majin37g9@majin37g9

majin37g9
majin37g9
@majin37g9
5 Articles
6 Reviews
0 Contributions
0 Likes
majin37g9

majin37g9のレビュー・評価・感想

The Elder Scrolls V: Skyrim / スカイリム / スカイリム VR
10

パソコンゲーマーは絶対やるべき!

まず、私はゲームが大好きなだけでなく、3Dかどうか、視点変更できるか、日本語になっているかどうかなど、求めるものも大きい。
『スカイリム』についてはもう多くの方が語られているが、私も語らせていただきたい。
まず、海外ゲームなので、バニラの状態ではどんなに頑張ってもゴリラのようなキャラしか作れない。そこで「MOD」である。スカイリムといえばMOD。世界中の優秀なモッダー様に引き続き、良心的なMOD翻訳者様が存在し、それをまとめる「データベース」なるものまで存在する。ちょっと検索すればいくらでもでてくるのだ。
私は2000時間プレイした。そう、「2000時間」。さすがにやることがなくなったのでもう引退したが、MODでいくらでも美男美女が好みに作れる。身長も体型もおまかせあれのツールもある。肌の質感、メイク、瞳から眉までモッダー様のお陰で無料配布されている。
一部有料配布のものもあるが、基本的に「無料で」「好みに」あわせたキャラメイクでスカイリムを楽しむことができるのだ。『スカイリム』をするならば、絶対こういった面でパソコン版をおすすめしたい。

内容としてはアクションRPGである。ひょんなことで帝国軍に巻き添えで囚われてしまった主人公は、理由もわからず斬首台につれていかれ、今にも首をはねられそうなところに、ドラゴンの襲撃が。一命をドタバタで救われた主人公は、帝国の砦から脱出し、そこからが本当の旅になる。

しかし、このゲームは別にクエストなどしないで、好きなように遊んでいてもいいのだ。
MOD三昧でただ着せ替え人形にしてもよし、街で盗みを働いて投獄されようが、手当たり次第に殺人を犯そうが、「いやいや、いかにゲームといえど良心的でなければ」と思うならばクエストを進めて、仲間を自由に集めて、ドラゴンを倒して世界に平和をもたらしても、全く自由である。
暗殺一団や、盗賊の一団にだって加入できるが、「ドラゴンボーン」といわれる主人公の能力を高めてドラゴン退治に勤しむのも楽しかった。
このゲームは「終わりがない」。ドラゴンを倒しても別にスタッフロールや、豪華な映像はない。
バニラのクエストを一通りやり終えたら、今度はモッダー様の作成したクエストMODを導入してみてもいい。
とにかく無限大に遊べる。

遊び尽くしたら今度はMODを作成する側になったっていいのだ。翻訳に精を出す方もいる。
ゲームだけでなく、ゲームの外でまですることができる。これが『スカイリム』なのだ。

ノーゲーム・ノーライフ / No Game No Life / ノゲノラ
8

主人公最強アニメ殿堂入り 最強兄弟によるゲームバトルが最高

ネット上で最強と評される”空白”。その正体はある一組の兄弟であった。兄「空(そら)」と妹「白(しろ)」はどのジャンルのゲームにおいても最強の実力を持っていた。ある日ネットチェスにおいて白が苦戦を強いられる相手と戦うことになった。その戦いに見事勝利した兄弟は対局終了とともに異世界へ転送されてしまう。転送された世界ではすべてにおける争いが禁じられ、代わりにゲームで決まる世界であった。兄弟二人はその世界で最弱と呼ばれる種族の人類種として様々な種族に対して権利や主張を争う戦いを繰り広げていく。
選ばれるゲームは様々で現実では考えられないようなものもあり、人類種にはない特別な能力をもつ相手にどのように立ち向かうのか非常にわくわくさせられるバトルアニメである。頭脳戦を得意とするため、知識と戦略を駆使して難題をクリアしていく。彼らの戦略やプレイスタイルは非常に斬新で、周囲の人々を驚かせ、また彼らは魅力的なキャラクターでありながら、互いに強い絆で結ばれている。恋愛要素もあり、多くのヒロインがどのように主人公「空」と関わっていくのかキャラクターの関係性を見るのも醍醐味なアニメである。アニメを視聴し更に続きを見たい方はラノベ小説が販売されているのでぜひ続きを見てほしい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

原作を見ていなくても泣ける作品

濁りのない、まっすぐな正義の言葉にあなたも感動してみませんか?
「鬼滅の刃」といえば、主人公は「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」。鬼となってしまった妹を人間に戻すために、様々な出会いと別れを繰り返し、戦い、傷つきながらも成長していく物語。鬼という空想上の存在を前面に出しながらも、描かれているのは人間の悲しみ、愛、悪、といったような人間模様。そのところどころで発せられる、登場人物たちのセリフがまた、人々の心に突き刺さるのです。たとえば、主人公炭治郎の「失っても失っても 生きていくしかないんです どんなに打ちのめされようとも」というセリフ。これは、幼いながらも多くの悲しみ、苦しみを味わってきた彼だからこそ響くセリフです。
そんな「鬼滅の刃」の映画ですが、実はメインとなる存在は炭治郎ではなかったりするのです。
この作品では、「柱」と呼ばれる鬼を退治する鬼殺隊上層部のうちの一人「炎柱」の「煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)」という人物に焦点を当てたものになっています。
彼の、生き様、人間、まっすぐな正義がぎっしりと詰まった作品、それがこの「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」です。
煉獄杏寿郎は、柱の中の柱といっても過言ではないでしょう。その正義の心は、汚れを全てはねのけるパワーがあります。そしてそれを納得させるだけの強さも持ち合わせています。映画の中で上弦の鬼の一人が、彼に鬼にならないかと誘うシーンがあります。人間は老い、死んでいく生き物だからと。その時の煉獄のセリフがまた心に刺さります。「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」と。まさに今、死に直面しながらも彼は人間であることを選びます。鬼になれば生きながらえるというのに。
彼の強さの元はどこにあるのか、それもまた作中でしっかり描かれています。幼いころに亡くなった彼の母親が、彼に行った言葉「弱き人を助ける人は強く生まれた者の責務です。」。この言葉を彼は心に刻み生きているのです。
そして、彼は最後の最後まで己の信じるまっすぐな正義を胸にこの世を去っていきます。
エンディングで流れる「炎」という曲も、彼を表した内容になっています。
ぜひ、最後までご覧いただくことをお勧めします。
この劇場版をみるだけで、鬼滅の刃の大まかな内容がわかるのも、原作を見ていない人でも楽しめる理由の一つです。見終わったあと、鬼滅の刃の虜となること間違いなしです。
以上「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」のレビューでした。

うちのダンナは野菜バカ。
8

素敵なダンナ様?

青果市場の仲卸会社に勤める旦那様のお話です。
最初、少し変わった絵柄だなと思って、少し見てつまらなかったら読むのをやめようとしていました。
私がバカでした。めちゃタイプのお話でした。
ただのお仕事漫画でも、夫婦のエッセイ漫画でもありません。なにしろ「野菜バカ」なのです。
旦那様は野菜を愛しています。普通に「好きです」とかじゃありません。
とにかく野菜が好きで野菜を中心に生きています。
奥様が料理に使う野菜ひとつに対し、いくつもの知識を持っているので、野菜について何気なく話した一言を聞き逃さず100以上の言葉が返ってきます。
大変ですね、きっと自分の旦那様だったら。
しかし、仲卸のお仕事ひとつとっても、旦那様はとてもとても楽しそうにしています。
超現場主義なので、あちらこちらに野菜のためならと走り回っています。
仕事が生き甲斐って、あんまりないです。
旦那様をはじめ、周りで働く同僚の方や卸し先店のバイヤーの方みんながイキイキとしていますし、
その中でも駆け引きがあったりと、つくづく青果の仕事って知らなかった世界だなと面白く感じました。
お話自体コミカルに進みますし、出てくるキャラクターが全て濃いです。それがまた面白い。
読み終えたとき、人が生きる死ぬとかの話じゃないのに何故か不思議な感動が生まれました。
仕事に夢中って素敵だなと。

時光代理人 -LINK CLICK-
8

中国系アニメだからって避けないで

写真を介して過去に戻れるトキと過去を見ることができるヒカルが様々な事件を解決する物語。
前半は1話で事件を解決していくが、後半になると大きな事件を解決していく構成。徐々に事件が大きくなってくるので見ていて飽きることなく楽しんで見ることができます。また、終わり方が気になる終わり方をしてくるので早く次を見たくなります。
ミステリー好きな人は絶対に楽しむことができます。写真を介して事件を解決していくのですが、写真を使って特有の事件の解決をしていくので普通の推理アニメと違った面白さがあります。面白いだけでなく地震や誘拐、殺人など心を締め付ける事件が多く、よく考えさせられます。最後の終わり方が後味が悪いのでその点は微妙でした。
事件だけでなく主人公たちの馴れ初めなども描かれており感情移入ができます。主人公たちの過去を描いていることによってどういう行動をするのかも予想できるので、予想しながら楽しむ人にとっては楽しく作品を見れると思います。
作画は全体的に安定しているので問題なく見ることができます。
中国アニメだから見ていないという人は、1話だけでもいいから見てほしいです。今まで中国アニメに抱いていた印象も変わると思います。

トランスフォーマー/最後の騎士王 / Transformers: The Last Knight
5

SFアクション洋画 感想

2017年公開のSFアクション映画で、実写版トランスフォーマーシリーズの5作目にあたり、実写映画化10周年にもあたる作品となりました。
主なあらすじはオートボットとディセプティコンの戦いが激化し、人類の側でもオートボットも狩る対象にされていく中、宇宙へ旅立ったオートボットの司令官オプティマス・プライムが帰還するが、彼はその名を「ネメシス・プライム」と改め人類とオートボットに刃を向け…というものです。
本作は「何故トランスフォーマーは地球にやってくるのか?」という謎解きを中心に描かれ、過去のあらゆる時代のすべてにトランスフォーマーが関与していたという驚きの事実が明かされ、一方で主人公は前作「ロストエイジ」から引き続き登場のケイド・イェーガーとなっていますが、初期3部作でオートボットと協力したウィリアム・レノックスやシーモア・シモンズといったキャラクターも再登場し、シリーズのファンには嬉しい要素になっています。
ただ、宣伝等で盛大に煽られていたオプティマスが敵になるくだりは比較的あっさり決着がついたような印象で多少肩透かしを食らう感じになり、クライマックスで地球とサイバトロン星の融合を阻止する流れとなりますが、元々VFXが見づらい作品でしたが、それが更に見づらい映像になっていた印象でした。
余談ながら、今回オートボットに新たに加勢する合体TFドラゴンストームはビジュアルがほとんどキングギドラで、怪獣映画ファンには反応しそうなデザインでした(笑)。