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kumakei

kumakeiのレビュー・評価・感想

金色のガッシュ!!2 / ガッシュベル2
10

『金色のガッシュベル』続編!

『金色のガッシュベル』という漫画を知っていますか。2001年から2008年まで『週刊少年サンデー』で連載され、幕を閉じた感動の漫画です。

あらすじは魔界からきた魔物と地上の人間がコンビを組んで、1000年に一度の王を決定する戦いに参加する物語です。優しい王様になるためたくさんの戦いとストーリが繰り広げられていきます。
誰が王様になるかはこの漫画を読んで、ぜひ知ってください。涙あり感動あり笑いありの心臓バクバクで続編も読みたくなること間違いなしです。

何と言っても1話から私たちに心にくる物語になっているので、次の話も次の話も読みたくなるはずです。かわいい魔物やかっこいい魔物、笑える魔物も登場し、デザインからその魔物たちの過去や抱えていく物語も最高です。

さて、続編の『ガッシュ2』ですが、ネットで一ヶ月に一回配信されています。まずはこの『金色のガッシュベル』を読んでからストーリを把握して、『ガッシュ2』に行ってほしいと思います。
2008年から14年の時を経て続編が開始され、話題になっている漫画です。1人でも多くの人に読んでほしいのでこのレビューを見たらすぐにネットで『ガッシュベル』と検索してください!

藤井風
10

藤井風は日本の新しいR&Bを切り開く

インターネットによるyoutubeや音楽配信サービスが中心となった時代に、彗星のように飛び出してきたアーティスト・藤井風。彼が一躍有名となったのは「優しさ」という楽曲でしたが、初めて聞いた時の印象が深く忘れられません。R&Bを基調としたサウンドに、独自の歌詞がうまく融和し、彼の歌唱力の幅も相まって、ジャンルを超えた今までに聴いたことのないポップソングだと思いました。これはどえらい人がデビューしたな、と。続くファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」を聞いたところ、あまりの楽曲のセンスの良さに脱帽してしまいました。そのボーカルセンスはどことなくオリジナルラブを彷彿とさせるところもあるのですが、キャッチーなメロディラインに乗せて歌われる彼の歌声は、R&B、ポップス、歌謡曲、ロックといった様々な音楽の影響を感じさせます。ポップなのに安っぽい感じがしなく、音楽通の耳にも止まるような微妙なセンスの楽曲と、心のひだをとらえるような歌詞が胸に響き、しばらくこのアルバムばかりリピートして聞いていました。世代を超えて愛されるような楽曲を、これからも作っていってほしいと思います。本人は英語の曲もカバーしているようですが、日本語の歌詞の方が断然いいと私は思いました。

アオアシ
10

サッカーマンガで1番面白い

主人公アシトは中学最後のサッカー試合に臨むが惜しくも敗れてしまう。しかし、その試合をたまたま観戦していたエスペリオン監督と試合後、話し合う機会があった。監督は試合中の疑問をアシトに尋ねると、アシトはまるで上から味方、敵チームのポジショニングを把握していることが判明した。そこで監督はチームに唯一欠けていたサイドバックの適正があることからユース受験へのオファーをすることに。しかしこの時はサイドバックに適性があるからオファーしたことは伏せており、アシトはフォワード志願していた。その後エスペリオンユースに合格したアシトだが全体のポジショニングを把握すること以外は中学生レベルであったため友達と共に切磋琢磨し技術、戦術を取り込みどんどん成長を遂げていく。
以上が5巻くらいまでの大まかなあらすじなる。今後サイドバックへの転向を監督から告げられるアシトの葛藤、それを乗り越えて初めてのポジションに対して新たな戦術、技術を組み合わせてサイドバックの楽しさを知ったアシト。さらに敵、味方のポジショニングを把握出来るため自分へのボールの誘導、ゴールまでの道筋、アシストの楽しさを覚えたアシト。強敵との出会いでさらなる戦術を覚えていく。読んでるこちらも熱くなれてアシトや仲間と共に成長できる作品です。

不能犯
5

原作と映画で区別して楽しむもの

原作は漫画ですが、作中の中心人物が原作では男性、実写版映画では女性に変更されています。
また、原作が少々特殊なジャンルであるため、映画にアクション性を求める人は物足りなさを感じると思われます。
実写版映画は原作を忠実に再現した実写と言うよりは、いわゆる原作ベースのオマージュ作品という見方が的確かと思われます。
主演を大人気俳優の松坂桃李が務めており、彼の演技が作品にマッチしていて、原作独特の世界観を表現出来ています。その分、それ以外のキャストには少々不満を感じてしまう可能性があります。
原作に入れ込んでいる方にとっては不満を覚える出来であることは否定できません。
しかし、実写映画単体で見た場合は特筆して挙げられる不満はなく、むしろ一つの映画の尺の中で上手く纏まっているなと感じられる出来でした。
いわゆるSFチックなサスペンス映画という表現が適切ではないでしょうか。
万人にお勧めできる作品ではないかもしれませんが、人によっては良い作品だと感じられるだけの要素は含まれていると感じます。
つまり癖のある作品ということですね。
ハマる人は松坂桃李のミステリアス溢れる演技とそれによって繰り広げられるダークな世界観を楽しめることでしょう。