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paseo_denyのレビュー・評価・感想

鳴ル銅鑼
10

妖艶なヴォーカルがみせる世界

鳴ル銅鑼とは、4人グループで現在東京で活動している、男性バンドグループです!
他のグループとおおきく違うのは、なによりボーカルの三輪和也の声です。彼の声は聞く人の耳にささります!
作詞作曲はほとんど彼がしており、歌に感情が入っていて、何度聞いても飽きません。そして耳から離れなくなることもあります。
代表曲は「阿」これは、親しみが もちやすく歌詞の通りくせになります。LIVEではオーディエンスが、手を真上に挙げサビで左右にふります。やらなくても、後ろからみる景色は一体感があり最高です。
そして、バンドメンバーの、カバ、グローバル徹、岩田遼平も彼の魅力にどっぷりつかっているので、彼らの奏でる音楽は一体感があり、自信にみちあふれています。
彼らの出身は岐阜県なので、LIVE中に方言がでてしまい
地元の仲間でやっている感じがして親しみがもてます!
ちなみに全員同じ歳です。
また、ロッキンにも出演したこともあるので、プロにも認められています!
彼らのファンには椿屋四重奏、椎名林檎などのファンが多く、彼らもファンのようです。
最近ではボーカルの三輪和也は、個人で活動しはじめてしますが、バンド活動を知ってもらうためでもあるみたいです。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

スポーツ漫画の最高峰

日本でバスケットボール漫画は複数存在します。代表的なところで言うと『あひるの空』、『DEAR BOYS』、『黒子のバスケ』などでしょうか。そんな中、歴代No.1に輝くのが『SLAM DUNK』です。バスケットボールの枠に収まらず、種目の垣根を超えてスポーツ漫画全体を見ても歴代最高峰クラスの1つだと自信を持って言えます。
週刊少年ジャンプで1990年から1996年まで連載された漫画で、『SLAM DUNK』連載以降、学生を中心に日本のバスケットボール人口が飛躍的に増加しました。
物語は、バスケ初心者の主人公桜木花道が秘められた才能を開花させていきながら、身体的・精神的に成長していくストーリーです。
主人公の桜木以外にも個性的なキャラクターが多く登場します。特に桜木と同じ高校でチームメイトとなる5人(主力4人、ベンチメンバー1人)は、それぞれ様々な境遇や過去を持っており、作品を読んでいて必ず追体験や感情移入をすることができます。
また、物語は桜木がバスケを始めてから高校1年のインターハイまでのストーリーです。つまり作品の中では実質4ヶ月程度しか経過していないのです。その中で成長していく、とても濃密なストーリーとなっています。
ハマること間違いなし!『SLAM DUNK』を読めばきっとアナタもまだ読んだことない人に勧めたくなることでしょう。

ソマリと森の神様
8

親とは何なのかを考えさせられる

物語はとある森から始まる。
森の番人ゴーレムは、ある日森で人間の子供と出会う。
自分の名前すらわからない人間の子供に、ゴーレムはソマリという名前を付け共に暮らすこととなる。
ゴーレムには感情がない。並外れた分析力で無駄を省き、効率の良い選択だけをして生きている。
ソマリはゴーレムをお父さんと呼び、ちぐはぐな関係で生活を続けていく中でいつしか親子のようになっていたのだが、寿命が近いゴーレムはソマリを人間の元に返すために旅に出ることを決める。
世界は、人間と人間ではない種族の間で起こった戦争により、人間ではない種族「異形」が支配している。
人間は迫害され、食料とされてしまう。
人間ということを隠しながら、人間を探すソマリとゴーレムの旅を描いたアニメ。

感情のないゴーレムは、旅をし、色んな「異形」や人間と出会い、ソマリを助ける中で少しずつソマリを想う気持ちが強くなっていく。
親として何が正しいのかを探っていくゴーレムの姿を自分と重ね合わせて、親とは何なのか、家族とは何なのかを考えさせられる。
ゴーレムの寿命は1000年。ちょうど1000年で体が崩壊してしまう。少しずつ崩壊する体、終わりが見えている旅の中で、ソマリは人間の元に帰れるのか、そして、ゴーレムとソマリ親子はどのように終わりを告げるのか。続きが気になる作品だ。