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5eimo0616のレビュー・評価・感想

東京卍リベンジャーズ / 東卍 / 東リベ / Tokyo Revengers / Tokyo卍Revengers / 東京リベンジャーズ
10

漫画を集めるのは12年ぶり

アニメ1話を視聴して、続きが気になり単行本を一気に購入しました。
久しぶりに漫画を購入してまで読みたいと思える作品に出会えました。
タイムリープ系の漫画は過去と未来を行き来するので、どうしても先の展開が気になってしまいます。
考察要素が満載なので、誰がキーマンなのかを予想することも一つの楽しみです。
主人公の花垣武道は喧嘩が強くないですが、橘日向を救いたい一心でヤンキーに立ち向かいます。
何度、打ちのめされても絶対に諦めないという姿勢には心を打たれます。
ピンチになる度に、東京卍會の仲間達が駆け付けて勝利を収めますが、仲間の熱い絆についても触れている場面が非常に多く見られる漫画です。
キャラの個性も存分に出ているので、印象に残るキャラばかりです。
特に花垣武道の所属する、暴走族チーム・東京卍會の総長マイキー、副総長のドラケンの人間性に惚れてしまうほどです。
マイキーとドラケンは喧嘩が強すぎて、花垣武道が主人公であることを忘れるくらい魅了されます。
ファンの中ではマイキー派とドラケン派に分かれるほどの人気です。
ヤンキー漫画が好きでない方にも読みやすいストーリー性、キャラ設定なのでぜひ一度読んでみてほしいです。

XTC
10

ビートルズの後継者

XTCは70年代末からの世界的なパンクムーブメントからデビューしたバンドです。
当初はヴォーカル/ギター、ベース、キーボード、ドラムスという編成で屈折したパンクバンドでした。
テクノの要素とパンクロックの融合で一躍人気を果たしました。
キーボードがセカンドアルバムで脱退し、新たにギターが加入します。そこから一気に音楽性が広がり、50~60年代風のポップなメロディやアコースティックを導入するなどパンクロックから卒業し、更なる人気を博します。
しかしフロントマンであるヴォーカル/ギターのアンディ・パートリッジがライブ途中でノイローゼにより、演奏中に舞台を下りてしまいます。
この出来事からライブを前提にしない曲作りにシフトし、曲調・アレンジも複雑になっていきます。
ただ自己満足で終わるのではなく、結果的にひねくれポップともいえる中期ビートルズを彷彿とさせる様な上質なポップバンドになっていきました。
変名バンドとしてのデュークス・オブ・ストラトスフィアではマニアックな元ネタたっぷりの60年代サイケデリックロックを作り上げるなど「ビートルズの後継者」として80年代を駆け抜けていきました。メンバーの脱退・引退を経て2000年代以降は2枚のアルバムを残して事実上の解散状態になっていますがどのアルバムも時代を超えて愛されています。