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8jdoublejumperのレビュー・評価・感想

ダンダダン / Dandadan
8

2024年秋にアニメ化!『ダンダダン』の魅力3選

『ダンダダン』は『少年ジャンプ+』で連載している少年漫画です。宇宙人を信じるオカルトマニア高校生の高倉健(オカルン)と、霊媒師を祖母にもつオカルトを信じない超能力者の女子高生の綾瀬桃が織りなす、オカルト(?)青春(?)バトル漫画です。
『ダンダダン』の魅力を3つ、解説します

1.高い画力と迫力ある構図
キャラクターのポーズやスピード感ある構図など、画力の高さによって物語に引き込まれる面白さ、非現実的な妖怪の不気味さ・怖さを味わえます。
背景の書き込みもかなり細かい描写がされており、作品の世界観をより魅力的に表現しています。

2.斬新な設定
妖怪と宇宙人が異種格闘技戦のように混じり合って闘います。古くから伝わる有名な妖怪のみならず、近代妖怪と呼ばれる最近の都市伝説から生まれた妖怪も多く登場し、ストーリーを盛り上げる重要な要素となっています。

3.キャラの魅力が満載
メインキャラはもちろん、敵の妖怪や宇宙人にもそれぞれの背景がしっかりと表現されています。キャラが深堀りされることで推しのキャラクターがより好きになりました。

絵柄を見て気になった人、ちょっと変わった王道漫画が読みたい人にオススメです。是非、1話だけでも読んでみてください。

機動戦士ガンダム / Mobile Suit Gundam / 初代ガンダム / ファーストガンダム / First Gundam / Gundam 0079
9

興味深い作品

「機動戦士ガンダム」シリーズは、実は地球の環境問題を切実に訴える作品だということは意外と知られていません。人類が宇宙にスペースコロニーを建築して、そこで産まれ、生き、死んでゆく世界。宇宙世紀と呼ばれる頃には、人類は地球に頼らずに生きていけるだけの科学力を持ちました。だからこそ、スペースコロニーの中にジオン公国が生まれ、地球連邦政府に対して宣戦布告するに至ったのです。後に一年戦争と言われるこの戦争は、機動戦士ガンダムから7年後。地球の引力に魂を奪われた人類(ティターンズ)に宇宙で迫害を受けている人類(エゥーゴ)が戦いを挑みます。ティターンズが敗北するまでのグリプス戦役が描かれるのは機動戦士Ζガンダムを経て5年後。ジオン軍の生き残り、ネオ・ジオン軍は核ミサイルを詰め込んだ隕石を地球に落とします。地球を寒冷化させて人類が住めない状態にして、地球を汚す人類を滅ぼそうとしたのです。地球人に絶望したネオジオン総帥のシャアと、それを阻止するために戦うアムロ。最終的に地球寒冷化作戦は失敗に終わります。映画のラストシーンで映る地球が、とても美しかったことを覚えています。地球に頼らずに生きていける新しい人類(ニュータイプ)の革新が、いずれ訪れることを期待しつつ、物語は終わりました。

中島みゆき
10

時代を超える歌姫

「糸」が結婚式やカバー曲で注目を集めている中島みゆきについて紹介したい。
中島みゆきは1970年代のフォークソング時代の女性アーティスト。 テレビに出演することもなくライブ活動を中心に聴く者を虜にしている。 極めて特異な声質と「うらみます」、「エレーン」など鬱のような楽曲。かと思えば明るい応援ソングなどが多い。 彼女曰く、「心が傷ついた時に歌で癒せないか」というのが信条だという。
テレビの電波に出演することは稀だが、「糸」以外にも「時代」、「ファイト」などが有名で曲をカバーするアーティストも多い。 彼女の凄さは影響力がある楽曲が50年以上色褪せなく進化し続けているところにある。 その原動力はやはり、「歌で心の傷を癒したい」ところにあるのだろう。
音楽で心に負った傷が少しでもいえるのであれば… そんな気持ちが彼女の魂の叫びのような歌唱力にもなっている。 上手や下手ではなく、彼女の歌は「魂の叫び」である。それが聴く人の魂を震わせる。
歌姫は多くいれど、彼女の様に心の底から気持ちを音に乗せられる女性ボーカリストは数少ない。
時を経てなお、進化する中島みゆきの楽曲を過去作品も含め再度聴き直していただきたい。