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8jRdc9994のレビュー・評価・感想

ハリー・ポッターと死の秘宝 / Harry Potter and the Deathly Hallows
6

最後の戦いに向かうハリーの強さを感じる作品

ホグワーツから去りヴォルデモートを滅ぼすための最後の戦いに向かうハリー、ロン、ハーマイオニーの3人。前作で亡きダンブルドアより託されたヴォルデモートの分霊箱の残りを探す旅に出るところから本作はスタートする。闇の力の復活に魔法界は荒れ安全などない世界になっていた。ハリーも指名手配される中、見つからないよう拠点を変えながら場所を転々としていく。ダンブルドアの命と引き換えに得たロケットは偽物で、危険を犯し本物を手に入れた3人だが破壊方法が分からない。先の見えない旅への苛立ちから仲違いし2人のもとを去るロン。ハリー達は文霊箱をすべて手に入れ、破壊することはできるのか。そしてヴォルデモートとの最後の結末は…。
死の秘宝はPART1・2に分かれており一見ボリュームが多く見えるが、原作からはカットされている部分が多く原作ファンには物足りないかもしれない。もちろん主要なストーリーは追えているので原作を読むのは無理だけどハリー・ポッターを見たい!という人にはオススメ。またバトルシーン等は映像技術により迫力を感じられる作品となっている。今作は終わりが絶妙な部分(ベラトリックスが投げた短刀にドビーが刺され亡くなるところまで)なのでPART1を見た人はぜひPART2も見てほしい。

ペネロペ / うっかりペネロペ
8

ペネロペに癒されよう

うっかりでは済まされないと思われるペネロペの毎日に癒されます。毎日うっかり放題のペネロペを全く叱ることない寛大なママとパパ。これがいわゆる「叱らない子育て」なのだろうか、私にもその余裕がほしいと思わずにはいられません。たまに登場するおじいちゃんおばあちゃんも教育方針は同じようです。ペネロペを取り巻く幼稚園のお友達や先生は意外に冷静なキャラ設定で、そのコントラストも楽しめます。大人が見るとつっこみどころ満載ですが、子どもは純粋に楽しんで見ています。ちなみに、私は服を着ている時と着ていない時はどういう違いがあるのだろうかと考えてしまいます。
1話5分と短いので、子どもに見せる時に区切りがつけやすいのもありがたいです。市販されている絵本とアニメの内容が同じなので、小さなお子さんにも安心して見せることができます。改めて考えると、コアラが主役という斬新な設定ですが、オーストラリアではなくフランス生まれです。メスのコアラにしかないはずのお腹の袋がママやペネロペだけでなく、パパやおじいちゃんといった男性陣にもあるのもうっかりゆえにでしょうか。ペネロペがいい子路線過ぎて拒絶反応を示す子もいるそうですが、私は大好きです。

ジュラシック・パークIII / Jurassic Park III
7

モンスターパニック洋画感想

ユニバーサル映画提供による大ヒットシリーズ「ジュラシックパーク」シリーズ第3作目として2001年に公開されたアメリカ映画です。
監督は前2作を担当したスティーヴン・スピルバーグからジョー・ジョンストンに変更になった一方で作品内容的にも原点回帰を意識した形になり、生命の進化や歴史を語る場面や人間の神の真似事への批判といったメッセージ性が特にそれを表している他、1作目の主人公だったアラン・グラント博士が再び主人公になっているのもそうした意図を感じます。
本作では新たにスピノサウルスが初登場と同時にそれまでシリーズの看板スターだったT-レックスから一転、スピノサウルスが全編通してメインの脅威として描かれ(タイトルロゴもスピノサウルスになっていますし)、本作のT-レックスはスピノに瞬殺されてしまう引き立て役になってしまってる辺りはなんとも残念ですが(苦笑)、以降の「ワールド」シリーズでメインヴィランとなる新恐竜が毎回登場するようになるのもある意味このスピノが先駆けともいえるかもしれません。(とはいえスピノは野生で生きてるのでインドミナス~等ほど邪悪な存在ではありませんが)。
また、前作2では影が薄くなっていたもう一方のシリーズのスター、ヴェロキ・ラプトルも本作では存在感を増し、脅威である一方で、高い知性からある程度コミュニケーションもとれる可能性が示唆される場面もあり、こちらも後の「ワールド」で更に顕著になった印象ですね。
ジュラシックは当初は3部作の予定でしたので、それを思わせる原点回帰的なストーリーが印象に残る作品です。

東京ゲゲゲイ
10

個性的かつ芸術的

東京ゲゲゲイは当初から今もずっとダンスに注力しています。ただ、「ダンス」といってもただのダンスではなく、とても個性的です。アイドルのように振付を真似できるレベルではなく、本格的なダンスで、見ていてとてもかっこいいです。歌はリーダーのマイキーが歌っていて、マイキーの声が切なく、力強く、心に突き刺さります。私が特に好きな曲は「さよならダーリン」「女神の光」「神様」(歌YUYU)「ダンスが恋人」「Egoist」「捧げたい」「この言葉」「Alarm」「日本アゲゲイ」です。どの曲もほかのアーティストっぽくなく、彼らならではなものばかりです。どの曲のダンスもかっこいいし、やはりダンス集団だけあって、ダンスだけで切なさが伝わります。ダンスだけで切なさが伝わるってすごいことだと思います。まずはYouTubeで動画を見てもらいたいです。私はBowちゃんが好きです。彼女の明るさやユーモアもパフォーマンスに影響していると思います。今はコロナの影響でコンサートでは声が出せないし、座っての鑑賞ですが、コロナが落ち着いて通常のコンサートが開催できるようになったら、ぜひ生で彼らのパフォーマンスを見てもらいたいです。ちなみに、東京オリンピックの開会式のパフォーマンスにも出ていました。