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6rhashirunaのレビュー・評価・感想

L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel
10

90年代後半から続く、独創的な世界観の世界的ロックミュージシャン

90年代後半、「バンドブーム」の二大巨頭のうちの1つ「L'Arc~en~Ciel」。当時学生たちは「GLAY派」「ラルク派」に分かれていた。ボーカル・hydeの黒髪を立てた髪型は若い男性に流行しており、有刺鉄線型ネックレスや赤い石の付いた指輪などを真似る人もいたほどである。

「L'Arc~en~Ciel」の魅力はその独特な世界観を持つ歌詞(比喩に比喩を重ねたとも言われる幻想的なものが多く、そのほとんどをボーカルのhydeが担当)、そして多彩な楽曲である。
バンドメンバー全員が作曲する事ができ、全員の楽曲がオリコン1位をとった稀有なバンドだ。
アルバムを2枚同時にリリースできたのも、作曲者が複数いたがゆえにできた事である(『ark』『ray』というこの2枚のアルバムは、どちらも200万枚以上売り上げた)。

全員がソロ活動ではボーカルを担当、お遊びでパートチェンジバンドまで結成してしまう魅力的なメンバーも、このバンドの特徴だ。
美しい外見を惜しみなく発揮し、素晴らしい表現力を持つボーカルのhyde。
類まれなる作曲力と、ムードメーカーを務める「タバコを吸いながら弾く」ギタリストのken。
POPでカラフルな出立ちに、「歌うベース」と言われる独特な奏法を持つリーダーのtetsuya。
まるでアンドロイドのような正確なドラミングと、クールでディープな楽曲を作るyukihiro。

不仲が噂されたり休止をしたりする事もあったが、解散は一度もした事がない、ある意味頑固な面を持つ「L'Arc~en~Ciel」。彼らは、その美しい見た目と音、ハラハラさせる活動内容でわたしたち楽しませてくれる。

ポルノグラフィティ / Porno Graffitti
10

キャッチーなメロと切ない歌詞が好き

「アポロ」でメジャーデビューを果たしたポルノグラフィティ。わたしは「メリッサ」からポルノグラフィティにハマりだしたのですが、それ以外にも「アゲハ蝶」や「サウダージ」など数々のヒット作を生み出しており、ご存知の方も多いと思います。どの曲もかっこよく、サビが特徴的で覚えやすいですね。そんなポルノグラフィティですが、アップテンポでかっこいい曲調ばかりかと思いきや「ラビュー・ラビュー」のような多幸感溢れるゆったりとした曲も出しています。AORっぽさがあってこの曲も大好きです。またポルノグラフィティはラテン調の曲がとても魅力的です!たとえば「ジョバイロ」。この曲は軽快なリズム感と切ない歌詞がグッときます。特にサビの歌詞の言葉どれもが恋愛の悲しさ、失恋のつらさを語っていて、つい共感してしまいます。音の心地良さに注目しても、歌詞に注目しても、最高のクオリティだと思っています。
ポルノグラフィティの岡野昭仁と新藤晴一はどちらも広島県出身のため、アポロを広島弁で歌ってみたり、ポルノグラフィティ×広島県で「メッセージ to ひろしま」というコラボプロジェクトをしていたりと、地元を大切にしているのが伝わってきます。このコラボプロジェクトの中で使用されている「アビが鳴く」という曲も、これまでに挙げた曲とも違うかっこよさがあります。ぜひ聴いてみてください!

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
8

表は学生、裏は怪盗の二重生活!

このゲームの楽しいところは何と言ってもスタイリッシュなこと!表では学生生活を送りつつ、裏では義賊のように悪を成敗する怪盗として敵を倒して改心させる二重生活を楽しめます。
ストーリーを進めていくうえでたくさんの仲間に出会えるゲームなのですが、まずは本作の主人公の魅力について話していこうと思います。
本作の主人公は男性主人公で、大きな眼鏡に猫毛のちょっとぼんやりした男子高校生です。免罪で田舎の学校にいられなくなり、都会の学校に転校してくるというちょっと不幸な体質です。とあることをきっかけに異世界で怪盗として活躍していくのですが、怪盗の時の姿は眼鏡をはずしニヒルに笑うミステリアスなキャラクターに変わります。主人公のスイッチの切り替えにときめいた方も多いと思います。
そんな主人公のもとには、大人の理不尽で苦しんできた学生が徐々に集まるようになります。やがて彼らは理不尽な大人、理不尽な社会相手に立ち向かっていきます。
時には失敗し、喧嘩もし、調子に乗ってしまうことも、世間から見放されてしまうこともあります。
そんな人間らしい失敗も、自分たちの手に負えない諦めるしかできない出来事も乗り越えて、主人公たちは理不尽に向かって戦います。
かなり早大なストーリーで、のんびりミニゲームや日常を楽しみながらプレイした結果、ストーリーを一周するのに100時間ほどかかりました。
ストーリーを楽しみたい人にはかなりおすすめのゲームです。

Minecraft / マインクラフト / マイクラ
9

久々にやり続けれてるゲーム

今回お勧めするのは「マインクラフト」。
いうまでもなく世界中でヒットしたビックタイトルです。ソフト販売本数ではあの歴代1位をずっと保持していたテトリスを超えたと販売元のマイクロソフトが発表しています。
私が出会ったのは小学生の息子がswitchで欲しがったため購入し、プレイしているのを遠目で見ていました。
一見サンドゲームという終わり、目的のないゲームは私にとってそれほど魅力的ではありませんでした。息子がやっているのをみてもグラフィック荒いなという感想程度でした。
しかし息子が私と冒険したいといい始め「パパのPCでも一緒にできるよ。」といわれ、値段もそう高くなかったためやり始めました。やり始めると世界観、自由度の高さ、発展性と魅力を十分感じ、恥ずかしながら40を超えてはまってしまい。よりよい環境でのプレイを求めゲーミングPCまで購入してしまいました。発売から年数は経っていますが自信をもってお勧めできるゲームです。

中田ヤスタカ
10

中田ヤスタカは、あらゆるアーティストと共にいるミュージシャン。

中田ヤスタカは、ご自身が所属する音楽ユニット「CAPSULE 」をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅやperfumeなどの音楽プロデュースや、DJなどもつとめる、総合音楽型アーティスト。近未来テイスト溢れる音楽を世に与え、常に明日を意識した創作活動をする、芸術家タイプのミュージシャンです。彼が行うDJの活動や、様々なミュージシャン達に提供する音楽を通して感じることは、常に明日を意識しているということ。「未来を開くための鍵」というキーワードをもとに、音楽を生み出そうとするミュージシャンだと感じます。現代アートを超えたその先にあるものを模索するような景色が、彼の作り出す音楽の物語から聴こえてきます。創作するという行いを、未来を切り拓くためのエネルギーとして捉えているようで、彼が見せてくれる景色の中で、皆が彼とともに、明日への道を切り拓くヒントを模索できるようで、あらゆるアーティストへの応援歌のようにも聴こえます。彼自身ができる「音楽」というものをを通して、他のアーティスト達をサポートしたいという姿勢が、彼の創作活動の原点であるように感じられます。そういった姿勢がある意味とても自己犠牲的に見えますが、彼の行いが世に新しい光を与える手助けになっているようにも感じられます。創作活動をするあらゆるアーティストたちと、音楽を通して寄り添う中田ヤスタカの活動が、彼の人気とつながっているのではないかと思います。