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k-toyama56960のレビュー・評価・感想

ブラインドスポット / Blindspot
8

全身タトゥーの女の秘密とは?

無数のネオンが夜を彩り、沢山の人々が行き交うNYのタイムズ・スクエア。一人の警官が、路上に放置された大きなボストンバッグを見つけた。警官がバッグに付いている紙タグを見ると「FBIに連絡しろ」と書いてある。不気味な緊張感が漂う中、爆発物処理班がバッグに近づいていくと…バッグが動いた。バッグのファスナーが開き、中から現れ立ち上がった「女」は、全裸だった。震えながら両手を上げた彼女の全身の肌には、無数のタトゥーが刻み込まれていた。
これが『ブラインド・スポット』の衝撃的なファーストシーン!
この映像は、全米のテレビドラマファンを驚愕させ、2015年秋の話題作ともなりました。
タイムズ・スクエアの路上に置かれたバッグから突如現れた「女」は、FBIに身柄を確保されたが、彼女には記憶が全く無い。名前すらわからない。FBIは「女」を「ジェーン・ドゥ」と呼んだ 。ジェーン・ドゥとは身元不明の女性を意味する。
一体、彼女は誰なのか?全身に彫られたタトゥーの秘密とは?
記憶を失っている「女」は高度な格闘技術を身につけており、無意識に反応する戦闘技術から、何らかの組織による特殊な訓練を受けていたはずだという背景が浮き上がってくる。このキャラクター設定は、マット・ディモン主演の『ジェイソン・ボーン』シリーズにも似ており、敵との戦いの中で過去の記憶と、自分が何者かを取り戻していく様が描かれる。
彼女の全身に刻まれているタトゥーの図柄や文字、数字には恐ろしい意味が含まれている。そのタトゥーの1つ1つがこれから起こる事件の数々の解決のヒントになっているのだ。
Blind spot(ブラインド・スポット)とは、盲点・死角という意味。このドラマは、視聴者に新たな視点と謎解きを与えてくれるに違いない。

BABYMETAL / ベビーメタル / ベビメタ
10

日本生まれの逆輸入バンド?沼にハマるの間違いなしDEATH!

多分日本の多くの人は「BABYMETAL」の名前は知っていいても曲は聞いたことはないのではないでしょうか?自分も実は最初名前だけは知っていたものの日本のTV番組にはほとんど出演しないので曲は聞いた事がなく勝手に色物アイドル程度としか認識していませんでした。しかし、その認識はある日からガラリと変わりました。
それは趣味のSAXの練習のためカラオケBOX行った時、今月の新譜紹介でBABYMETALの曲が流れてきたのを聞いて「なんじゃこりゃ?」と思ったのが第一印象でした。早速その日のうちにYoutubeでMV動画を漁りどっぷり沼にハマりました…。翌日には発売されていたアルバムを買いに走り完全に帰って来れなくなりました。ユニット結成時のコンセプトは「アイドルとメタルの融合」と言う事でしたが、その後世界中をライブツアーで回り、楽曲の認知度は国内よりも海外の方が有名になって行き「BABYMETAL」と言う一つのメタルジャンルを確立し、色物のメタルバンドではなく本当のメタルバンドへと成長を遂げました。
ただし、このへ来るまでにはメンバーの脱退やバンドのギタリストの死などとても辛い時期を乗り越えてきたからこそ素晴らしい楽曲とライブステージパフォーマンスを成し遂げる事ができたのだと思います。

洗骨(映画)
7

いい話でした。

ガレッジセールのゴリさんが監督ということで、舞台は沖縄の粟国島です。
4年前に妻を亡くした信綱は.4年後、お骨を棺桶から出して洗う洗骨っていう儀式をすることになってるんだけど、すっかり酒浸りで家族と揉めたりするのですが、最後はそれぞれ本音を言い合って家族の再生をして洗骨をみんなでするみたいな映画です。
うまくいってない家族が、あることをするために集まって、仲直りみたいな話はよくある話っていっちゃあよくある話ですし、オチなんかみんなが思いつくものだったなとは思いますが、とてもいい話でした。
家族の確執の話ですが、コメディタッチな面もあって、結構面白く見れたし、何より役者がいいです。
奥田瑛二さんも、筒井道隆さんもすごく演技派ですし、筒井さんなんて、なんか懐かしくて、ああ、そうだ、こういういい役者がいたんだとてもとても嬉しい気持ちになりました。
また、洗骨っていう儀式をきちんと見せていたこともよかったです。
そんな文化があるのは全然知らなかったので、興味深かったですし、ここをあまりきちんと見せないと意味がないというか、沖縄の人がこの儀式をどれだけ大事にしてきたかがよくわかる演出だったと思います。
芸人が監督だけど、そんな色眼鏡で見ないで見て欲しい作品です。

ユリ熊嵐
10

いい百合を見た…ユリ熊嵐!!

熊と人間が隔たれた世界…そこでとある学園に通う主人公椿輝紅羽。少女には大切な友人泉乃純花という少女がいた。しかし純花は熊に食べられてしまう。大切な友人を食べられ、熊を許さないと誓った紅羽。そんな時に転校生百合城銀子、百合ヶ咲るるたちが転校してくる。なんとこの二人は熊で…!!というのがまずこの物語の概要だ。正直最初4、5話ぐらいまでよくこの面白さがわからず、ただ可愛い女の子たちが百合百合しくしているのを見ていただけだったがだんだん物語が進むにつれて彼女たちの関係、過去…様々なものが明らかになりもう最後には彼女たちの幸せのひたすら願うことしかできなかった…最終回は泣いた。なんというか社会内の問題がオマージュされた部分(LGBT、人間関係問題など)なかなか考えさせられるストーリーだったと思う。人と熊という異種間での内容だがうまくまとまっていて個人的には見やすかったように思える。次々と熊に食べられていく少女。友達だと思っていた隣の彼女が熊だったときの驚きがすごかった。え…お前も熊だったんか…あとはだだひたすらに女の子が可愛い。これはとても大事だ。百合城銀子をみんなみろ。がうがう。ただの百合アニメと侮るなかれ。ぜひ一度は見て欲しいと私からは強くオススメする。