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hellicco400SS3のレビュー・評価・感想

クリープハイプ / CreepHyp
10

ただのエロバンドじゃない、日常を 人間臭く歌う最強のロックバンド。

「クリープハイプ」って大学生の間で流行ってる、ただのエロいバンドだと思っていた。
ボーカルの尾崎世界観の声が特徴的で、初めて聴いた時はなんだかびっくりした。
地元の夏フェスにクリープハイプが来た時、当時小学生だった私は父親と一緒に目当てのアーティストを待っていた。
クリープハイプの出番は私の本命の直前で、何も知らない私は金髪の尾崎世界観を見てバンドマンってこんな感じなのかぁと目をキラキラさせていた。
その後すぐに演奏は始まり、あろう事か彼らは父親の目の前で「He is mine」を歌った。
気まずいにも程がある。それから一瞬クリープハイプを恨み、ただのエロバンドだ!と思っていた時期もあった。
しかしそれから数年後、私はまたクリープハイプを聴くようになった。
そうだ、彼らの音楽をちゃんと聴いてみよう。そうしてクリープハイプの曲を1つひとつ聴いていった。
「左耳」「寝癖」「鬼」など…なんだ、ただのエロバンドじゃなかった。
今になって見た尾崎世界観の綴る歌詞は、どれも人間臭くて、まさに大人になりきれない私のような奴には全部が大人びて見える。
でもきっと大学生になったら、歌詞の意味が違って聴こえるようになるんだろうな、と思ったりもする。
今はそんなクリープハイプが大好きだ。ただの流行りのエロバンドじゃない、クリープハイプは日本のロックだった。

Doul / ダウル
10

世界で活躍が期待されているアーティスト、Doul!

シングル「16yrs」で2020年9月16日デビューしたダウル。
一度聴くと頭から離れないその歌唱力。
そしてそのボーイッシュなキャラクターも見た側へのインパクト大だ。
彼女は一体何者なのか。

出身は福岡県で2003年5月17日生まれ。
あだ名は「うる、うるちゃん」。
ファンの呼び名は「DOOBRO」(DOO=Doul、BRO=brother)

17歳にして作詞・作曲・演奏・アレンジ・映像・ビジュアル・ヘアメイクやスタイリングまで
オールセルフプロデュースしており、自身のレーベル「DOO」も設立。

彼女の歌は日本人離れしたネイティブライクな発音、そして全て英語詞である。
留学したわけではなく完全に彼女の独学である。

世界で活躍するアーティストになる夢のため
普通高への進学を取りやめ、通信制高校に入学したが
在学の意味を見いだせず1年未満で自主退学している。

そんな彼女自身の体験からか
彼女の歌詞は「外に出て行こう」というような
前向きに生きたいと思わせてくれるのが特徴だ。

曲は60s、80s風ディスコサウンドに彼女ならではのラップ
2020年代のサウンドもミックスしている。

デビューから3週連続配信後、10月17日には初のYouTubeライブを実施。
世界中で再生数を伸ばし、彼女のフォロワーはロシア・南米の18~20代前半の女性が過半数を占めている。
コメントにはアメリカやインドも含めて各国から熱烈なエールが飛び交っていた。

日本だけではなく海外でも注目を浴びているダウル。
本人は世界進出を計画しており、18歳になったらアメリカを経由し、世界へ飛び立つそうだ。

灼熱の卓球娘 / 卓球☆だいありー / Scorching Ping Pong Girls
8

萌え系の皮を被ったスポ根アニメ

灼熱の卓球娘はとなりのヤングジャンプで連載されていた、かわいい卓球女子中学生たちがキャッキャウフフとイチャイチャするゆるーい日常を描いた作品。
ではなく、卓球に真剣に向き合いながら、時には苦悩し、修行し、そして熱い試合を繰り広げる『友情』『努力』『勝利』を正しく表現したジャンプ作品である。

この作品は2016年にアニメ化をし、そこから爆発的に知名度が伸びたのだが、残念なことに2019年2月をもって連載が打ち切られる形で終了してしまっている。
もうこの先のキャラクターたちの顛末を語られることはない作品ではあるが、今までの彼女たちの軌跡を少しだけ紹介したい。

この物語の舞台である市立雀が原中学校には卓球部の絶対的エースとして君臨する上矢あがりが存在するのだが、朝練中の上矢あがりが校門前で困り果てている旋風こよりに出会うところから物語が進行していく。
上矢あがりは周りの部員や後輩、学校の広報部などに持ち上げられいわば天狗状態であったのだが、入部してきた旋風こよりが部活動で実力を表してくると周りの評価は一変、次期エースともてはやされていく。
それに対して上矢あがりは、焦りとも妬みともとれる感情をあらわにしていくのだが…。

この展開は灼熱の卓球娘のアニメの中でも屈指の燃えエピソードであり、1~3話まで心理描写まで丁寧に描かれているので、この記事で興味を持った人はぜひ3話まででも見ていただきたい。