lagrange01785@lagrange01785

lagrange01785
lagrange01785
@lagrange01785
9 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
lagrange01785

lagrange01785のレビュー・評価・感想

ホタルノヒカリ / Hotaru no Hikari
10

20代後半女子なら共感

綾瀬はるか主演でドラマ化されたコミックだ。主人公は、20代女子として終わっている女、つまり干物女である雨宮蛍。その彼女の恋愛、仕事、友情を描いた物語である。
オフィスではキラキラ大人女子(でも、オフィスでの服装は上から下までファッション誌のコピペのこともあったりする)。だけど家に帰ればビール片手につまみを食べながら縁側でダラダラ、片付けも苦手なルーズな女。それでも、仕事も頑張りつつ、恋愛も結婚もしたい。とりあえず、楽なこと、手抜きが好き。
ある日、ひょんなことから上司である高野部長と一緒に暮らすことになった蛍。そして、取引先の気になっていた年下の彼からいきなりキス。キスなんて久しぶりすぎてどうしたらいいのか慌てまくって空回り。結果的にどうにか彼と恋人になれたけど、ボロが出ないか、部長との同居がバレないか、ヒヤヒヤしながら悪戦苦闘する日々が描かれている。
一つひとつの困難を着実に乗り越えていき、仕事を頑張りつつも、部長の力、友達の力を借りながら苦手な恋愛を頑張る蛍に、仕事も恋愛も頑張りたい大人女子には共感間違いなしの1冊。
蛍の同僚、家族も一癖も二癖もあって読みながらクスッと笑える、何度読んでも楽しめるコミックである。

ライフ・イズ・ビューティフル / La vita è bella / Life Is Beautiful
10

映画「ライフイズビューティフル」の感想

年間100本以上映画を観る私が、毎年必ず1回は観る映画です。毎回胸が苦しくなりつつ必ず泣いてしまいます。親子愛を描いたこの作品はどの世代にも是非見て頂きたい作品です。
序盤の主人公グイドが奥さんと結婚するまでのストーリーはとても温かく、街の美しさや自由を感じることができます。そして中盤からユダヤ人差別や戦争の激化という不安な空気に変わっていきます。そして終盤は序盤と打って変わって暗く、不自由な空気に包まれます。
今作の何よりの魅力はグイドという主人公の存在。彼はお調子者で、人を笑顔にすることが得意で、友人や奥さんそして息子を笑顔にさせることに命を掛ける姿がとても素敵です。
彼が愛する息子に対してユダヤ人収容所アウシュビッツを「ゲーム会場」だと嘘をつき、ここが地獄だということを絶対に悟られないようにする姿、絶望を笑顔に変えるために必死になる姿に、親子愛の深さを感じさせられます。
また、この作品にはもう1つ名シーンがあります。奥さんはイタリア人だったため、収容所に連れて行かれなかったのにもかかわらず、自分もユダヤ人だと言って家族で収容所に連れて行かれるシーン。この映画が描く親子愛・家族愛を感じる名シーンです。
この作品を観て、ロベルト・ベニーニ監督の才能を是非体感して欲しいです。

銀魂 / Gintama
9

銀魂という喜怒哀楽全部味わえる作品

週刊少年ジャンプで連載されていた「銀魂」。
銀色の天パでダメ男な主人公・坂田銀時を中心に江戸でドタバタ劇を繰り広げる作品です。
和風ではあるが現代的なものも数多く登場します。
銀時と共に万事屋を営むことになった新八と神楽の三人の家族のような関係や、宇宙からの侵略者天人(あまんと)との戦い、江戸を守る真選組との喧嘩なんだか戯れなんだかわからない関わり、その他たくさんの人との色んな出来事が「銀魂」を作っていきます。
テンポと勢いが良いギャグが中心ですが、時たまドキッとするようなシリアスな長編が始まったりするジェットコースターのような作品です。
人情話もあったりして、涙を流してしまうような回もあります。
登場人物たちの粋な格好やセリフも良く、心を熱くさせます。
まさに、喜怒哀楽全て味わえる作品となっています。
シリアスな回といえば、アニメ化に限らず映画化までされています。
紅桜編という銀時の宿敵である高杉晋助との戦いが描かれたものになります。
高杉晋助とは最後の最後までその深く絡み合った因縁が描かれ続けました。
実写化もされ、主演に小栗旬さんなど豪華キャスト陣で公開されました。
漫画も週刊少年ジャンプに掲載している時期だったので、いじりにいじっていました。
最終回が最終回掲載予定日に間に合わず、週刊少年ジャンプではなく少年ジャンプGIGAで最終回を迎え…られず、結果、銀魂の公式アプリで最終回を迎えたという伝説も残っています。
作者の空知英秋先生らしい展開を銀魂ファンは楽しみました。
異色のギャグ漫画「銀魂」是非読んでみて下さい。

ディヴィニティ:オリジナル・シン / Divinity: Original Sin
8

やる事なす事が嫌になるゲーム!とやる事なす事やりたくなるゲーム?

プレイステーション4とXbox Oneで発売された良い作品です。
長所を書けば、飽きないのとレベルが早く上がって欲しいワクワク感が込み上げられます(レアアイテムの出現も含む)
初めは込み上げ度合いがマイナスでも後にプラスへと切り替わる。
その結論は?
自身のやりたい戦い方と自身のやりたい個性を生かせるからでしょう。
クリア後は楽しさの疲れしか貯まらなくなりました笑
キャラクターのステータスや才能や性格など、後はアビリティーを組み込むのだが。
1度目スタートには未プレイの皆さんはレベル10程度まで頑張ってみてください、そうするとコツや内容を把握し始めます。
ここからがオリジナルで、ラストスパートがワクワクする映画の様な気分を味あえる魔法のディスクだ。
とは言っても一度しかクリアしていないゲームで、まだまだこれから先もお世話になるゲームです笑
そして、このゲームを越えられるゲームの壁は大きくて硬いだろうと思うほど没頭します。
ゲームはやり過ぎは体に良くないですが、やる事なす事終わらせばいいでしょう。
僕は家事などを放置してまで没頭した!
ディビィニティオリジナルシンは超本格型のRPGだ!

ごくせん THE MOVIE
10

「ごくせん THE MOVIE」の魅力とあらすじ

「ごくせん THE MOVIE」は映画館で観ました。
ヤンクミの生徒を守りたいという想いが出ていてとても素敵な映画でした。

ある日、ヤンクミは同じ学校の教師とハワイに旅行に行くため飛行機に乗っていましたが、ハイジャックと出くわし乗客は大混乱の中ヤンクミはハイジャックを追い出し警察もテレビ記者もびっくり。次の日、猿渡校長に注意されますがヤンクミは聞き流し朝のミーティングに参加し、そこで元教え子の小田切竜と再会します。小田切は教育実習生としてこの学校に来たと言い3年D組をヤンクミと受け持ちますが、厄介な生徒ばかりで…。ある日のこと高杉怜太が不良グループ「ブラックスカル」のところに行ったと高杉といつも一緒にいるメンバーから聞き、ヤンクミは「なんで1人で行かせるんだよ、お前ら仲間じゃないのかよ!」と言い1人でブラックスカルの元へ。高杉を含めた5人は「あんなに俺らのために戦っている教師は初めてだ」と思いだんだん心を開くように…。
またそんなある日、ヤンクミの元教え子の風間廉が覚醒剤の疑いで調査されていると警察から聞き、どうしても納得がいかないヤンクミは秘密の作戦を立て風間を救い出せるのか!?

私がこの映画に対する評価は「10」です。
当時の私はごくせんシリーズがとても好きで欠かさず全シリーズを観ていた記憶があり、映画もとても楽しみにしていて観に行った記憶があります。今もDVDを持っているので時々観て楽しんでいます。

ヤンクミの元教え子でも現在の生徒でも守りたいというその想いがとても素敵だと思います。こんな先生良いなと当時は思っていました。