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6mpapipi02のレビュー・評価・感想

テニスの王子様 / テニプリ / The Prince of Tennis / 新テニスの王子様
9

あの『テニスの王子様』が帰ってくる!舞台は日本代表U17合宿!代表に選ばれ、世界大会に出場するのは!!?

主人公の越前リョーマは、全国大会優勝後、海を渡りアメリカへ活躍の場を広げる。そんな中、U17日本代表合宿に招待された中学生50名。関東大会・全国大会で死闘を繰り広げたライバルの中に、全国大会を制した青春学園メンバーも招待されていた。中高校生合わせて300人以上いる中から、代表の座を勝ち取るのは誰なのか…。当然、越前リョーマもアメリカから帰国し、合宿へと参加をする。

今作も前作『テニスの王子様』と同じように、個性豊かなキャラクターが作品を盛り上げる。新たに登場する高校生も、魅力あふれるキャラクターばかりだ。独特な構えからマグナムサーブを打つ松平親彦、ガットが2本しかないラケットを使う鬼十次郎、そして青春学園や氷帝学園などの卒業生たちも登場する。
また、上記のメンバーは1軍ではないため、遠征で不在の1軍20名はどんなキャラクターなのか、どんなテニスをするのか、といった期待も持たせてくれる。

正直、テニス要素は少なめだ。
しかし、勝利のために工夫を凝らすキャラクターの姿は、たくましく美しい。己の限界を突破しようとする者、過去の自分に打ち勝とうとする者、相手の必殺技に立ち向かう者など、心を打たれる場面がたくさんある。

テニス経験の有無関係なく読める作品『新テニスの王子様』。すでに「テニスの王子様」を読んだ方には、特におすすめの作品となっている。

もういちど生まれる
8

ふと、僕たちが立ち止まることを許してくれる

「もういちど生まれる」はのちに戦後男性作家として最年少で直木賞を受賞することになる朝井リョウさんが、初めて直木賞候補作に選ばれることになった短編集です。
「直木賞」と聞くとなんだか堅苦しい印象を抱く人も多いかと思います。けど大丈夫!安心してください。
朝井リョウさんはポップで軽い、今どきの私たちにフィットした文章を書く作家で有名です。
きっといつも本を読まないという人でもすらすらと読めるはず。
ドラえもんに出てくる先生は「人の目は前を向いて生きていくために前についているんだ」と言っていましたが、やはりふと立ち止まって生きてみたくなる時があるかと思います。
『気分を盛り上げるためにお酒を飲むようになったのは、いつからだったろう。初対面の人と気兼ねなく話すための架け橋がお酒になってしまたのは、いつからだったろう。』
この作品の登場人物は全員大人と子供のちょうど間にいる存在。一般的に言ってしまえば大学生にあたると思われます。
伊坂幸太郎さんはモラトリアムに甘んじる大学生を痛烈に皮肉りましたが、朝井リョウさんはそんな僕たちだから感受できる何かがあるんだ、とこの作品で伝えてくれます。
何かに気づくためには、一度立ち止まってみなければ。
何かとマンガや歌は立ち止まるなと言うことが多いけれど、やはり立ち止まってこそ見つけられるものもある。
そうやって僕たちが何かを発見するために立ち止まることを、この作品は許してくれているような、そんな気がするのです。

Aimer / エメ
10

中毒性のある声

Aimerの声は幅広くて力強い歌声です。
また歌も、アニソンからドラマの歌まで幅広い世代にも知られている所があり、カラオケで歌っても彼女の曲だとそれだけで話題になります。
アニメを好きではない友達にも勧めても素直に受け入れてくれます。
恋をしているときも、失恋をして悲しいときも、彼女の歌一つで全て解決できます。
かわいい歌を歌うときもかっこいい歌を歌うときもあり、ギャップにやられます。
顔を大々的に売り出してない所にミステリアスな感じがしていいです。
おすすめとしては恋をしているときは「コイワズライ」や「カタオモイ」など他にも沢山ありますが、特にこの二つがおすすめです。
なんといっても歌詞がかわいい。
本当に恋煩いだし、片想いだし、好きな人に抱きしめられたくなるような歌です。

少し悲しいときや黄昏たい、切ない曲を聴きたいときは、「茜さす」「凍えそうな季節から」「白昼夢」などがおすすめです。

すごく切なくなります。
悲しくなります。
歩きたくなります(黄昏るために)。
自然に涙が出てきます。

「白昼夢」はお昼寝をしながら聴くのをおすすめします。
光が溢れる午後のひとときにいかがでしょうか?
最高に自分が儚く感じることができます。

また彼女は、他の有名なアーティストともコラボしていて、こちらの曲もまた、最高な曲ばかりです。