漫画やアニメで有名なキングダム。実写版は…
元々邦画はあまり映画館にわざわざ観に行こうとならない私ですが、キングダムは漫画やアニメが大変有名であり、原作ファンも納得のいく作品と評判が良かったため観に行くことに決めました。また、キャスト自体も好きな方が数名いたため、キュンキュンも期待して行きました。
邦画、ということで映像美やスケールを舐めてました。この作品に関しては、中国の広大な敷地を使用しているということもあり、スケールが非常に大きく、また、アクションシーンにもこだわって撮影されていたため、洋画派の私でも非常に納得のいく作品でした。特に山の国の建物がドーンと出るシーンや、咸陽へ攻め入るシーンの映像美は洋画を彷彿とさせるものであり、大満足の作品でした。
キャストでいうと、まずは信役の山崎賢人。10kg減量したということもあり、今までの役柄とは違う雰囲気を漂わせており、奴隷や平民感を醸し出せていた感じがしました。漂・嬴政役の吉沢亮は、あの綺麗なキャラクターを見事に演じ分けることができているな、と感じました。2人は顔は同じだけど中身や人柄が全く違い、剣さばきも違うため、本当に綺麗に役を演じ分けることができるのか、という点に注目していましたが、信との初対面のシーンで「すごい!」と一瞬で感じ取ることができるほどでした。楊端和は長澤まさみが申し分なくきれいな役柄を美しい身のこなしで演じ切られており、王騎は大沢たかおが17kg増量し、見事にあのオネエキャラ+独特の「The将軍」という役柄を演じ切っているな、と感じました。