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TOROROgohan7のレビュー・評価・感想

水曜日のカンパネラ
8

物凄く個性的な歌を作る集団

彼らの歌は歴史上の人物や事件、出来事、日常や不思議な出来事、ものを芸術溢れる感覚で歌にしており、聴いていて気持ちの良い歌になっています。
面白いリズムや歌詞、特徴的なコピーセンスなどは、水曜日のカンパネラの「桃太郎」や「千利休」、「坂本龍馬」などの歌で贅沢に味わえると思います。
リズムの良さは現代には欠かせないものだと思うので、リズムや音楽を聴きながら歌詞を見て口ずさんだり、車の中で聴いたり、カラオケで歌ったり、ライブやイベントで体験したりなどをおすすめします。YouTubeでもたくさんの楽曲がミュージック・ビデオ、歌唱映像であるので聞いてみることをおすすめします。

コムアイさんの独特なセンスや歌声は一度聴いてみると頭から離れないぐらいに中毒性があります。私は父親からのおすすめがきっかけで水曜日のカンパネラの曲を聴いたのですが、父親が車の中で流す「桃太郎」が頭の中でずっと離れなくて、印象的でした。
いろんなジャンルの歌がある中で、水曜日のカンパネラは岡崎体育さんの様なジャンルに当てはまるのかなと思います。
パフォーマンスも普通のアーティストとはまた異なって面白い演出があるので、ぜひ興味を持たれた方には調べて欲しいなと思っています。

今日から俺は!!
8

劇場版:ツッパリ・ヤンキーという死語が1周回ってフィクションとなる

当時のサンデーを支えてたマンガである。
懐かしのマンガが実写化するぞとなると、思い出を壊さないでくれとか自分の思い描いた配役と違うなどマイナス要素が働いてしまい遠慮がちになる。
安心して下さい。三橋の卑怯、伊藤の根性、リコの可愛さ、今井のバカさは変わらない。同年配の方にこのコンテンツの良さを伝えるのは難しくはない。大事なのは古き良きものは新しい伝えることだと思う。おっさんが「あー昔は良かった」だとが口で言った所で伝わるもんではない。

おっさんが【ツッパリ・ヤンキー】という単語を知らない若い世代にどのように伝えるのが難しいことだ。
原作知らない人に単行本全38巻又はドラマ45分1~10話を見なさいというのはちょっと仕切りが高い。
そこであえて劇場版を見てもらうのも1つの手段だと思う。
同年代のファンには邪道と言われてるかもしれないが、それぞれのキャラの役割が2時間で収まっているのだから、劇場版を入り口としてドラマそして漫画原作を読んでもらうのもありだと思うのだ。
監督の福田雄一の勇者ヨシヒコシリーズにはまった方は見といて損はしない。加賀賢人の演技が輝いて観えるのは脇役が個性強すぎるための反発力だろう。特にムロツヨシ、佐藤二郎が自由すぎるだよな。

私がモテてどうすんだ / Kiss Him, Not Me
7

腐女子の実態がよくわかって面白い

腐女子の女子高生がイケメン達に熱心にアプローチされて、逆ハーレム状態になるというラブコメ漫画です。

主人公の芹沢花依はアニメのキャラクターのシオンに熱烈に萌えるデブのオタク。実生活でも美少年が大好きなのですが、自分がその隣にいたいわけではなく、美少年×美少年のカップリングを影から見つめたり、妄想したりするのが好きな根っからの腐女子です。
しかしある日、推しキャラのシオンがアニメの中で死んでしまい、寝込むほどショックを受けてしまいます。ところが、食事もとらずに、しばらく自室に引きこもっていた花依はすっかり痩せてしまい、まるで別人のような美少女に大変身。そんな花依に校内きってのイケメン達が群がり、乙女ゲームのような生活が始まるのです。

この漫画を読めば、腐女子の実態をわかりやすく理解することができます。推しキャラへの熱意や、BLの世界、コミケの様子、そして彼女たちの思考回路がコメディタッチで描かれていて面白いです。

ストーリー的には、主人公の花依がイケメンに囲まれたからといって、簡単にリア充に転向して恋愛に発展しないところが良いと思います。正直にオタクであり続け、自分の好きなものを貫き通すところに、媚びない魅力を感じました。