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mamefuku689のレビュー・評価・感想

ゼノブレイド3 / Xenoblade 3 / Xenoblade Chronicles 3
10

ゼノブレイド3 レビュー どんなゲーム?

「ゼノブレイド3」は任天堂の子会社である、モノリスソフトが開発した2010年にWiiで発売されたゲーム。「ゼノブレイド」シリーズの最新作。

シリーズ初代の「ゼノブレイド」そして「ゼノブレイド2」が融合した世界が舞台で「ゼノブレイド」シリーズの集大成という位置づけとなっており、2作をプレイをした人は勿論、シリーズを未経験者でも入りやすい作品となっている。

「ゼノブレイド」シリーズをやっていた人ならば、頭に入りやすい部分はあるかもしれないが、「ゼノブレイド3」はストーリーや世界観などは、ほぼ独立していて過去作をやっていて楽しめない…というような場面などは少ない。その為、「ゼノブレイド3」から初めて「ゼノブレイド」シリーズに入るという方にもオススメできる。

舞台となるのは、「ケヴェス」と「アグヌス」という2つの国家が長きにわたって戦いを続けてきた「アイオニノン」と呼ばれる世界だ。その世界で戦う主人公を含めた兵士たちの寿命はたったの10年。寿命をまっとうすると、「成人の儀」と呼ばれる名誉ある儀式によってその人生を終える。

そして、対立する「ケヴェス」と「アグヌス」に住む、「ノア」「ユーニ」「ランツ」「ミオ」「タイオン「セナ」計6人は、とある事件をきっかけに手を取り合い行動を共にすることとなり、「世界の真実」と両国のどちらでもない「本当の敵」探すべく旅立つことになる。

椿町ロンリープラネット
8

心が浄化されるマンガ

高校二年生の住み込み家政婦、大野ふみと家主で小説家、木曳野暁が不器用ながら恋をしていく物語。
物語はもちろん、作品の絵がとても丁寧に書かれています。浴衣を着る場面がありますが、浴衣に着替えて登場するふみの姿。綺麗な中に歳相応の可愛らしさが書かれています。
その姿を見た暁先生の反応もまたいいんです。
日ごろから口数が多くなく、気の利いた言葉なんて言わない。ふみのことは歳の割に落ち着いた高校生。としか思っていない暁先生がふみのことを女性として、意識した瞬間なのでは。それでも、その気持ちに本人は気付いてない様子。
二人の恋のライバルも登場しますが、ライバルもいい人。少しモヤモヤするものの本当に嫌なやつではなく、ライバル達の気持ちにも共感できます。登場人物に強いアクのある人がいないので、比較的に心穏やかに読み進むことができるのではないかと思います。
幼いころに母親を亡くし、父親と二人で暮らしてきたふみ。暁先生も幼少期に義母と生活をしていて、うまくいかないわだかまり。そんな二人の心の中の寂しさがお互いの存在によって、埋まっていく様子に優し気持ちをもらえます。
全14巻で完結しており、ストーリーも読みやすいです。そして何度も読み返したくなる本です。読み終えた時に心が穏やかになるので、落ち込んでいる時にもおすすめします。