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Tori8705

Tori8705のレビュー・評価・感想

鈴木鈴木
10

兄弟シンガー鈴木鈴木

鈴木鈴木兄弟は兄弟でユニットを組むシンガーソングライターとして、2016年から音楽活動を開始しています。

きっかけは「吉田山田」の『日々』をカバーしたものをYouTubeに載せてみたらいいんじゃないかという叔父の一言でした。
その後も数多くのカバー曲をYouTubeにアップし続け、毎日投稿、定期投稿など、YouTubeを見ていると彼らの努力が見られます。
さて、鈴木鈴木というユニット名ですが、彼らが出演した歌番組「Momm!!」で、MCの中居正広から命名されます。
しばらくは、路上ライブやライブハウスで活動していました。
「鈴木鈴木」のオリジナル曲『君と僕はさ』をはじめとする楽曲、君僕シリーズは、2021年6月15日時点で総再生数300万を超えています。
中でも、『君と僕はさ』の再生回数が250万再生以上と多くの人気を集めています。
若者の恋愛に関しての共感する音楽を作ることがYouTubeの再生回数の伸びと大きく関わりを持っています。
今後も彼らの制作する音楽に期待ができます。

また、兄のトム、弟のセイナ、共に端正な顔立ちと古着好きというファッションセンス、様々な魅力が女の子の人気を集めています。
また、GUCCIとドラえもんのコラボモデルもしていました。

誰かこの状況を説明してください!〜契約から始まるウェディング〜
8

主人公のキャラを見習いたい!

麗しいエリート公爵と結婚することになった貧乏貴族の地味娘のストーリー。愛人に首ったけの公爵様の体面上のお飾りの妻として、贅沢な生活を保証され、社交もしなくても良いし、子作りもしなくても良いという、シンデレラストーリーのように見えて、憧れていいのかよく分からない異色の宮廷モノです。

しかし、やはりリッチな男性と結婚して、生活を保証されている上に自由にしていていいというのは、羨ましい限り。恋愛結婚ではないのだから、旦那様が愛人と別棟に籠りきりで、自分のところに全く帰ってこないとしても、むしろ好都合というもの。主人公のヴィオラも使用人達と楽しくやりながら、自分らしくのびのびと生活しています。ヴィオラの凄いところは全然嫉妬をしないところで、素直に全てを受け入れつつ、自分の信念は通していきます。それを見ていると、こんな結婚生活もありだな、なんて思ってしまいます。しかし、それができるのは人徳があり、どうでもいいことはサラッと流せる、賢い主人公だからであり、地味に見せて、なかなかレベルの高いキャラクターであることから、学べることが多い漫画です。

そんなヴィオラのマイペースさが魅力のひとつですが、お飾りの妻として、旦那様から放置される生活から、少しずつ変化していくところも興味深いです。資産家でエリートなイケメン公爵ですが、自分本位で人としてはどうなの?という人格の旦那様の心が成長していく展開を見せていくのです。

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
10

人間賛歌

1880年イギリス。強い正義感と勇気と持つ英国貴族の1人息子の主人公ジョナサン・ジョースターと、下層階級出身ながら類稀なカリスマと野望を持ち、ジョースター家の養子となり、跡取りを狙うディオ・ブランドーの二人による、石仮面を巡った抗争劇を描いたアクション・アドベンジャー作品です。もしかしたら1話を見た段階で見る気が失せるかもしれません。なかなか個性の強い作品だと思います。ただこれだけは言えます。ジョジョの奇妙な冒険を見終わったとき、この作画だからこそいいのだ、と思うでしょう。ファントムブラッドの見どころポイントは主人公ジョナサンの強い正義感、恐怖に屈しない勇気、そして家族への愛です。自分の目で見たい人は是非読んでみてください。

黒子のバスケ / 黒バス / Kuroko's Basketball
10

最高

まず、主人公が完全無欠のヒーロータイプではなく、元のスペックは低いのに一生懸命努力して、影の薄さを生かした技を確立して数少ないチャンスを逃さずに活躍していく所が、新鮮で面白い設定だと思いました。今までの『ジャンプ』にはいなかったタイプの主人公だと思います。
主人公のチームメイト・通称キセキの世代と呼ばれる、個性と才能が豊かで華やかなイケメン達が周囲を彩っています。
バスケを題材にしており、ルール等全くわからない初心者ですが、良い意味で現実ではありえないユニークな技がたくさん繰り出されていて楽しめました。
高校バスケ部の仲間同士の友情を育みつつ強敵を倒していく、王道のストーリーかと思っていましたが、そうではないことが終盤以降に判明します。序盤からの伏線もしっかりと回収されており、話の筋立てもしっかりしていて分かりやすいです。
才能に恵まれたからこその苦悩、才能に溺れて人としての謙虚な心を見失っていた驕り、そんな心に染まってしまったキセキの人たちに、主人公は高校で新しく相棒となったチームメイトと共にリベンジや恩返しを果たします。
そんな展開に時に心が痛み、主人公たちの大接戦の末の勝利には胸が熱くなり、自然に感情移入してしまいました。
脇役1人1人にもストーリーがあり、登場人物はかなり多いのに名前をほぼ覚えられるほどキャラクターが生きています。
読み終えた後の感覚も爽やかで、学生時代を思い出して胸が熱くなる、とてもお勧めのマンガです。