BullDof7@BullDof7

BullDof7
BullDof7
@BullDof7
4 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
BullDof7

BullDof7のレビュー・評価・感想

探偵はBARにいる
7

探偵のキャラクターが魅力

シリーズ1作目。barでカクテルを飲みながら仕事の依頼を受けたり、ひと仕事終えてbarに戻ってきてオセロの続きをやるなど、昭和の香りのする雰囲気が楽しめる映画。ハードボイルドなのに主人公の役者の演技はコミカル。軽快なタッチで、かなり観やすい。主人公はハードな状況を笑いに変える男であり、危険なニオイのする依頼からスパッと引けない男でもあり、鋭い嗅覚で事件に切り込んで行く一方で依頼人に情をかけてしまう男である。観ていくうちに主人公のキャラクターの魅力に目が離せなくなり、最後まで惹き付けられてしまう。主人公の相方の不思議な存在感もあり、味なコンビのやりとりも楽しめる。脇役の役者達もなかなか豪華な顔ぶれだ。美しく魅惑的なヒロインも華を添えている。謎解きというより、事件とその関係者達の人間ドラマの要素が強いので、そこを楽しめる人向きの作品である。舞台となっている札幌の街や、小樽などの北海道ならではの風景も見所だ。札幌すすきのは俺の街だ、と冒頭で主人公が言った瞬間からハードボイルドの世界に浸ることができ、気がつくと終わりまで観ているのである。お酒を片手に観るのもおすすめ。

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
8

こんな人にワールドトリガーを勧めたい!

ワールドトリガー(通称:ワートリ)は葦原大介によるジャンプSQで連載中の異世界からの侵略者(ネイバー)と防衛組織(ボーダー)との戦いを描いた人気少年漫画です。ネイバー?ボーター?最初聞くとなんのことかわかりませんが簡単に言うと地球vs異世界です。ジャンルとしては主人公最強アニメや戦闘系アニメが好きな方におすすめです!
他にもキャラクターが多く、それぞれのキャラクターにそれぞれのストーリーがあり現実味がある内容でないにもかかわらず、感情移入ができることもおすすめの理由のひとつです。戦闘系アニメというと男性向けというイメージになりがちですが、イケメンキャラクターもいるので女性も楽しく見れるのではないでしょうか。あなただけの推しが見つかるかも…?
トリオン体という仮想の体で戦うので血がでたり登場人物が死ぬといった展開が見られていないのも見やすい魅力ですね。
アニメは1期2期とあり1期では73話というボリュームでこの時期、自宅にいる時間が長い方にとってとてもいい暇つぶしになるのではないでしょうか?
HuluやNetflix、Amazonプライムでもアニメは配信されていますので是非お時間のある際にご覧いただければと思います。

男はつらいよ あじさいの恋
9

子どもの付き添いって

この回から、満男くんが吉岡秀隆さんになります。吉岡さん満男は、ちょっと生意気でいい感じです。
満男も大きくなったなあって感じですが、この頃はまだ小学生で虎さんに頼まれてデートについて行かされたり、何かと不憫でした。
デートがうまくいかず泣く寅さんを見て、満男も元気がないとか、満男も寅さんに似て、人がいいなと思いました。
寅さんはほんと、気が弱くて、すぐ人を好きになるのに、相手に好意を持たれると逃げ腰だなあと思います。
デートに子どもの付き添いっておかしいでしょう。
今回のマドンナも奥手というか大人しいというか、自分からって感じでもないし、ぜんぜんうまくいっていなかったなと思いました。
でも、その女に弱いところが寅さんの魅力の一つですね。
また、本作には、陶芸の弟子として、柄本明さんが出ていて、いい味出していました。
陶芸の先生を尊敬していて長いこと、弟子として頑張ってますがなかなか目の出ない青年役です。
虎さんに無理なんじゃない?とか軽口を叩かれて、本気にしたりとても面白い人でした。
柄本さんが出ていると、画がしまるというか、すごくいいなと思いました。
寅さんがすごく高価な茶碗を先生からもらったのに、それにとらやの面々が気がつかないというエピソードもおもしろかったです。