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9csanndaraのレビュー・評価・感想

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

圧倒的ビジュアルと心揺さぶる物語の融合

『呪術廻戦』を見た後の感想は、一言で言うと「圧倒的なビジュアルと心を揺さぶるストーリー」でした。
卓越した作画と独創的なストーリー展開に、完全に引き込まれました。
第2期前半の懐玉・玉折編では最強五条、夏油らの高専時代が描かれています。前半のさわやかで甘酸っぱい青春の雰囲気から一変、五条が最強になった理由や、夏油が闇落ちした心境の変化などにスポットが当てられており、セリフはなくても暗く、重々しい雰囲気がBGMなどからも感じ取ることができました。
第2期後半、渋谷事変編では特に感情を揺さぶられるシーンがとても多かったです。
まず、作画スタイルが第1期から大きく変化しました。第1期の美しい作画も素晴らしかったですが、渋谷事変を描くにあたっては、今回の作画スタイルがより適していたと感じます。
特に、渋谷事変の地獄を表現するシーンでは、ダークで生々しい画風がストーリーの重厚さを増していました。
摩虎羅と宿儺の戦いのシーンは、視覚的にも非常に印象的でした。ダイナミックで流動的なアニメーションが非常にマッチしていました。このシーンでは、キャラクターの動きが非常に滑らかで、戦闘の緊張感が見事に表現されていました。

『呪術廻戦』はその卓越したビジュアルとストーリーで、アニメの新たな基準を設定したと言えるでしょう。物語の深みとキャラクターの複雑な心理描写は、視聴者を物語の世界に深く引き込みます。このアニメは、アニメファンだけでなく、幅広い視聴者に推奨できる作品です。

シャ乱Q
8

ノリの良い歌。カラオケ好きにはピッタリ!

ボーカル、アコースティック・ギター担当の「つんく♂」、ギター、ベース担当の「はたけ」、ドラム担当の「まこと」、キーボード担当の「たいせい」からなる90年代を代表するミュージシャン。
代表作「シングルベッド」で一気に知名度を上げるとともに、ノリの良い曲を歌う反面、「シングルベッド」の様な切ない曲もあり、聞き手には興味をそそられる。
でも、やはり、ノリの良い曲がそろう、「シャ乱Q」。
とことんノリが良く、良くカラオケでも歌われる。曲が流れると、鼻歌を歌い始めてしまう。
そんな親しみと楽しみがあり、テンポの良さが際立つ。ノリたい、楽しみたいと思う方にはぴったりの曲だと思います。
それゆえ、今なお、多くの人に歌われ、愛され続けている。
そんな曲を聞いて、「ノリノリで騒いで、楽しもう!」と思う方は是非聞いてみるべきではないかと思います。
必ず気に入る曲がそろってます。
そして、聞いて終わりでなく、いつの間にか、お気に入りのリストに入っていることでしょう。
また、彼らの曲は曲だけでなく、ビジュアルも派手で見ていても楽しめると思います。
いろいろな楽しみ方がありますが、やはり「ノリが重視!」と言う方は必見と思いますので、是非聞いて見て下さい。

ソラニン / Solanin
8

宮崎あおい主演。大人気コミックの映画化。

「ソラニン」は浅野にいおの大人気コミックが映画化されたものである。
ソラニンとはジャガイモの毒を表す言葉だが、社会になじめずにあがく若者たちに溜まっていく毒にたとえられているもので、この映画の主人公芽衣子(宮崎あおい)・種田(高良健吾)やその仲間たちの若者の苦悩を描いている。
登場人物は大学時代軽音サークルで出会った仲間たちで、卒業してからも芽衣子と種田は卒業してから2年たつ今も同棲を続けていた。
種田はライブこそしなくなったもののベースの加藤(ヨイチ・コンドウ)とドラムのビリー(桐谷健太)とともに月に2回のバンド練習を続けながら、デザイン事務所のアルバイト。
芽衣子は正社員として働くことに疲れある日突然勢いで会社に辞表を出して会社を辞めてしまう。
芽衣子はバンドとアルバイトにはっきりしない種田にバンドをやってほしいと告げる。
社会に逆らうことに決めバンドのためにアルバイトを辞めた種田のため芽衣子は種田の作った曲「ソラニン」をレコード会社に送るなどして積極的に協力し始める。
しかしそんな中、種田は突然の交通事故で帰らぬ人となる。
種田がいなくなった世界で芽衣子は葛藤しながらも種田の使っていたギターをもらい、慣れないギターを練習し種田の代わりにソラニンを演奏するラストシーンは感動そのものである。

魔王城でおやすみ / Sleepy Princess in the Demon Castle
9

突っ込み放題な睡眠アニメ

ストーリー全体は極めてとても単純なものなので年齢性別問わず楽しめます。親しくなった友人の勧めがきっかけで見るようになったギャグ系のアニメで簡潔にいうと、やることがなくて「いかにしていい眠りを手にすることができるか」を求め続けるもので、「すやちゃん」ことスヤリス姫の可愛らしさやギャップのある所もとても好感が持てます。
一部の方には単調なところに見飽きてしまう方もいるかもしれませんが、とても楽しく思わずにやついてしまうのも多くあります。

登場するキャラクターの中にスヤリス姫が抱えている秘密に触れた時は思わず「それ言わないで」と声に出そうになりました。一話当たり30分ほどなので長時間見るのは苦手な方でも入りやすいと思います。またすやちゃんの親の天然な所にも笑いがたっぷり入っていたのにもギャグの緩さがあり一層早く次が知りたいという気持ちが増していくと思います!とらわれている身にも関わらず凄く、とても自由奔放なんです。
恋愛要素なども時々入っていて振り向いてほしいとボケがやや強めな男の子が話しかけたりもするのですが、あっさり断る潔さにはとても笑いの意味でスカッとします。
アニメって「どんなのが面白いかな?」と迷っている方にも入り口としてお勧めします。