少年が創り出す神話とは
物語の舞台は西暦2000年に起きたセカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられます。当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにし、仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦いを繰り返します。第3、第4使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていきました。しかし、米国からNERV本部へと移管された3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理します。レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇します。ゲンドウはEVAの「ダミーシステム」を起動させ、シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、コックピットを握り潰すのです。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知ります。自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れ、迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も大破します。その窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功するのです。この作品は主人公の繊細な心と人類の運命そして、各登場人物の事情が交錯し、物語が進んでいきます。実は上記のストーリーにはまだ続きがあるのです。主人公碇シンジが迎える悲壮的な運命とは。そして、使途の襲来により脅かされる人類の行方とは?あなたの目で、衝撃の結末をご覧ください。