お茶にごす。

お茶にごす。

『お茶にごす。』(おちゃにごす、英語:A BADBOY DRINKS TEA!)とは、『週刊少年サンデー』にて2007年18号から2009年35号まで連載された、西森博之による少年漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品である。単行本は全11巻。話数のカウントには「第○服」。
強面な見た目とは裏腹に平穏な高校生活を夢見る不良少年が、茶道部への入部をきっかけに周囲の人々と心を通わせ、少しずつ成長していく姿を描いた学園コメディ作品として人気を集めた。また、2021年には鈴木伸之の主演によりテレビドラマ化され、Amazon Prime Videoでの先行配信やテレビ東京系での地上波放送が行われたことでも話題となった。
物語の主人公である船橋雅矢(ふなばし まさや)は、その恐ろしい風貌と佇まいから周囲に誤解されやすく、常に喧嘩を売られてしまう悲運の星の下に生まれていた。しかし、桁外れの強靭なパワーを持ち合わせていたため、中学時代には最強の不良として「悪魔まークン」の異名をとるほどの存在となっていた。高校への進学を機にこれまでの暴力の道から完全に足を洗い、穏やかで普通の青春を送りたいと強く願う雅矢だったが、その威圧的な見た目のせいで新入生勧誘の校庭ではどの部活からも避けられてしまう。
そんな中、茶道部部長の姉崎奈緒美(あねさき なおみ)だけは雅矢から目をそらさず、彼を茶道部に勧誘する。さらに、雅矢の見た目に反発する後輩の浅川夏帆(あさかわ かほ)に対して奈緒美が「人を見た目で判断してはいけません」と諭す姿を見た雅矢は、彼女に深い感銘を受けて茶道部への入部を決意する。こうして、かつての悪名や恐ろしい外見という高いハードルを抱えながらも、雅矢の波乱に満ちた脱不良計画が幕を開ける。

knkn14441のレビュー・評価・感想

お茶にごす。
9

とにかく笑えた

作者の作品を何冊か読みましたが、相変わらずおもしろい。
「今日から俺は」と双璧をなす面白さでした。

なんといっても笑えました。ギャグが満載です。そして秀逸。ほんわかするような軽い笑いから、思わず吹き出してしまうようなものまで随所に盛り込まれてました。
まークン、山田、夏帆ちゃんの主要キャラのやりとりいいですね。自虐満載のアニメ研究会の部長や、空回りしまくるブルーなどのサブキャラもいい。どれだけ笑わしてもらった事か。

また、ヤンキーストーリーも良いですね。まークン達の圧倒的強さを悪者が汚い手を使い、なんとか倒そうとするものの、それをねじ伏せていく。定番ですけど爽快です。

ただ、恋愛については定番から外してきたのは意外でした。まークンと夏帆ちゃんが最終的にはくっつくのではと思っていたけれど、部長を選ぶとは…。少しもやもやしましたが、やはり、まークンはやさしい男になりたがっていたので、やさしさの象徴である部長を選ぶ事になったのでしょうか。

笑いあり、熱い部分もあり、ほっこりもさせてくれる。感情を良い意味で動かしまくってくれました。11巻では少な過ぎる。あっという間に読み終わってしまいました。
読んでいない人には間違いなくおすすめしたい漫画です。