MEGRACHIVEd4@MEGRACHIVEd4

MEGRACHIVEd4
MEGRACHIVEd4
@MEGRACHIVEd4
2 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
MEGRACHIVEd4

MEGRACHIVEd4のレビュー・評価・感想

とんでもスキルで異世界放浪メシ / とんスキ
10

メシ漫画がお好きな方にお勧め

小説と漫画が出ていますが、個人的には漫画の方がお勧めです。
小説の方も、決して悪くはないのですが、漫画の方が食事シーンの描写に力が入っていて美味しそうです。
読んでいて、同じものがついつい食べたくなります。
絵柄はちょっとクセがある感じですが、読んでいるとそこまで気にはならない感じです。
フェンリルの描写は、漫画の方がむしろ画力があります。
間違って異世界に召喚されてしまった、しがないサラリーマンが、スキル「ネットスーパー」を活用して上手いメシを作って放浪するという設定は、わりと目新しいです。
異世界チートモノが多い中で、「通販する」というネタはちょっと新鮮でした。
作中に戦闘シーンもありますが、基本的には「穏やかホッコリ系」の漫画です。
主人公のムコーダさんが、パパッと料理してしまうので、「ムコーダさん、料理スキルが以外と高いな…」と、思いました。
従魔のスライム、スイちゃんは、結構チートな設定ですね。
話が進むにつれ、かなり色んな事が出来る希少スライムと進化しており、ちょっとやりすぎな感があります。
小説とすこーし話を変えている所もあるのですが、むしろ漫画のムコーダさんの方が、優しさがにじみ出ており、お人よしな感じがするのでより好感が持てます。

SAW
10

こんなのあり

SAWのパッケージを見て、パッと思いつくのはホラーではないでしょうか。
ですが、ストーリーが作りこまれていて見ていたら続編の作品を探していると思います。
1作目を見ると謎の部屋に2人の男性と1人の死体があり、なぜここにいるのか、から物語・ゲームが始まります。
視聴している人は話しが進むにつれて謎が徐々に解明していきます。回想シーンの時系列がはさまれ、点と点が一つにつながり、だんだんと真相に近づき始めます。
グロテスクなシーンが豊富にありますが、人の不安や恐怖心を巧みに操り2人の男性はゲームをしなくてはいけない状況へとなっていきます。
1作目のラストは見ていてかなりびっくりしました。
主人公の「ジグソウ」は信念があり度重なる猟奇的な殺人ゲームを行いますが、その殺人ゲームをクリアした者たちが「ジグソウ」の信念を受け継ぎ、次の作品へとストーリーが続いていきます。
この作品はシリーズ化されており、前作とのストーリーが色濃くつながっているため、ただのグロテスクなだけではなく、1つの物語を楽しめるため、グロテスクなシーンが苦手な方でも、それ以上に次を見たくなる作品だと思います。
この作品はかなりおすすめいろんな意味で楽しめる作品です。

風光る
3

ラストが‥。

歴史少女漫画としてそれこそ長い歴史もある漫画なのに、ラストシーンがあれでは少々残念。無理矢理あの展開にもっていくなんて!これまでの総司とセイの関係、そして前巻で二人が秘密裏ではあるが夫婦になったことを考えれば無理にあのラストシーンにせずとも良かったのでは。セイが総司のいない世界で生きていきたくなく、死に場所を求める気持ちも分かる。だからって生きていく希望を与えるためにまさかあの人との子を作らなくても良かったのではないか。個人的にはラストシーンには最初の伏線回収の意味も込めて総司からセイへの手紙がある形の方がすっきりするように思う。恐らくその手紙でセイが納得するか作者も疑問だったため踏み切れず、少々ずれたあのシーンになってしまったのだろう。兎に角ラストシーンは多くの読者が疑問に思う、もしくは呆れ返るシーンになっている。ただ、巻末に記載されていた参考文献一覧には目を見張るものがある。正直、歴史漫画の創作にあれほどの参考文献を読む漫画家は渡辺さん以外にいないだろう。恐らく一般大学生が卒業論文を書くときでもあの量の文献を漁ることはないだろう。本当に時代考証のしっかりした超大作といえる作品。ラストだけは変えてほしかった。