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brass_de6のレビュー・評価・感想

Winkeltje: The Little Shop
8

細々と可愛い

Steamゲーム「Winkeltje: The Little Shop」は、お店経営シミュレーションである。
最初はあまりおもしろいと思わなかった。小さな店に放り出され、親が残した借金を背負わされて、「なんてひどい...」というのが、ゲームに対して抱いた感想である。
しかし、「せっかく買ったから少しやってみよう」と思い、チュートリアルに従って時間つぶしにポチポチとやりだした。
素材であるリンゴなんかを売っていても大してお金にならず、ちょっとつまらなくなりかけたところで、生産施設がアンロックされ、とりあえず料理を作って売り出したら借金なんかあっという間に返済できてしまった。
ノーマルモードなので、そこまで難しくはなかったのだろうが、借金を返済してからが本番である。
アルバイトを雇ったり、敷地を購入して店を広げたり、家具を買い揃えておしゃれなお店にしたりと、最初はひどかった店がだんだんときれいに、可愛らしくなっていく。
借金なしの「リラックスモード」もあるし、「クリエイティブモード」では家具や敷地購入に一切お金がかからないばかりか、最初から全ての家具がアンロックされているため、スクショ用の可愛らしいお店をつくったりもできる。
日本語にも対応している上に、価格も安く、評価も高いため、時間があるときには是非おすすめしたい。

Identity V第五人格
9

対人ゲームが克服できた!魅力的なキャラクターと一緒に遊ぼう!

一年前から始めて、今では友人とVCを繋げて楽しく遊んでいます。
大まかに説明すると「IdentityV 第五人格」は鬼ごっこです。
4人のサバイバーは1人のハンターから逃げ、脱出口から出たらサバイバーの勝利、サバイバーを3人以上捕まえたらハンターの勝ちというルールです。
ゲームの性質上ハンターもサバイバーも画面の向こうには操作している人間がいて、それが取り掛かりにくい一つの原因であることも事実です。
私もそのうちの一人でした。煽られたら…や、迷惑が掛かったら…など不安要素ばかりでしたが、
今ではそれを超える楽しみやワクワクが勝っているから続けられているのだと思います。

主観的な「IdentityV 第五人格」の魅力は3つあります。
一つ目はキャラクター達の存在です。
怖い見た目のハンターや、可愛らしい見た目のサバイバーたちにはそれぞれこのフィールドに来る経緯が記されているのですが、
誰もが皆凄惨な過去や心動かされるストーリーをもって荘園(鬼ごっこゲームの舞台)に足を運んでいます。
その過去に触れることによって、感情移入させられそのキャラに惹かれてしまうのです。
可愛らしい見た目の女の子や格好いい見た目をした男の子の過去を垣間見て、その子たちの新たな側面が見えてくるのが楽しいです。

二つ目は対人戦ならではの駆け引きです。
ハンターから逃げ惑うために板を使って道を通せんぼしたり、窓枠を乗り越えて捕まえられないようにしたりするのですが、そこの駆け引きが面白いところの一つです。
いつ板を倒すべきか、窓枠はまだ乗り越えないほうが良いのかなど相手の行動を予測しながら立ち回ることが必要になってくるので凄く頭を使うのですが、それがとても楽しい。

三つ目は動画制作技術が高いところです。
キャラクター紹介動画やイベントストーリーの動画をYouTubeや各SNSに上げてくれているのですが、大変クオリティが高いのです。
ディズニー映画をほうふつとさせるような引き込まれる映像の数々に圧倒されています。
それによって一つ目で紹介した、キャラクターの魅力がより引き立たせられているのだと考えます。
また、三周年記念生放送では、プロのオーケストラ集団によるテーマソング演奏や、砂絵でキャラクターのストーリーを再現するなどゲーム以外の部分でも目を見張る演出が目白押しです。

そんな魅力がぎゅっと詰まった「IdentityV 第五人格」、私は大変お勧めしますよ!

男はつらいよ 柴又慕情
9

吉永小百合さん、美しい

吉永小百合さんが綺麗な作品です。あんな綺麗で可愛らしい女性に懐かれたら、そりゃあ寅さんでなくてもメロメロだなと思います。
吉永さん演じる歌子ちゃんは、お父さんとの関係がうまくいってなくて悩んでいます。このお父さんも側からみるとい良いそうだし、娘が結婚して遠くに行くのが嫌、ただそれだけなんだろうなって感じです。親子ってなかなか難しいものだなと思いました。
寅さんは歌子ちゃんの恋事情とか終わりの方まで知らなくて、ウキウキしていました。寅さんって何でも話せる感じだし、親しくなった時に話しててもおかしくない気がしますが、きっと寅さんが自分に恋愛感情をとか考えもしないから、話さないのかなと思います。それだけ親しみ深くて、気のいいおっちゃん感がある人なのです。私も旅先で寅さんに出会えたら、すごく楽しいだろうなと妄想します。寅さんが旅先で歌子ちゃんらの写真を撮る時に言った「はいバター」ってセリフは寅さんの代名詞というか、好きなセリフです。でも、最初に間違えたのはたしか御前様です。寅さんもそれに引っ張られちゃったんですね。面白いです。
また、今回の寅さんと家族の喧嘩は、間借り騒動でした。自分の部屋が貸し出されることに腹を立てる寅さんの気持ちは分かりますが、いつもいないし、とらやに女性が訪ねてきて泊まる時とか、寅さんは物置で寝てるのにそんな怒らなくてもって感じです。でも、寅さんのそういう素直に気持ちを言っちゃうところが結構好きです。いつも喧嘩になって、大変だなと思いますが、ああ、ほんと何でも言い合っていい家族だなと思います。

YOASOBI
7

YOASOBIについて

YOASOBIのことは『夜に駆ける』がTikTokで多く使われていることなどから知りました。それまではあまり目立った印象はなく「まあこんなアーティストもいたかな」という程度で、特に気にしていませんでした。私の好きなラジオ番組でこのアーティストを強く勧めていたこともあり、気になって聞き直してみたところ「なかなか良い」と思い、繰り返し聞いてしまっています。
2020年はYOASOBIにとってブレークの年であったと思います。コロナ禍という恵まれていない状況の中でも人気を不動のものに出来たということは、やはり実力は本物なのでしょう。YOASOBIの曲の基になった小説も読んでみました。簡単に読めるもので、すぐ読み終わることが出来ました。『夜に駆ける』が好きなので「小説はいったいどうなのだろう」と思いながら読んでみたところ、残念ながら深い感動があった訳ではありません。内容が若者向けで、私にとっては少し遠い記憶・遠い感覚となってしまっていたようです。若い人にとっては、青春の甘酸っぱさを感じながら小説と曲を十分に楽しめるのではないでしょうか。しかし、アーティストに対する魅力は満点ですので、今後新しい曲などが公開されたら早く聴きたいです。