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9rnana-neconecoのレビュー・評価・感想

ザ・ビーチ・ボーイズ / The Beach Boys
10

60年代カリフォルニアのビーチと風を感じろ!ビーチボーイズという神バンド!

ザ・ビーチ・ボーイズはウィルソン兄弟を中心に1960年代アメリカ・カリフォルニアで結成されたロックバンド。当時のアメリカでは若者文化がとても勢いがあり、ザ・ビーチ・ボーイズもその勢いの中で結成され、人気を博した。

全ての曲はカリフォルニアのビーチ礼賛。サーフィンして可愛い女の子とデートして、「カリフォルニア最高」というそのイメージは何も間違っていない。「California Girls」や「Surfin USA」といった楽曲はアメリカ・カリフォルニア・ ビーチの3要素がここぞとばかりに詰まっている。

しかしそんなビーチ・ロックな曲だけではなく、彼らにはスピリチュアルや音楽的に攻めた楽曲もあるのはご存知だろうか?フロントマンとしてボーカルを担っていたブライアン・ウィルソンはソロでも活動しているが、彼は敬虔なクリスチャンであり、キリスト教に準じた教会音楽のような楽曲も作っている(「love and mercy, gods only know」など)。

また、当時実験音楽のみで使われていたテルミンという楽器兼機械を、いち早く楽曲内に取り込んだことでも有名である。(Good vibration)。
彼らは若者向けの大衆音楽としても人気を博しており、その面のみが強調されることも多いが、深い音楽性や実験性も持ち合わせている稀有なバンドである。

東京卍リベンジャーズ / 東卍 / 東リベ / Tokyo Revengers / Tokyo卍Revengers / 東京リベンジャーズ
10

ただのヤンキー漫画じゃない。切ないストーリーと伏線だらけで次の展開が気になる。

漫画やアニメを見ていて「え?まさか、あの時のあれが!?」といった気持ちになったことがありませんか?
それが「伏線」と呼ばれるものなのです。
何気ないストーリーだと思っていたのに、まさかその展開がこの話に繋がっていたとはと思わせる、作者が意図的に作っているものです。
この伏線があると、ないでは内容の深みが随分と変わってきます。
特に、少年誌や青年誌に多い傾向にあります。
その、伏線が東京卍リベンジャーズには散りばめられています。
第一話で主人公が電車に轢かれる寸前でタイムリープをしたところから話が始まるのですが、まずこのタイムリープを何故したのか?ということは、未だにわかっていません。
読者の間でも、最大の謎として色々な考察が出ています。
その伏線を残したまま、主人公はタイムリープを繰り返しながらみんなにとって幸せな未来を作ろうと紛争していくのです。
ヤンキー漫画と聞くと、女性は敬遠しがちですが魅力的な登場人物たちとセリフ回し、そしてどこか切ないストーリー展開があり、女性も読みやすいのも特徴です。
話を読み進めるたびに、驚く展開があり次が気になってしまいます。だからこそ、男女問わず人気の高い作品なのではないでしょうか。

メイドインアビス / Made in Abyss
8

常に刺激的

一見とてもかわいいアニメイラストになっていてとても平和なアニメかなと思って最初見ていましたが、後から衝撃的な展開が連発して絵柄とアニメの内容のギャップがすごいです。はっきり言ってグロテスクです。でも全体的な内容は家族と仲間について考えさせられる冒険ストーリーです。
ジャンルとしてはダークファンタジーですが人を思いやる家族を大切にする。登場人物人物の心情がとてもストレートに作品では描かれています。またバトルアクションもとても豊富で魅力的です。主人公のリコという女の子とある時偶然出会うレグというロボットがリコのお母さんに会うために冒険をするのですがそこにたくさんの苦難が待ち受けています。その苦難を少しずつ乗り越えていきその冒険で出会う仲間も共に冒険していき少しずつ前へ進んでいく物語です。
この作品は主人公だけではなく他の登場人物の過去の苦境や心情についてとても深く掘り下げでいくので最新話が出る度に毎回驚きと感動を与えてくれます。先ほども言いましたがとてもグロテスクなアニメです。内容もどちらかと言えば暗い方です。しかし登場人物1人1人のとても暖かい心がすごく伝わるアニメです。過去に映画化もされてて人気のある作品ですので興味のあるかたは是非見てみてください。

ケミカル・ブラザーズ / The Chemical Brothers
9

不動の人気を誇るエレクトロデュオ

ケミカル・ブラザーズはイギリスのエレクトロニカ・ダンスミュージックのアーティストとして成功した男性二人組のユニット。日本でもテクノ四天王と呼ばれるアーティストの内の1つとして数えられ、高い人気を誇っています。ライブ活動を精力的に行うことでも知られ、来日の際には多くのファンが詰めかけています。2019年のアルバム『No Geography』の一曲目「Eve of Destraction」には日本語のラップが見つけられるなど、面白い発見も。
大沢伸一が2007年のアルバム『The One』の中に、ケミカル・ブラザーズの名曲「Star Guitar」のカバーを収録したときは、改めてこの曲の美しさを思い出させられました。原曲の「Star Guitar」は、2002年にリリースされた彼らのアルバム『Come With Us』に収録されています。「うるさい曲ばかり作っていると思われるのもなんだから、綺麗な曲も入れてみたかった。」という本人達の発言が表すように、非常に美しい曲です。この曲はミュージックビデオもクリエイティブ。ひたすら走る電車の窓から見える外の景色を流しているのですが、すれ違う電車や、通り越していく電柱や建物などが完全に曲の音が鳴るタイミングと一致して現れるのです。どうやって製作しているのだろうと不思議になりますが、その映像と音がマッチしている感覚が気持ち良いので、ぜひ見てみてください。
ケミカル・ブラザーズの名曲は他にも並べればたくさんあり、ブレイクビーツを軸にして作られた凝ったドラムパターンがワクワクさせてくれます。刺激的なサウンドでありつつ、嫌味がないところも魅力のひとつ。曲にボーカルを入れるときは外部のアーティストを客演に迎えているのですが、その人選に注目が集まったりもしています。
もうひとつ美しい曲を挙げるとするなら、2015年のアルバム『Born in the Echoes』に収録されている「Wide Open」もおすすめ。こちらはアメリカを代表するアーティスト、ベックを客演に迎えています。