SFアクション洋画 感想
2017年公開のSFアクション映画で、実写版トランスフォーマーシリーズの5作目にあたり、実写映画化10周年にもあたる作品となりました。
主なあらすじはオートボットとディセプティコンの戦いが激化し、人類の側でもオートボットも狩る対象にされていく中、宇宙へ旅立ったオートボットの司令官オプティマス・プライムが帰還するが、彼はその名を「ネメシス・プライム」と改め人類とオートボットに刃を向け…というものです。
本作は「何故トランスフォーマーは地球にやってくるのか?」という謎解きを中心に描かれ、過去のあらゆる時代のすべてにトランスフォーマーが関与していたという驚きの事実が明かされ、一方で主人公は前作「ロストエイジ」から引き続き登場のケイド・イェーガーとなっていますが、初期3部作でオートボットと協力したウィリアム・レノックスやシーモア・シモンズといったキャラクターも再登場し、シリーズのファンには嬉しい要素になっています。
ただ、宣伝等で盛大に煽られていたオプティマスが敵になるくだりは比較的あっさり決着がついたような印象で多少肩透かしを食らう感じになり、クライマックスで地球とサイバトロン星の融合を阻止する流れとなりますが、元々VFXが見づらい作品でしたが、それが更に見づらい映像になっていた印象でした。
余談ながら、今回オートボットに新たに加勢する合体TFドラゴンストームはビジュアルがほとんどキングギドラで、怪獣映画ファンには反応しそうなデザインでした(笑)。