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kenta1145のレビュー・評価・感想

TWICE / トゥワイス
8

デビュー7年目の貫禄。見る人全てをハッピーにするアーティスト「TWICE」

2015年にオーディション番組「SIXTEEN」にて選別された韓国人5名、日本人3名、台湾人1名によって構成される多国籍のガールズグループ。韓国3大アイドル事務所の1つであるJYPエンターテイメント所属。
日本では2016年にデビュー、リリースしたCDは全てトップチャート入りし、日本でも絶大な人気を誇っている。
2021年12月から2022年4月にかけ、日本を含む世界7都市を周るワールドツアー「TWICE 4TH WORLD TOUR ‘Ⅲ’」を開催。
日本でのライブは4月23日24日、さらに25日に追加公演も行われた。
ライブは、デビュー7年という歴史で培われた圧倒的実力により参加したオーディエンスを魅了した。
今回のライブは3部構成で、それぞれのパートにおいて幅広いオーディエンス層を飽きさせない工夫がなされていた。まず、映像で導入をつくり、その後メンバーが登場しパフォーマンスを数曲披露し、MCに入りファンとのコミュニケーションをとり、さらにまたパフォーマンスに入る。
この強弱の付け方が絶妙で、幅広い年齢層が参加するライブにおいて、最後まで飽きることなく楽しめる要因であろう。
ライブの最終日には、次回の日本での活動も予告し、興奮の中4度目のワールドツアーを終幕した。TWICEは今年デビュー7年目という、K-Popグループでは解散や契約終了と言われているジンクスの年である。不安に思うファンも多い中で、次回のスケジュール発表は思わぬサプライズとなった。
次回のライブスケジュールは、社会情勢などもあり、いつになるかわからないが期待を持たざるを得ない。

aiko / アイコ
10

いつだって私に寄り添ってくれる存在

10代の頃からaikoが大好きで、15年以上ずっと聞いています。
aikoの魅力は恋する気持ちに寄り添ってくれる歌詞。歌詞に何度泣かされ、励まされ、ドキドキさせられたかわかりません。
恋人とのすれ違いを書いた曲の出だしを『しかし連絡がないな』と歌ってみたり、些細なことなのに失恋したときは絶望してしまうさまを『出の悪い水道直し方もわからない こんな些細なことすらも軽く拭えない』と歌う。
切なさの言葉選びに、いつも「それそれ!」と共感せざるを得ない。そんな世界観が大好きです。
そして「aiko節」と言われるメロディライン。これが合わさることでまた魅力がぐっと深まります。
とっても切ない歌詞なのに、メロディや曲の雰囲気はロックでポップな歌も多く、そのギャップにグッときます。

そしてなんといってもライブが楽しい!
今やライブでよく見るようになった「男子~?」「イエーイ!」「女子~?」「イエーイ!」などの
コールアンドレスポンスを初めてやったのはaikoではないでしょうか?
トークの時間では観客がaikoに声をかけると、「可愛いって?ありがと~」「あ、それはなあ」などと普通に返事をしてくれます!
aikoは観客を置いていかない。常に寄り添ってくれる優しさと親しみやすさを感じます。

いつまでもパワフルで淀みなき世界観を持っているaiko、いつまでも魅力的です!

ストレイテナー / STRAIGHTENER
10

素敵なバンド

ロックバンドのストレイテナーの紹介です。

ストレートで美しいメロディが特徴的なバンドです。
また、曲の幅も非常に広く、多彩な音楽性も魅力的です。

アルバムごとの変化や、メンバーの成長過程なども含めて、とてもドラマチックなバンドになります。

バンド、というとどうしてもボーカルの人のみに目がいってしまう所がありますが、ストレイテナーは、メンバー一人一人がとても個性的なのが最大の魅力です。

ボーカルであるホリエアツシも、そういう点でも非常にバランスのとり方がうまいです。

本人も言っていますが、嘘のない音楽性、まっすぐな音楽性がきいていて、とても引き付けられます。

他のバンドとは一線を置くような芸術性の高さがあるので、正直、ロックバンドを敬遠していたような方でもおすすめのバンドです。

芸術性の高さを見せつつも、やはり根本はロック、といった独特なバランスがすごいと感心させられます。

先ほど、ボーカル以外、というお話をしましたが、楽器隊の演奏が本当にかっこいいです。

ドラムのナカヤマシンペイ、ベースのひなっち、特にこの二人が何より強烈なインパクトを与えます。

ドラムスとベースで通常、「リズム隊」と呼ばれたりしますが、こんなにロックでかっこいいリズム隊は、唯一無二だと思います。

キングダム(映画) / Kingdom (2019 film)
9

漫画やアニメで有名なキングダム。実写版は…

元々邦画はあまり映画館にわざわざ観に行こうとならない私ですが、キングダムは漫画やアニメが大変有名であり、原作ファンも納得のいく作品と評判が良かったため観に行くことに決めました。また、キャスト自体も好きな方が数名いたため、キュンキュンも期待して行きました。
邦画、ということで映像美やスケールを舐めてました。この作品に関しては、中国の広大な敷地を使用しているということもあり、スケールが非常に大きく、また、アクションシーンにもこだわって撮影されていたため、洋画派の私でも非常に納得のいく作品でした。特に山の国の建物がドーンと出るシーンや、咸陽へ攻め入るシーンの映像美は洋画を彷彿とさせるものであり、大満足の作品でした。
キャストでいうと、まずは信役の山崎賢人。10kg減量したということもあり、今までの役柄とは違う雰囲気を漂わせており、奴隷や平民感を醸し出せていた感じがしました。漂・嬴政役の吉沢亮は、あの綺麗なキャラクターを見事に演じ分けることができているな、と感じました。2人は顔は同じだけど中身や人柄が全く違い、剣さばきも違うため、本当に綺麗に役を演じ分けることができるのか、という点に注目していましたが、信との初対面のシーンで「すごい!」と一瞬で感じ取ることができるほどでした。楊端和は長澤まさみが申し分なくきれいな役柄を美しい身のこなしで演じ切られており、王騎は大沢たかおが17kg増量し、見事にあのオネエキャラ+独特の「The将軍」という役柄を演じ切っているな、と感じました。