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knkn14441のレビュー・評価・感想

ジュラシック・パークIII / Jurassic Park III
9

3作目なのにおもしろい

スリーまで来るとあまりよくない映画もありますが、ジュラシックシリーズはそんなことありません。時間を短くしてるので見やすいし、話もまだまだ面白いです。やはり、グラント博士が2では出てなくて再登場するからうれしいし、恐竜も新しいのが出てきますしね。この映画では翼竜が結構出ていて、それが今まで違っていて怖いなと思います。空から来られたら逃げられませんから。あと、あのお母さんとお父さんがバカすぎておいおいと思います。博士に静かにしろと言われても叫んだり、あそこがどんな島だかわかってるのかという感じです。でも、子どもがあんな島で行方不明になればあれくらいパニクるものかもなとも思いました。あのお父さんは結構有名な役者さんで私も好きな人です。優しげだしまず顔が面白い顔をしています。彼が出てたら間違いないかなとも思います。男の子が1人で島で生き残ってだという話ですが、それはちょっと無理があるかなって感じです。だって、ティラノザウルスの小便集めるとか無理でしょう。それとも、恐竜が好きな歳くらいの男の子のほうが、ただのおばさんより生き残れるのでしょうか。私ならもう一瞬で無理です。恐竜に食べられなくても生きていけない気がします。

お茶にごす。
9

とにかく笑えた

作者の作品を何冊か読みましたが、相変わらずおもしろい。
「今日から俺は」と双璧をなす面白さでした。

なんといっても笑えました。ギャグが満載です。そして秀逸。ほんわかするような軽い笑いから、思わず吹き出してしまうようなものまで随所に盛り込まれてました。
まークン、山田、夏帆ちゃんの主要キャラのやりとりいいですね。自虐満載のアニメ研究会の部長や、空回りしまくるブルーなどのサブキャラもいい。どれだけ笑わしてもらった事か。

また、ヤンキーストーリーも良いですね。まークン達の圧倒的強さを悪者が汚い手を使い、なんとか倒そうとするものの、それをねじ伏せていく。定番ですけど爽快です。

ただ、恋愛については定番から外してきたのは意外でした。まークンと夏帆ちゃんが最終的にはくっつくのではと思っていたけれど、部長を選ぶとは…。少しもやもやしましたが、やはり、まークンはやさしい男になりたがっていたので、やさしさの象徴である部長を選ぶ事になったのでしょうか。

笑いあり、熱い部分もあり、ほっこりもさせてくれる。感情を良い意味で動かしまくってくれました。11巻では少な過ぎる。あっという間に読み終わってしまいました。
読んでいない人には間違いなくおすすめしたい漫画です。

トイ・ストーリー4 / Toy Story 4
9

新たな旅の始まり

一言であらわすなら、選択がテーマになる作品だと思います。カーズやインクレディブル・ファミリーでもそうでしたが、これまでの主役たちがその後をどう生きるのか。これまで主人公の全盛期をメインに描いてきたディズニー作品の大きな変化だと思います。
前作でこれまでの仲間たちと共にアンディからボニーへと譲られていったウッディでしたが、前の持ち主とは趣味が違うこともあり、アンディのおもちゃとしてリーダーだった頃とだんだん立場が変わっていき、仲間たちが遊んでもらうなか一人寂しくクローゼットで過ごすことになります。この姿は以前からのファンにとってはだいぶ切なく、前作までのおもちゃを大事にしてきた世界観がガラガラと音をたてて崩れていくのを感じました。そんな中、ボニーの手作りおもちゃフォーキーがボニーのお気に入りになりますが、自分がおもちゃではなくゴミだと考えている彼はことあるごとにゴミ箱に飛び込んで行ってしまいます。自身は遊んでもらえなくなったウッディはサポート役に徹するようになり、フォーキーにボニーのおもちゃのリーダーだという自覚を持たせようと奮闘し、その過程で様々な経験を積んで活発になった旧友ボーピープとの再開を通じて、ウッディの中で次第に「自分はどうありたいのか」という考えが変わってくるのが伝わってきました。賛否両論あると思いますが、彼らの新たな選択がうつるラストシーンはとても納得感のあるものだったと感じています。

ザ・ファブル / The Fable / ざ・ふぁぶる
7

身体能力の高さを痛感

漫画は拝読せずに映画を拝見しました。もともと岡田准一さんが好きで、SPでのアクションは圧巻で目が離せなかったからです。
時代物の映画への出演が続いていて、久々のアクション映画ということで期待していました。暴力団がらみの抗争がメインなので少し古臭い感じと絶対ありえないでしょ感はありましたが、最初の銃殺シーンから迫力満載でぐっとつかまれました。
各々の闇が見え隠れしながら、助けようと思った人を全力で守る姿に感動しました。

岡田さん演じる佐藤アキラ(偽名)は敵味方関係なく人を客観視し、すさまじい洞察力の持ち主で伝説のスナイパー。
なのにすごく純粋で笑いのツボがかなり底辺。大!大!大!猫舌なところが憎めないキャラを演出していました。
最初にボスから忠告される「誰も殺すな」に忠実なところも純粋なアキラらしい。
普段家では裸族という設定ですが、かなりの肉体美!若い時の東京タワーに出ていた華奢な岡田さんはもうどこにもいません。
柳楽優弥さん演じる小島の見え隠れする狂気に追い込まれる山本美月さん演じるみさき。それを助けたいアキラと安田顕さん演じる海老名、すべてにカタをつけて1番になりたい向井理さん演じる砂川。伝説のスナイパーを狩りたい福士蒼汰さん演じるフード。
様々な思惑が重なりながら物語が進んでいきます。すべてが1つになったときのアクションシーンは目が離せませんでした。

敵のアジトに潜り込むときの岡田さんの壁登り?は圧巻!あんなことアイドルで俳優の体でできることなんだ、、、と唖然でした。というかむしろ失笑なレベル。
福士さんとのタイマン素手勝負もお互いの身体能力を見せつけあうかのようなアクションシーンで最後の盛り上がりを引き立てていました。
抗争後の安田さん柳楽さんのシーンはあっさりでしたが、とても切なくて印象に残っています。
最後の岡田さんのシーンはさすが憎めないキャラ・アキラ。哀愁を感じつつクスッと笑える仕上がりになっていました。
サラッと観れるけどしっかり楽しめる作品です。