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go-1067281355282050169438のレビュー・評価・感想

あなたがしてくれなくても / あなして
7

ただの不倫マンガじゃない!切ない心理描写が共感の嵐を呼ぶ

主人公のみちはどこにでもいる兼業主婦。夫である陽介との仲は悪くないが、ただひとつ「セックスレス」という問題を抱えている。
自分から誘ってみたり、陽介の好きな料理を作ってみても陽介は「疲れているから」とみちの思いを無視し続ける。
セックスレスで悩んでいる夫婦は増えてきており、その末に不倫にどっぷりハマる主婦もいるとか。
ましてやセックスレスなんてセンシティブな問題は、仲のいい友達にもなかなか相談できないもの。主人公のみちも、誰にも相談できずに悶々と日々を過ごしている。
そんなとき、職場の後輩の華が夢中になっている既婚者の同僚、新名と打ち解ける。お酒の勢いで自分が2年もセックスレスだとしゃべってしまうが、実は新名も妻とはセックスレスだという。お互い同じ悩みを抱えた男女が向かう先はひとつ!とわくわくする展開になりそうだが、みちの純粋な性格が一歩踏みとどまらせる。
セックスがしたくて夫婦になったのではなく、愛されているという実感や心の充実感がほしいと言ったセリフに世の主婦たちは共感の嵐だ。
私自身、夫とは半年以上セックスレス…。単純な性欲処理などではなく「好きな人と触れ合いたい」「愛されている実感がほしい」という気持ちが痛いほどわかり、何度か泣いてしまった場面も笑
この作品の魅力は、単純な不倫マンガなどではなく主人公の周りの人間の描写もはっきり描かれているところだ。
みちだけでなく、夫の陽介、新名の妻など、それぞれが抱いている思いがリアルで男性のセックスしたくない、女性のセックスしたくない気持ちも理解できるようになっている。
既婚女性だけでなく、これから結婚を考えいてるカップルや男性にも読んでもらいたい作品だ。

エイリアン2 / Aliens
10

エイリアン2

前作で退治したはずだったアイツ、しぶとく生き残っていた。前作から数十年がたち、リプリーは冷凍睡眠から覚めた。しかし悪夢は終わってはいなかった。あの忌まわしい星に移住した人々がいたのだが連絡が取れない、会社に呼び出され怪物のことを話したのだが相手にされず、逆に調査に行けと命じられた。あの忌まわしい星に、再び舞い戻った。
移住した人々を探すが一人も見つからない、地下に降りてゆくと見たこともないようなおぞましい空間を目にした。リプリー恐怖がよみがえる。奴はどこかに潜んでいる。一人の少女が生き残っていた。パパ、ママ、全員、怪物にやられたという。一刻も早く脱出すべきとするのだが、時すでに遅し、奴らが襲い掛かる。前作では1匹だけ、今作では集団で襲い掛かる。
ハラハラ、ドキドキ恐怖度100パーセント、アドレナリン爆発、映画館は悲鳴の嵐、エレン・リプリー只者ではない。少女を守るため命がけで戦う、女の意地、女の強さ、クイーン・エイリアン対女リプリー、女同士の壮絶な戦い、映画館は興奮のるつぼ、どちらが勝つのか見てのお楽しみ。1匹でも怖いのに、数十匹で襲い掛かるのだ。シガニー・ウィーバー前作よりさらに強く逞しい、今回の敵はクイーン・エイリアンと子分たち・仲間たち、その他大勢。こんなやつらを相手にして、大変です。女はつらいよ。

ゾディアック
7

未解決事件

昔、アメリカで起きた未解決事件の話です。犯人側の話ではなく、彼を追ったために人生が狂った男たちの話でした。主役は3人で、「記者:ロバート・ダウニー・Jr」、「漫画家:ジェイク・ギレンホール」、「刑事:マーク・ラファロ」です。全員渋い役者さんで、演技も素晴らしいので、シーン一つ一つが面白かったです。ロバートは不良記者で最初のイケイケのときの演技もかっこいいし、薬か酒かよくわからないけど落ちぶれているところも素敵でした。ジェイクは、かわいらしく、真面目な感じがよく出ていて、似合ってる役でした。暗号を図書館通いで解いたり、刑事でもないのに犯人探しに躍起になったりして面白い人だなと思いました。あと、愛嬌があって刑事さんにも協力してもらったりしていて、いい役だなと思いました。マークは渋いけど、だからこそ可愛い刑事でした。相棒のランチのポテトを奪ったり、奥さんが強そうだったり魅力的でした。ゾディアック事件の概要が興味深いのはもちろんのこと、犯人を追いかける刑事の捜査も大変そうだし(いろんな情報、眉唾物も聞かないといけなかったり)、新聞社に犯人から暗号が送られてきてそれを解いたり、いろんなことがあったんだなと興味深く見ました。事件は被害者、その遺族はもちろん、担当刑事やそれ以外の人の人生も変えてしまうんだなと思いました。ちょっと長い映画ですが、見応えのある作品だったと思います。

ドラゴン、家を買う。
8

気の弱い優しいドラゴンの物語です。

気の弱い闘えない優しい主人公のドラゴン「レティ」が安住の地を探し家を建てる物語です。のんびりした気持ちで見ることが出来ます。
強制的に家を出され最初はおろおろしていたレティでしたが、旅の途中で出会っていくキャラクターと力を合わせて困難を乗り越えたり、自分より小さなキャラクターを守ったりする成長が見えます。
作画も丁寧です。とても細かく描けていると感じました。声優さんも豪華です。数秒しか登場しない脇役にも有名な声優さんを起用していたので、毎回エンディングを見るのが楽しいです。ナレーションは森本レオさんです。NHKの教育番組を見ている雰囲気に浸れます。
「ピーちゃん」というキャラクターが可愛くてお勧めです。鳥のヒナのキャラクターです。レティが旅の途中でピーちゃんの孵化に遭遇してしまい、それ以降旅を共にするようになりました。以前のレティは弱く泣いてばかりいましたが、自分より体も年齢も小さなピーちゃんと行動するようになってからは、ピーちゃんを外敵から一生懸命守ったりお世話したり可愛がったりしていて、レティの成長に貢献したキャラクターだと思います。
ドラゴンや鳥のヒナなど人外のキャラクターが多数登場するので、動物が好きな方にはお勧めできる作品だと思います。