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pop_cat81s9のレビュー・評価・感想

RUN/ラン
8

「RUN」「逃げろ」彼女は何から、誰から逃げるのか

RUNは日本語にすると「走る」「逃げる」などの意味がある。単純ながら興味をそそる題名だ。
2021年公開のサスペンス映画「RUN/ラン」とはどのような映画なのか。
病気によって体が不自由で車椅子生活を余儀なくされ、郊外の一軒家で母と2人で暮らす高校生クロエ。学校にも通えないクロエは自宅学習で大学進学を目標に一生懸命勉強していた。そんなクロエの世話を献身的にしてくれる母ダイアン。車椅子生活でも問題なく暮らしていた2人なのだが、大学進学が近づくにつれ、クロエは自分の病気のことや母の行動に不信感を覚え始める。
大まかなストーリーはこのような感じで、題名からも多少は想像できるのであまり詳細を語るとすぐにネタバレしてしまう。車椅子で体の自由がきかない、そして逃げなければならない状況になるであろうことを想像すると、それだけで恐怖を感じる状況ではないだろうか。そして、母という存在は大抵の子どもにとってある意味絶対的で疑いようもないものである。その母に対して疑念を持った時、それまで信じていたものが一気に崩れ去る恐怖はなんとも言い難い。
単純な殺人鬼からにげる物語とはまた違う、静かにゾワッとするような感覚を体験できる映画がこの「RUN/ラン」である。

親切なクムジャさん
5

イ・ヨンエさんの熱演がすごい。

今回紹介する映画は「親切なクムジャさん」です。イ・ヨンエさん演じるクムジャは、幼児誘拐・殺人の罪で13年も服役した囚人です。

しかし、実は殺人は犯しておらず、可愛い一人娘を人質に取られ、殺人の罪を被ったのでした。刑務所でのクムジャは絵に描いたような模範囚人で、皆に優しく接します。

しかし、その笑顔の裏では出所した後の復讐の計画を虎視眈々と進めており、刑務所内で"親切なクムジャさん"と呼ばれるほどの人物ですが、その裏では巧妙な方法で恩を売り、仲間を増やしていきます。

そして、出所後はそれまでの優しい笑顔は一切無くなり復讐の決意を示すかのように赤いアイシャドウを塗り、先に出所した仲間に連絡を取り、復讐を進めていきます。

ここで好きなシーンが1つ。出所したクムジャに逮捕時にニュースで流れたクムジャの姿に魅入られたキリスト教の伝道師が出迎えて「豆腐の様な白い心で二度と罪を犯さないように食べて下さい」と言って差し出した四角い豆腐を、無表情で指を皿に引っ掛けて落とし「余計なお世話です」と言います。この台詞は当時、韓国で流行ったという記事を見た事があります。

出所後に最初に訪ねた仲間がキム・ヤンヒという美容師に連絡を取り、住む場所を提供してもらいます。このキム・ヤンヒ役の女性、リップスティックという日本のドラマに出演されていた真柄佳奈子さんに少し雰囲気が似ています。

次にクムジャはウ・ソヨンという女性を訪ねて、服役中にコ・ソンスクという女性から入手した古い銃の設計図を渡して製作をを依頼します。コ・ソンスク役の女性、山村紅葉さんに少し顔が似ています。

クムジャは次にオ・スヒという女性を訪ねて、銃のグリップに取り付ける装飾を依頼します。

次にクムジャは復讐の相手であるペクという男性とクムジャの依頼で結婚しているパク・イジョンという女性と連絡を取ります。
服役中に考えていた計画が着々と進んで、いよいよ形になっていきます。話のテンポが軽快で、観ていて飽きません。主演のイ・ヨンエさんの優しい顔と冷たい顔のギャップが素晴らしいです。

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
2

話がわからなすぎる

ピューと吹く!ジャガーの実写映画です。私は原作漫画がすごく好きだったのですが、本作はおもしろくなかったですね。ジャガーさんはまあジャガーさんぽくはありました。要潤さんなのに、ジャガーさんに見えたことはすごいと思います。そして、小木さんもすごくいい味出してました。ほんとうにいろんなキャラが出てきてて、再現率もほぼ高かったです。キャラが出てくるたび、「あっあの子も出るんだ」とうれしくなりました。だからキャストが悪いんじゃなくて、脚本のせいだと思います。でもそれだけですね。もともと不条理ギャグ漫画かもしれませんが、一応「ピヨ彦が嫌がってた笛をすることになる」っていう話なんだから、ストーリー性のある内容にできたはずなんですよね。なのに、なんであんな意味不明な話になってしまったのか、不思議です。やっぱり笛科の仲間達が集まってくるシーンをするのが良かったのではと思いました。ジャガーさんが笛でカチカチするシーンとか、原作の名シーンを入れ込んでて、それはよかったので、もう少しどうにかならなかったのかなと思います。残念です。あと、ギャグが寒いです。やはり絵と字でよんでおもしろいものと映像で見ておもしろいものはちがうのでしょうか。結構最初から無謀な挑戦だった気がします。

あさひなぐ
7

みんなキラキラしている

乃木坂さんやアイドルの子たちってキラキラしているので青春映画にぴったりだと思います。ヒロインの旭さんは不器用な感じで、とても共感できました。
薙刀ってそんなにメジャーなものでもないので、それが知れて良かったです。なんとなく女の人、それもキリッとした人がしているというイメージでしたが、本当にその通りで、薙刀をしているとき、みんなキリッとした顔をしていてとても綺麗でした。とくに天才だと謳われている真春役の白石麻衣さんは本当に素敵でした。皆に期待されて、自分でも気が付かないうちにプレッシャーに押しつぶされてしまっていたところとか、部活あるある、青春あるあるって感じです。結局、勝って終わるとかじゃないところもリアルだと思います。
でも、原作は連載だし、本当はもっと色々あるのでしょう。映画だとそれを短くまとめているので、消化不良でした。もっと旭の練習も見たかったし、いろんな試合を見たかったです。部活をあまりきちんとしてこなかった身としては、キラキラしていて身をつまされるところもありましたが、とてもいい映画でした。アイドル映画だと思っていたけど、そんなことなく、すごくいい映画だったと思います。

美味しんぼ
9

グルメ漫画の金字塔です

この美味しんぼという漫画は、グルメブームの火付け役ですね。この漫画が連載され始めたころは、ちょうどバブル経済の真っただ中だったので、若い人でも高級レストランに行く余裕が出てきたころ合いでした。漫画やアニメの媒体として、グルメという言葉が市民権を得やすい状況だったと思います。ですが、このアニメの魅力はその職に対する専門性だけではなく、登場人物の魅力にもあると思います。陶芸家で美食倶楽部の越智主である海原雄山の、傲慢で人を人とも思わないという人柄が、現実に目の前にいたら関わり合いになりたくはありませんが、漫画としてみる分には面白いですよね。まじめな性格の栗原ゆう子とは対照的な、ぐうたら社員の山岡士郎と、実の父親である海原雄山との対立が面白いですね。栗原ゆう子と山岡士郎の結婚までで連載を終わらせるつもりだったと、漫画のあとがきで書いてありましたが、これほどファンが増えると、連載を終わらせるわけにはいかないのだろうと思います。この漫画に出てくる究極のメニューと至高のメニューをぜひ食べてみたいですが、誰かがお金を出して私のために調理してくれないと、私の料理の腕では無理なように思います。

DREAMS COME TRUE / ドリームズ・カム・トゥルー / ドリカム
9

幅広い年代に人気

ボーカル吉田美和さんとギター中村正人さんの2人からなる日本のバンドです。一般的な略称はドリカムですが、さらに縮めてドリやDCTとも呼ばれています。元メンバーは西川隆宏さんです。2002年3月21日付で脱退しています。担当はキーボードでした。
現在まででシングル53枚リリースしています。アルバムは18枚リリースしています。ベストアルバムは4枚リリースしています。コレクションアルバムや非公認アルバムなどたくさんリリースした作品があります。
たくさんのタイアップをしてきました。フジテレビ系ドラマ『救命病棟24時』では全てのシリーズで主題歌を担当しています。第3シリーズである「何度でも」という曲は、コンサートで歌うととても盛り上がります。カラオケでも歌う人が多く、とても人気がある曲です。「未来予想図II」は音楽の教科書にも掲載をされています。 NHK連続テレビ小説「まんぷく」主題歌にもなりました。「あなたとトゥラッタッタ♪」という曲を聞くと、まんぷくの映像が出てきます。オープニングで福子が踊っている映像が自然と流れてきます。
CMにもたくさん出演をしています。ENEOSでは吉田さんと共演をしています。