kuroyume12160@kuroyume12160

kuroyume12160
kuroyume12160
@kuroyume12160
10 Articles
2 Reviews
0 Contributions
0 Likes
kuroyume12160

kuroyume12160のレビュー・評価・感想

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
9

伝説の再生、新たな物語の誕生(FF7 REBIRTHのレビュー)

『Final Fantasy VII REBIRTH』は、伝説的なゲーム『Final Fantasy VII』のリメイクシリーズの第2弾として、ファンの期待を一身に受けて登場した作品です。このゲームはオリジナルの魅力を保ちつつ、現代の技術で美しく再現された世界、深化したキャラクターの背景、そして進化した戦闘システムが特徴です。
グラフィックの向上は言うまでもなく、音楽も新たにアレンジされ、より一層の感動を呼び起こします。物語の中心は引き続きクラウドと彼の仲間たちの戦いですが、『REBIRTH』では新たな展開や未解決だった謎への手がかりが提示され、ファンを新しい冒険へと誘います。特にキャラクターたちの過去と心理がより深く掘り下げられ、彼らの行動の動機が明らかになることで、物語に対する理解が深まります。

戦闘システムは、ターンベースとアクションの融合をさらに洗練させ、戦略的かつダイナミックな戦いを楽しめます。
プレイヤーは戦闘中にキャラクターを切り替えながら、各キャラクターの特徴を活かした戦い方を選択することが求められ、これがゲームプレイの魅力を大きく高めています。
しかし、この作品が真に輝くのは、オリジナルへの敬意と新しい物語の創造を見事に融合させた点にあります。変わらぬファンにとっては懐かしさを、新たなファンには新鮮な驚きを提供し、両者を同時に満足させる作品となっています。
『Final Fantasy VII REBIRTH』はただのリメイクにとどまらず、オリジナルの枠を超えた新たな物語の創造に成功しています。これは、『ファイナルファンタジー』シリーズの中でも特に特別な位置を占める作品であり、プレイするすべての人に深い印象を与えるでしょう。

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
9

ほっこり感動したい時に観てください。

今回の作品は、世の中の”お父さん”がターゲットになっています。作品を観た後は、家族の中でのお父さんの役割とは何なのかを考えさせられると思います。きっと、改めて妻や子供に愛情を持って寄り添いたいと思う事が出来るでしょう。
ざっくりとした内容は、人間とロボットの2人のひろしが登場し、どちらが本物の野原家の父ちゃんなのか?というストーリーです。ロボットだからといって心が無いわけではないという設定が、視聴者の心をグッと掴みます。どちらのひろしも家族に対する愛情が深い為、みさえ、しんのすけ、ひまわり、シロはどちらが“本物の父ちゃんだ”と簡単に言い切れなくなってしまいます。
見どころはやはり、最後の2人のひろしの腕相撲シーンだと思います。ロボットのひろしは圧倒的に強いはずなのに、結果的に負けることになります。「男の勝負に手加減はいらないよなぁ」と言っていたのにも関わらず、自ら負けることを選んだ心情には何が隠されていたのでしょうか。
面白かったシーンで特に印象に残っているのは、ロボットのひろしが仕事から帰宅した際に、しんのすけとひまわりに身体の仕掛けをいじられているシーンです。
感動するだけではなく、面白おかしいギャグも豊富に組み込まれているので、ほっこりしたい方にお勧めします。