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mzk_91194のレビュー・評価・感想

まちカドまぞく
8

日常と魔法の融合!心温まる作品『まちカドまぞく』の魅力

アニメ『まちカドまぞく』は、そのユニークなストーリーラインと愛らしいキャラクターデザインで、視聴者を魅了する作品。日常とファンタジーの要素が巧妙に織り交ぜられており、軽快なコメディと心温まるドラマのバランスが絶妙です。

不慣れな魔族としての役割に戸惑いながらも、成長していく主人公。彼女は、日常生活の中で直面する多くの障害を乗り越え、自身のアイデンティティを確立していきます。このキャラクターの成長過程は、視聴者に強い共感を呼び起こし、彼女の挑戦に心から応援したくなるような感覚を与えます。

個々のキャラクターもまた、アニメの魅力の1部です。彼らは独自の個性と背景を持ち、それぞれが物語に独特の色を加えています。友情、ライバル関係、家族との絆など、彼らの間の関係性は物語に深みを与え、視聴者を引き込む要素の1つとなっています。

アートスタイルについても言及せずにはいられません。カラフルで表現豊かなアニメーションは、視覚的に楽しい体験を提供します。キャラクターデザインは独特で魅力的であり、それぞれのキャラクターの性格を反映し。また、音楽も物語の雰囲気を高める重要な要素であり、感情的なシーンをさらに引き立てます。

ストーリー自体は、ネタバレを避けながらも言及する価値があります。このアニメは、ただのファンタジー冒険物語ではなく、自己発見と自己受容の旅でもあります。主人公と他のキャラクターたちが直面する挑戦は、視聴者にとっても共感できるものです。

総じて、『まちカドまぞく』は、そのユニークなキャラクター、心温まるストーリー、美しいアートスタイルで、あらゆる年齢層のアニメファンを楽しませること間違いなしの作品。日常生活からの小さな逃避を求める人々にこそ見て欲しい、おすすめのアニメです。

ダイ・ハード3 / Die Hard with a Vengeance
6

アクション洋画感想

1995年に公開されたアクション映画で、ブルース・ウィリス氏の代表作「ダイ・ハード」シリーズの第3作めにあたります。
主なあらすじは1作目に登場した犯罪者ハンスの兄から数々のデス・トラップを仕掛けられたジョン・マクレーンが偶然巻き込まれる羽目になった家電修理店を営むゼウスを相棒にまたも不運なめにあうという流れで、前2作ではクリスマス・イブの日に限って不運にも大事件に巻き込まれ続けたマクレーンが初めてクリスマス以外の場で事件に巻き込まれる形になっています(どちらにしろ運がないのですが…)。
またクリスマス以外にも1作目では高層ビル、2作目では空港と限られたエリアで戦ってきたのに対し、本作ではニューヨーク中を駆け回る羽目になったりと、こちらも新たな試みが加えられていて、また、どちらかと言えばマクレーンというよりゼウスの方が巻き込まれた不運な役回りの印象が強まっています。
このように本作では1~2作目にはなかった数々の新機軸が盛り込まれていますが、やはり2作続いた「主人公がクリスマスに不運な目にあう」というイメージがファンの間で根強かったのか、4作目にいたるまで10年以上の空白期間になってしまったのが残念な結果といえますが、本作単体で観た場合、マクレーンとゼウスの凸凹コンビぶりはこれはこれでいい味を出してると思いました。

三浦大知
10

期待を越える世界的エンターテイナー三浦大知

三浦大知の全身全霊のダンスや歌唱力は素晴らしい。ミックスボイスで男性には難しい高音域も見事に歌い上げる。彼の表現力は感情を動かす。まだ聴いたことのない人は彼の可能性を感じてみてほしい。
ここからは歌詞と表現力について語る。彼の曲は応援ソングととれるものが多い。それは彼自身のアーティスト経験によるものだろう。歌に励まされ楽しいと感じ期待以上のエンターテイメントを提供する。それがみんなの励みになればという思いが伝わる。アルバム『HIT』には彼の思いが表現されている。「Darkest Before Dawn」では努力していくなかで孤独を感じ苦しい現実を経験した人に響く曲だ。不可能かもしれないと諦めたくなった時ほど孤独を感じてしまう。PV では崖の上で激しいダンスを踊っている。楽しそうに踊る姿は勇気を与えてくれる。Hang In There では崖から落ちそうになる状況から踏んばって(Hang In There )というメッセージが込められている。彼の歌詞にはとっつきやすい、親しみを感じるフレーズが多く登場する。
『球体』というアルバムはこれまでに三浦大知が挑戦したことのなかった、和風だけれどもEDMのような新しさがある。アルバムで一つの物語が完成しているのも面白さだ。Nao’ymtとのコラボという事もあり業界でも話題になった作品である。ぜひCD&DVDを視聴して凄みを感じてほしい。
音楽のわかる人もわからない人もみんな「楽しむ」「感動する」ことのできるスタイルで活動している三浦大知に注目してほしい。

17歳のカルテ / Girl, Interrupted
7

内省的な気分になれる映画

精神病棟を舞台にして、そこに入院して生活している少女達を描いた作品です。主人公として登場するスザンナ・ケイセンの自伝小説を映画化しています。スザンナ・ケイセンの病は境界性人格障害というもので、同じくこの病気を患った経緯を持つウィノナ・ライダーが主演を務めています。精神病にかかってしまった少女達のストーリーは気軽に楽しめる話ではありませんが、ちょっと立ち止まって自分の内面と向かい合いたいときにオススメです。

病棟で暮らす少女達の一人、リサを演じたアンジェリーナ・ジョリーは、その迫真せまる演技でアカデミー賞を受賞しましたが、リサというキャラクターには「イラついた」と語っています。アンジェリーナ・ジョリーがそう言うのも納得で、リサはお山の大将のように振る舞う悪ガキで、自分の病気を治そうともしていないし、他の入院患者の少女達の病状が良くなることを願ってもいません。つまり、まったく建設的な考えがないのです。それが精神病が引き起こすものなのかもしれません。主人公のスザンナも自分の人生に対してポジティブな考えを持っておらず、むしろ破滅的な行動をした為に病気と診断され、病棟にやってきました。

前向きな気持ちや考えが持てないときというのは、自分にとってとても苦しいものです。しかし映画の中の少女達ほどではないとしても、そういうときは誰にでも訪れるものです。自分の人生や自分自身を壊してしまうようなとき、そんなときの脱出方法をこの映画の中に見つけられるはずです。