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kokounos9のレビュー・評価・感想

SHE'S / シーズ
10

SHE'Sはあなたのこころに寄り添うピアノロックバンド

いつも自分のこころの中にいる大好きなバンドはいますか?
仕事や学校にいるとき、家にいるとき、誰かと一緒にいるとき。
いつもこころの中にいて、一緒に生きているバンド。
私にとって、そのバンドがSHE'Sです。

ドラマや映画の曲に起用されることが増え、知名度が上がってきたSHE'S。
まだ聴いたことないって人はぜひ聴いて欲しいバンドのひとつです。

SHE'Sの作詞作曲は、ボーカルの井上竜馬さん。
こころに刺さる歌詞とピアノが入った音楽は唯一無二です。

苦しんでるときや悩んでるとき、SHE'Sの曲にたくさん励まされました。
誰にも言えない気持ちを、SHE'Sの音楽はわかってくれる。
あなたのこころに寄り添う曲がきっと見つかるはずです。

SHE'Sはメンバーの人柄もとても魅力です。
4人とも大阪出身。関西弁で話します。

ボーカルの竜馬さん。
飾らない朗らかな雰囲気が魅力です。明るい笑い声はSHE'Sのムードメーカー。

ギターのかんたさん。
竜馬さんのボケを見逃さず、的確なツッコミを入れます。料理が得意でSNSなどで披露しています。

ベースのしんごさん。
アイドルと釣りが好き。落ち着いた雰囲気が魅力です。ステージではメガネを外してさらにイケメンに。

ドラムのきむさん。
いつもメンバーにいじられる愛されキャラです。天然なところもありますが、実はしっかりした考えを持つドラマーなんですよ。

SHE'Sは少しづつ着実に大きなバンドになっています。
今後もずっと応援していきたいバンドです。

グラディエーター / Gladiator
8

古代ローマの拳闘士たちの生死を賭けた死闘を生々しく映画いたリドリー・スコット渾身の一作『グラディエーター』

『グラディエーター』は2000年に公開された歴史叙事映画で、監督はリドリー・スコット、脚本はデヴィッド・フランゾーニ、ジョン・ローガン、ウィリナム・ニコルソン。
映画の共同製作と公開にあたったのはドリームワークス映画とユニバーサル映画です。
出演したのはラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、ラルフ・メラー、オリヴァー・リード、ディモン・ホンソウ、デレク・ジャコビ、ジョン・シュラプネル、リチャード・ハリスら。
クロウはローマの将軍マキシマス・デシマス・メリディアスを演じています。
マキシマスは、マルクス・アウレリウス皇帝の野心的な息子コモドゥスが父を殺害して権力を掌握したときに裏切られることになる悲運の人物です。
彼は奴隷の身分に格下げされますが、拳闘士となって競技場への出場権を把み、自分の家族と皇帝を殺されたことへの復讐の機会を狙うことになりました。
脚本はダニエル・P・マニックスが1958年に発表した小説『Those About to Die』を下敷きにしてフランゾーニによって執筆されましたが、ドリームワークスが映画化権を購入してリドリー・スコットと監督契約を結びました。
撮影は脚本の完成を待たずに1999年1月に始められ、同年の5月にクランクアップしました。
最末期の撮影では、古代ローマの場面のショットがマルタ島のフォルトリカソーリで19週間をかけて撮られました。
映画のCGパートは英国のポストプロダクション会社ミルが担当し、また同社は映画製作中に病死したオリヴァー・リードが演じる作中人物プロキシモが登場する場面でプロキシモの身体をデジタル合成で生成しています。
リドリー・スコットと選び抜かれたキャストはローマの拳闘士の戦いと、その背後で繰り広げられる政治抗争を見事に描き出しています。
ゲルマニアの戦いの場面はCNNが「画面で再現された最上級の戦闘シーン」と評しており、またマキシマスを演じたクロウは「鋼の如くでもあり魂のこもったものである演技力」を持つとも賞賛されました。
本作でのリドリー・スコットの監督手腕は同じ監督の1982年の『ブレードランナー』のヴィジュアルな様式美にも匹敵し得るとも言われています。

武士の一分
9

藩主の毒見役を仕事とする下級武士の誇り高い生きざま

江戸時代の武士は、今のサラリーマンより厳しい制約とルールの中で生きていたんだなあと思う。藩主が食べる食事に毒が入っていたというだけで、それは故意の毒殺の謀でなく事故でも責任者は切腹となってしまう。誇りと責任の上に命があり、それは現在より簡単に捨てたり命をかけたりできた価値観の中で生きていたんだなあと思う。親戚関係、仕事仲間の付き合いなど現在とよく似た人間関係も描かれる。おせっかい、同僚の気遣い、慎ましく暮らそうとする者にとって、いつの時代にも煩わしい人間関係は付きまとう。この時代の武士たちが守ろうとしていたのは、体裁や名目ではなく人間として誇り高く生きる事ではなかったか。盲目となった自分を助けるために他の男に身を任せた妻、しかもそれはだまし討ちのような手段であった。それをどうしても許すことができず、妻のためにも盲目ながら剣をとって、自分の上司を切りに行く。盲目となった自分の体を憐れまれて生きながらえるより、死を覚悟で人間としての誇りを守ろうとする、残りの自分の人生後悔しながら生きるより筋を通して凛としたその生きざまに心打たれるものがあった。損得勘定で生きる人が多いなか、胸のすくような映画であった。

とんでもスキルで異世界放浪メシ / とんスキ
8

異世界モンスターも美味しくだべられそうな作品

ライトノベルが原作のコミカライズ作品になります。
勇者召喚にて手違いで”追加”召喚されてしまったサラリーマンが主人公です。
手違い召喚なので、勇者としてではなく、ただの旅人として異世界生活をスタートします。
異世界なのに、主人公はなぜか固有スキル「ネットスーパー」を使うことができ、前の世界で使っていた食材や調味料、日用品を購入することができます。
このネットスーパーを駆使して、美味しいご飯を作りながら、商人としても成功していきます。
しかし、ここで一つ問題が発生します。
美味しいご飯の匂いに釣られて、伝説の魔獣がやってきて、ご飯をたかります笑。
その後スライムも仲間に加わり、1人と2匹の旅が始まります。
旅の途中で現れるモンスターを狩りつつ、それを美味しくいただいていくというのが物語の軸になります。
オークであれば豚肉として生姜焼き、レッドボアは牛肉としてステーキ丼、ロックバードは鶏肉として唐揚げに、などなど現地の食材をふんだんに使った料理を披露してくれます。
料理のイラストがとても繊細で、とても美味しそうに見えるので、ご飯前に読むのは避けた方がいいです。
公式スピンオフの「とんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険」もおすすめです。