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harutamago1のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃
10

子供のころから大好きです!

ある一人のミライマンがカップ麺につられて野原家にやってくることから始まる3分間だけ変身できるヒーローもののストーリーです。3分後の世界へ行き、そこに現れる怪獣を倒さないと元の世界で怪獣が現れ世界が崩壊してしまいます。美人だったり可愛いヒーローが登場!?ほかにもカッコ良くなりたかったヒーローや、園児や赤ちゃん、ペットまで皆ヒーローに!救った人達やテレビ取材の人にデレデレな野原家だったり、元の世界でもデレデレしすぎて何言ってんだこの人という対応をされてるひろしもいたり…。怪獣も可愛い系やゲテモノ系や怪獣といえばこれ!といったような見た目から、懐かしのあるお笑い芸人まで登場!普段の生活とヒーローの両立の厳しさや物語の終盤になるにつれて段々強くなっていく怪獣に追い込まれる野原家や3分後の世界はどうなる!?しんのすけがお兄ちゃんらしく妹の未来を守る姿や、親から子への愛を叫ぶ感動できる作品です。しんのすけが大好きで心強いヒーロー達も登場し、最強の怪獣はなんとこの怪獣!?内容は○○○○マンのオマージュなのかさらっとしているので子供から大人まで楽しめます。野原家の七変化をぜひ楽しんで見てください!

ばらかもん / Barakamon
10

五島列島が舞台のほんわかハートフルコメディ

「ばらかもん」は五島列島出身のヨシノサツキさんによる、五島列島が舞台のほんわかハートフルコメディです。
2008年にマンガが公開され2014年には好評につきアニメ化されました。
物語は書道家の半田清舟が東京で書道館の館長を殴り飛ばし、罰として心を清めるために五島列島に行くところから始まります。
五島の自然がとても綺麗に描写されていてアニメを見ていてとても癒されます。
半田くんが最初に見る海がとても綺麗なのが印象的です。
私は五島に旅行に行ったことがあるので自然の描写を見て懐かしくなったりもします。
半田くんが出会う五島の人々も個性豊かに描かれていて、島独特の方言だったり特産品なども登場して面白可笑しく描写されています。
五島の自然や人々とふれあう内に、半田くんの心がだんだん洗われていく過程が見ていて面白いです。
半田くん役の声優が小野大輔さんで、イケボながらもコメディなところが上手く表現されていると思います。
あと、書道というなじみのないジャンルがとても新鮮でした。
好きなシーンが二つあります。
一つは第1話「ばらかこどん」のラスト、夕日がとても綺麗だったところです。
もう一つは最終話「帰ってきてうりしか」で半田くんが島に帰ってくるシーンです。
どちらも五島の自然や人の温もりが上手く描かれいると感じました。
今ではネット配信やブルーレイBOXで見れるのでおすすめです。

レ・ミゼラブル / レミゼ / Les Misérables
10

いつまでも心に残る圧巻の演技と歌唱

ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』、日本語版『ああ無情』のミュージカル映画。この映画が大好きで、年に1回は見て毎回毎年感動し毎年悲しみ喜び泣いています。俳優陣の演技力と歌唱力がすごすぎて、小説を読むような気持ちで見終えてしまう作品。歌っているのか喋っているのか、彼らは歌手なのか俳優なのか、そんなことを考える暇はありません。音楽や歌は言うまでもなく素晴らしく美しい。アン・ハサウェイ演じるファンティーヌのシーンははじめと終わりにしかないものの、圧巻です。語るように歌い、歌詞ではなく言葉として胸に響くのです。また、ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンをはじめとする、いわゆる作品の中で"善"とされる人々は勿論、"悪"もしくは"敵"とされる、ジャン・バルジャンを追い続ける警察ジャヴェールや、幼き日のコゼットをいじめていたテナルディエ夫妻など、すべての人々に感情移入し寄り添う事ができる作品です。"善"とされる人々のシーンだけではなく、"悪"("敵")とされる人々のシーンが印象的なのが、この作品の特徴でもあると思います。特に私が胸を打たれたのは、ジャヴェールが川に身を投げるシーン。前半では自信に満ち溢れ己の正義を信じて警察としての仕事を全うしてきた彼。少しずつ迷いが生じ、やがてジャン・バルジャンを故意に見逃した事で己の正義に反してしまい、自ら身を投げるのです。本来であれば、主人公のジャン・ヴァルジャンやマリウスが助かったのですから喜ばしいシーンですが、単純にそう思えないのがこの作品の奥深さや魅力であると思います。ストーリーというのは原作に基づいたものではありますが、人々にどのように思わせるか、考えさせるかという演出はこの作品独自のものであり、特に、考えさせることに長けた作品です。また、このシーンをはじめ作品中でかなりの人が亡くなってしまいます。ただ、どのシーンも印象的で、決して無駄ではない死のシーン。ひとりひとりに正義があり、人生があり、葛藤がある。善悪で終わらせずに一人一人の人生を歌い、演じあげ、見た者に思いを巡らせ考えさせる作品です。