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GlitcherZのレビュー・評価・感想

月刊少女野崎くん / Monthly Girls' Nozaki-kun
9

ユーモアと心温まるロマンスの融合

「月刊少女野崎くん」は少女漫画を描く高校生野崎梅太郎、彼に恋をする女子高生千代さくらを中心に展開するコメディ漫画。作者によるこの作品は独特のユーモアとキャラクターの魅力で多くの読者を引きつけています。

物語はさくらが野崎に告白するシーンから始まりますが、野崎は彼女の告白を誤解して自分の漫画のアシスタントにさせることに。ここから2人の奇妙で楽しい関係が始まるのです。野崎が人気少女漫画家であることと、彼の無自覚な行動が多くのコメディシーンを生み出していきます。

この漫画の最大の特徴は従来の少女漫画のトロープを逆手に取ったユーモア。例えば、一見するとクールで理想的な男子高校生キャラクターが実は内向的でマイペース、または通常のロマンス漫画では見られないような奇妙なキャラクター関係などが描かれています。これにより読者は新鮮な笑いとともに、少女漫画に対する新たな視点を得ることができます。

さらに、本作はキャラクターの成長と深い人間関係を描くことにも成功しています。独自のバックストーリーと性格を持ち、物語が進むにつれてそれぞれが成長し、互いに影響を与え合う各キャラクターたち。特に、野崎とさくらの関係は単なるコメディ以上のものを提供し、読者に心温まる感動を与えます。

作品全体を通じて、作者の繊細なアートスタイルが物語のトーンを支えています。キャラクターの表情や仕草が細かく描かれ、感情の動きがよく表現されていること。背景や小道具のディテールも丁寧で、物語の世界観を豊かにしていることも、注目点です。

総じて「月刊少女野崎くん」は従来の少女漫画の枠を超えたユーモアと深いキャラクター描写で、幅広い層の読者にお勧めできる作品です。コメディ要素だけでなく、心温まるストーリーとキャラクターの魅力がこの漫画の大きな魅力となっています。

新世紀エヴァンゲリオン / Neon Genesis EVANGELION
10

少年が創り出す神話とは

物語の舞台は西暦2000年に起きたセカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられます。当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにし、仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦いを繰り返します。第3、第4使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていきました。しかし、米国からNERV本部へと移管された3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理します。レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇します。ゲンドウはEVAの「ダミーシステム」を起動させ、シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、コックピットを握り潰すのです。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知ります。自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れ、迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も大破します。その窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功するのです。この作品は主人公の繊細な心と人類の運命そして、各登場人物の事情が交錯し、物語が進んでいきます。実は上記のストーリーにはまだ続きがあるのです。主人公碇シンジが迎える悲壮的な運命とは。そして、使途の襲来により脅かされる人類の行方とは?あなたの目で、衝撃の結末をご覧ください。

西野カナ / Kana Nishino
10

歌姫

私は、西野カナ(通称カナやん)のファンです。大大大ファンです。まず歌がとにかく上手いです。英語の発音がかなりネイティブです。
世間の方々からは「歌詞が重い」、「歌詞が幼稚」などといった意見が多いと思いますが、私には最近の他のアーティストの歌詞は、深いのかもしれませんが歌詞を見返したり検索したりしないと理解できないことが多数あります。しかし彼女の歌詞は非常にストレートで分かりやすいです。
ひと昔に流行った曲が最近になってまた流行してきています。ひと昔の前の曲は歌詞がストレートだと思います。結局、分かりやすい曲が万人受けするため、その分批判的な意見があるのだと思います。
私は歌詞以上にカナやんの歌唱力がとても素晴らしいと思います。まずキーが高い、とにかく高いです。未だにカラオケなどで歌いこなせている人を見たことがありません。何回かコンサートへ行ったことがありますが、CDと変わらない、もしくはそれ以上の歌唱力でした。
私は、まだカナやんのことを詳しくないときにベストアルバムを買いました。そこに特典としてコンサートチケットの抽選券が入っていたので、応募して初めてコンサートへ行きました。カナやんの歌唱力、MC、パフォーマンスなど全てにおいて圧巻されて、その日のうちにファンクラブに加入した時のことを今でも覚えています。
みなさんもYouTubeなどでライブ映像などを改めて見て下さい。圧巻されること間違いないでしょう。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

リーダーとして悩んでいる人はゴリに学べ!

部活でキャプテンをしている、職場でリーダーとしての役割を任された、そんな人が抱える悩みがあります。それはいかにしてチームを引っ張っていくかということです。時にはその重圧に押しつぶされてしまいそうに感じることもあるでしょう。
そんな人はぜひスラムダンクの赤木から学んでください!
ゴリこと赤木剛憲は主人公のバスケ部のキャプテンです。名実ともに大黒柱で赤木の存在でこのチームが成り立っているといっても過言ではありません。赤木はバスケの実力もありますし、圧倒的なパワーを持っていますのでチーム内の問題児を力で従えることもできます。湘北高校のバスケ部のリーダーとしてはうってつけの人材なのです。
しかし、そんな赤木も壁にぶつかります。作中最後の対戦相手である山王工業との試合で赤木は相手センターの河田兄に手も足も出ません。初めて自分がどんなに頑張っても勝てない相手と向き合うことになり、赤木は大いに動揺します。しかし、神奈川のライバル魚住の助言もあり大切なことに気づきます。それは“自分が河田に勝てなくてもチームを勝たせる方法がある”ということです。そのことに気づいた赤木は自ら黒子役に徹し、チームの勝利に大きく貢献します。
リーダーの目的はチームを勝たせること、そのためには必ずしも自分個人が勝たなくてもよい、周りを信頼し任せることの重要性、そんな人生における教訓をスラムダンクは与えてくれます。

オメでたい頭でなにより
8

踊って汗をかく楽しすぎるライブ!

「オメでたい頭でなにより」、面白い名前ですね。
好きになったきっかけが、バンド名の「オメでたい頭でなにより」という曲でした。明るく楽しいお祭りバンド(コミックバンドなど)が好きな方にはとくにオススメです!
ボーカルの赤飯さんは、「七色の声をもつ」と言われています。ニコニコ動画の歌い手さんの出身です。「えっ?一人で歌っているの?」と思うくらい。ここまでデスボイスから女性の高音のキーまで出せるアーティストは珍しいでしょう。
また、ギターとサイドボーカルを担当しているぽにきんぐだむさんは、10代からギタリストとして活躍していたそうで、あの宇多田ヒカルさんのサポートギターもしていたとのこと。そしてイケメン!
ベースのmaoさんは、「どうやら薬剤師(?)の資格を持っているらしい」との情報も。ルックスもスタイルも良いので、自身のインスタにはファッションモデルのような写真もたくさんあげています。
ギターの324さんはとにかく面白いです!絵や文字がうかぶサングラスをしていて、その時に応じて変わるのも見所。
ドラムのミト充さんですが、ドラムを教えたりもしているそうです。時々いじられキャラにもなります。
彼らのライブのコンセプトは、「楽しく、幸せに騒げる」というもの。その通り、振り付けやコールがある曲が多いです。「推しごとメモリアル」「乾杯トゥモロー」など、曲名も個性的ですね。
これからが楽しみなオメでたいバンドです!