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6ichirori_1014のレビュー・評価・感想

キングダム / KINGDOM
7

我慢して見続けると面白い

実写の映画化もされている中国の春秋戦国時代を描いたアニメ作品。
シーズン1は画が雑なうえ、登場人物が中国名で名前を覚えづらく人物の区別がつきにくいため、話の内容が全然入ってこない。
当方は映画を先に見ていた為、大体のストーリーは把握していたので見続けることができたが、前情報のない人が見ると序盤で見るのを止めてしまうのではないかと思う。
しかし、シーズン2以降は画も改善され、主人公「信」が戦争に出て経験を積んでいく話になると、
当時の戦法が詳しく描かれており、戦法によって戦いの勝敗が変わる点が面白い。
また、歴史背景がわかっていないと話を理解できない点がある為、ナレーションや人物のセリフで詳しく説明されている。
自然と中国史が学べて良いと思う。登場人物の複雑な幼少期などの背景描写もあり当時の文化、風習を学ぶこともできる。
基本的に登場人物の年齢は不詳で、実在するとは思い難い能力を持っている点など漫画らしく、リアリティーに欠けるが、キャラ立ちするので、シーズン2以降は人物の区別もしやすくなる。
よって、我慢して見続ければ面白くなる作品である。

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
8

ゴールデンカムイはなぜ面白いのか。

「ゴールデンカムイ」は、野田サトルが2014年から「週刊ヤングジャンプ」で連載しているマンガです。

今回は「ゴールデンカムイ」の面白さについて、解説します!

まずこのマンガのストーリーを説明します!

このマンガは、
「明治末期の北海道で、北海道のどこかにあるアイヌ民族が残した金塊を奪い合う」
お話です。

主人公の杉本佐一は元恋人の病気を治すために、
陸軍の軍人 鶴見中尉は北海道に軍事政権を樹立するために、
元新選組副長の土方歳三は北海道を独立国家にするために、、、

金塊を狙い、お互いが武力と知恵を持って戦います。

この「ゴールデンカムイ」の魅力は、何といっても
「格闘バトルに加え、頭脳戦の要素も加わっていること」です。

相手陣営を倒すために、銃で撃ち合ったり、素手で応戦したりしますが、
それに加えて、相手をだましあう頭脳戦の要素も含まれています。

各登場人物の「全身全霊をもって戦っている姿」が、
ハラハラドキドキして、非常に面白いです!

また作中で「アイヌ民族の文化」を学べることも魅力的な要素です。

主人公の杉本佐一は、アイヌ民族の女の子と共に行動しますが、
その中でアイヌ民族の猟の方法や宗教観が登場します。

アイヌ民族の暮らしを理解し、知的好奇心がくすぐられるのも
魅力の一つです。

「ゴールデンカムイ」は非常に面白い作品です!

マンガ好きな方はもちろん、歴史好きも楽しめる一冊です!

一週間フレンズ。
7

不思議な設定だが、ラストには大泣きしてしまう映画(実写映画レビュー)

「一週間フレンズ。」は、2017年に公開された日本の映画です。
川口春奈さんと山崎賢人さんが共演したことで話題になりました。
個人的には、川口春奈さんがとびっきり可愛く、山崎賢人さんのひたむきな演技がとても印象的でした。
舞台となるのはとある高校です。物語は山崎賢人さん演じる祐樹が、川口春奈さん演じる香織の図書カードを披露ところから始まります。
カードを探しに来た香織の姿を見た祐樹は彼女に一目惚れしてしまいます。
翌朝、祐樹は香織に「僕と付き合ってください」と爽やかに告白するのですが、あっさりと断れれてしまいます。
なぜか、担任の先生も彼女はやめとけというのです。その後、祐樹は、香織が記憶を1週間しか維持できないことを知ります。
それから、祐樹の強いアプローチと、記憶をなくしても自分を忘れないように交換日記をしようと提案し、渋々ながらも、なんとなく二人は交換日記を交わすことになります。
その後、二人は徐々に距離を縮めるのですが、特に記憶をなくしているはずの月曜日の朝「長谷くんだよね」と香織がいうシーンは最初の感動ポイントでした。
その後、二人は色々とあり、別れてしまいます。別れたというよりも祐樹が、交換日記を辞め身をひいたのです。
そして、香織は祐樹のことを忘れてしまいました。
最も泣ける部分のラストは卒業式でした。卒業式が終わったあと、香織は図書館で借りていた本を見ていて、パラパラ漫画が描いてあるのに気がつきます。
それは、漫画部であった祐樹が描いた物で二人の出会いから仲良くなるまでの様子が描かれているのです。
それを見た香織が言った言葉は、「わたし、どうして大切なこと忘れていたんだろう」。
そして、祐樹のもとに走り出し、二人は再開します。このシーンは大号泣してしまいました。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
9

別の人になりきる

あのジュマンジの続編として楽しみにしていました。ジュマンジもちゃんとテレビゲームで今風になってるなと思いました。現実世界と別物になるという設定がおもしろかったです。主人公の男の子がなるゲーム内キャラクターは、超マッチョでなのに中身が陰キャラでおもしろいし、マッチョ野郎はなんか小さめの男だし、女の子は1人は男、しかもブサイク男になってるし、地味目女の子はイケイケだし、中身と外見が違う面白さがよく出る組み合わせになってるなあと思いました。イケイケ女なのに、中身は違うから敵の兵士をうまく誘惑できなくて、中身イケイケのおっさんに誘惑の仕方をレクチャーされているところが面白かったです。あと、一度死んでもまだ死なない、ライフが何個かあるというのもテレビゲームの定石でいい設定だなと思いました。ライフが何個かあるから、結構簡単に登場人物が死んで、愉快でした。最後テレビゲームから出て来た後、タイプの違う4人が仲良くなるところも、素敵でした。みんな結構いい子だし、地味な感じの2人がひっつくのも漫画っぽくていいなあと思いました。ジュマンジは前作でも思いましたが、見るとゲームをしたくなる映画だなと思いました。