ジム・キャリーと言えば、コミカルな演技がとても素敵ですね。
ところが、主人公のカールは最初とても暗い人間でした。離婚したことでふさぎ込み、それ以来仕事でもプライベートでも、とにかく断るようになっていました。そんな日常を送っていたカールにある日、ニックという知人が訪れて「イエスマンになって人生が変わった」と言って怪しげなセミナーの冊子を渡してきます。ひどい夢を見て将来が不安になっていたカールは軽い見学のつもりでセミナーに参加することにしました。
そしていよいよ参加する日となりカールは怪しげなセミナーに行きました。紆余曲折あり、カールはセミナー代表のテレンスというおじさんと1対1で話をすることになります。そして、そのテレンスというおじさんと2つ誓いを交わします。カールは乗り気ではないのですが、その場の大勢の参加者が集まるホールの雰囲気にのまれ誓いを交わすことになりました。その誓いとは「イエスと言えば人生のすべてが変わる」ことと「イエス以外の答えを言えば災いが起こる」の2つです。
なんとかその場を誓いを交わすことで乗り切ったのですが、外に出た直後ホームレスから車に乗せてくれと頼まれました。いつものカールなら当然断るのですが、まわりにはセミナー参加者がたくさんいました。その状態で断ることが出来なくて、カールは「イエス」と答えます。この最初の「イエス」からカールはどんどん「イエス」としか答えなくなり、カールの周りはどんどん変化していくという話です。
ここでは最初の方しか書きませんでしたが、この映画は最後、イエスマンと化したカールがどうなって行くのかというのが面白いところです。主人公のカールがイエスとしか言わないことで続々とトラブルやイベントが発生していきます。私は普段イエスマンで「NO」と言えるようになりたいと考えていました。この映画に出会ったことで、イエスかノーではなく自分の意見をしっかりと言えるようになりたいと考えるようになりました。このコメントを見てくださっている方で同じようにイエスマンを直したいと思っているのなら、この映画はおすすめです!
きっとあなたもこの映画から「何か」を感じ取れると思います。

ストロボ・エッジ / Strobe Edge
9

叶えたいけど叶えられない純粋な恋だと思っていた

少女漫画の実写版で毎朝通学の時一緒の電車に乗る男の子に恋する高校生の女の子のお話。
一目見るだけで嬉しくて、話せたらもっともっと嬉しくて、その先を期待してしまう。勇気を出して告白するが、彼女がいると断られてしまう。彼には彼女がいる。そんなこと分かっていても、簡単には諦められない。純粋にただ好きという気持ちを持ち、心から相手の幸せを祈る。

そんな恋する主人公、木下仁菜子を演じるのは有村架純、相手役の一ノ瀬 蓮を演じるのは福士蒼汰。
見た目からほんわかした2人。順調に育まれそうな恋だけど、最初から彼に彼女がいることがただのハッピーな恋と片付けられない。それまでの少女漫画とは少し違う。

同じクラスになり、少しずつ友達として2人の中が縮まっていくのを、心配して見ているのが、蓮の彼女是永麻由香(佐藤ありさ)、仁奈子に片思いをする安堂拓海(山田裕貴)。
学生だがモデルの仕事もする麻由香は、両親が離婚危機にあり、少し情緒不安定。「変わらないものはない」という事実を親から突きつけられ、蓮もいつか離れていってしまうのではないかと不安になる。
蓮は仁奈子を気になっている自分に気づくが、その思いに蓋をすることが正しいことだと、麻由香を精一杯支え続ける決心をするが…。一方の拓海は蓮の気持ちに少しずつ気付きつつ、自分の思いを仁奈子に伝え続ける…。

この映画は何回みたか分かりません。それくらい魅力的な映画です。どの出演者目線でみるか、それによっても気持ちがどんどん変わっていく映画です。ただ、最後にはみんなそれぞれ自分の思いを大事に前に進んでいきます。青春っていいなと思わせてくれる映画です。

鉄道員
10

イタリアの映画界が誇る、世界的な名作。

この作品を初めて見たのは中2の時の映画鑑賞で見て深い感動を受けました。イタリアの鉄道員一家の家族愛の物語。鉄道員の父で厳格、やさしい母親、父に反発する娘、幼い弟、どこにでもある平凡な家族が主人公、ビスコンティのような上流階級は出てこない。あくまでも庶民の話。給料の賃上げをめぐって組合はストに突入。しかし父はストには反対、列車を走らせる。組合は彼を糾弾し孤立無援、娘との関係も更に悪くなる。やさしく支える母親、父を尊敬の目で見る末の弟、ストはやがて解決。父も仕事に返り咲くが娘との間は、元のままだが……一応平和な家庭が戻るのだが、ある日の夕食一家団欒和気あいあい、父は寝室にギターを弾きながら鼻歌を歌い……静かに息を引き取る。家族の笑い声を聞きながら……。イタリアの小市民の家族を描いた歴史的名作。監督はピエトロ・ジェルミ・主演もし名演技、末の弟の子役がうまくて可愛い、音楽も名曲、今の若い人たちにはイタリア映画に触れるチャンスはあまりないのでしょうが実に不幸です。心を揺すぶられる名画を見ましょう。

Taylor Swift / テイラー・スウィフト
9

恋する女の子は要チェックな歌手

テイラー・スウィフトは世界中で有名なアーティストの1人です。
彼女の書く歌詞は恋愛ものや、普段の生活を元気にしてくれるような歌詞がとても多いです。
もし海外セレブが好きな人でしたら、彼女の歌詞は誰かに向けて(元彼など)書いてることも多いので、その辺りも調べると面白いかもしれません。
テイラー・スウィフトで特に有名な曲は「We are never ever ever getting back together」です。テラスハウスという番組のオープニングテーマとなっており、有名になりました。
私たちは絶対によりを戻さない、という内容の曲ですが、この曲のPVもとても可愛いので必見です。
また、 テイラー・スウィフトはファッションでもとても有名です。
彼女のメイクや、服装にも是非注目してみてください。
彼女の最新アルバムは、2019年に発売された、「Lover」というアルバムで、その中でも「ME!」という曲がおすすめです。
この曲は冒頭で「断言するわ、私みたいな人にはもう出会えないって」という歌詞があり、お互いを思い合っている曲になっています。
とても可愛いPV、曲調、歌詞で聴いていてハッピーになること間違いなしです。
可愛らしい音楽が聴きたい人、好きな人は是非テイラーの曲を聴いてみてください!

ドラゴンズドグマ オンライン / Dragon's Dogma Online / DDON
7

CAPCOMの送るオンラインRPG

ドラゴンズドグマシリーズの特徴をそのままに、大人数がプレイできるオンラインゲームです。
プレイヤーキャラのジョブは大まかにアタッカー・タンク・ヒーラーに別れ、パーティーでの攻略が重要となるバランスになっています。それでも一人で遊びたい、という人にもポーンという従者を持つことでAIが仲間として戦ってくれますし、他プレイヤーの強力なポーンをレンタルすることもできるのがありがたく感じます。
アタッカーの中でも複数のジョブがあり、それぞれに操作性が大きく異なるため、得意ジョブを見つけたり複数のジョブを極めるなど無限に近い楽しみ方があります。
戦闘では巨大なモンスターと戦うことも多く、中でも大きな人型のモンスターと戦うのは他のゲームではあまり味わえなかった楽しさです。
相手を揺さぶり疲れさせ、弱点を見つけ出し、ダウンさせて一気に集中攻撃で大ダメージを与えるのが、攻略のパターンです。
大きなダメージを与えるアタッカー、敵の注意を引きつけ仲間の命を守り攻撃チャンスを作るタンク、仲間を回復し敵の弱点を見つけるヒーラーと、どれが欠けても攻略が困難になるというロールプレイの重要さは、オンラインゲームとしていいゲームバランスを楽しめました。
残念ながら、2019年12月5日9:59にてサービスは終了しました。