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宮崎あおい主演。大人気コミックの映画化。
「ソラニン」は浅野にいおの大人気コミックが映画化されたものである。
ソラニンとはジャガイモの毒を表す言葉だが、社会になじめずにあがく若者たちに溜まっていく毒にたとえられているもので、この映画の主人公芽衣子(宮崎あおい)・種田(高良健吾)やその仲間たちの若者の苦悩を描いている。
登場人物は大学時代軽音サークルで出会った仲間たちで、卒業してからも芽衣子と種田は卒業してから2年たつ今も同棲を続けていた。
種田はライブこそしなくなったもののベースの加藤(ヨイチ・コンドウ)とドラムのビリー(桐谷健太)とともに月に2回のバンド練習を続けながら、デザイン事務所のアルバイト。
芽衣子は正社員として働くことに疲れある日突然勢いで会社に辞表を出して会社を辞めてしまう。
芽衣子はバンドとアルバイトにはっきりしない種田にバンドをやってほしいと告げる。
社会に逆らうことに決めバンドのためにアルバイトを辞めた種田のため芽衣子は種田の作った曲「ソラニン」をレコード会社に送るなどして積極的に協力し始める。
しかしそんな中、種田は突然の交通事故で帰らぬ人となる。
種田がいなくなった世界で芽衣子は葛藤しながらも種田の使っていたギターをもらい、慣れないギターを練習し種田の代わりにソラニンを演奏するラストシーンは感動そのものである。