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5ehonomamaのレビュー・評価・感想

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
10

かわいいだけじゃないすみっコたち

映画化すると初めて知ったときに思ったことは、「すみっコたちがしゃべってしまうのか!?」ということでした。というのも、イメージというものもあるし、正直声は聞きたくなかったからです。そこで予告を確認したところ、グッズなどと同じく、キャラクターの周りにかわいらしくセリフが書いてあり、声優情報もナレーターのみだったので、しゃべらないだろうと安心しました。みごとなナレーションで、世界観を壊さず、むしろ空気が伝わる感じで子供にもよくわかりやすくなっていました。期待通り、いつものほのぼのとしたかわいらしさ全開で、終始ニコニコして、何度も何度も「かわいぃ~♪」とつぶやきながら観ていました。しかしそれだけではなく、期待を裏切られたと言っていいほどのスピード感ある冒険に、わくわくの連続でした。そしてヒヨコとの出会い、助け合いの優しさ、切なさ、心温まるストーリー。まさか感動で涙の連続になるとは思いませんでした。涙を浮かべるキャラクターの表情がたまらなかったです。恥ずかしがり屋のネコの爪とぎなど、キャラクターの性格や特性が特技に変わっている点がとても印象的で、ストーリー展開を盛り上げていたと思います。キャラクターが好きというだけで観に行く人がほとんどでしょうが、きっとそれ以上に心に響く素敵な映画なので、ぜひ、ご家族で見てほしいと思います。

シグナル100
4

延々と「えっ?」と「誰?」が続く映画

某朝の情報番組で話題に上っていたので鑑賞しました。
担任教師によって不気味な映像を見せつけられた聖神学園高校3年C組の36人は、強力な催眠をかけられてしまいます。
普段何気なくやっている「スマホを使う」や「遅刻をする」「涙を流す」等が催眠のシグナルとなり、NG行動を行った者はその場で即自殺をし始めるという恐ろしい設定です。
さらに自殺のシグナルとなるNG行動は全部で100個あり、シグナルの全てを解明し、催眠を解くために多大なる犠牲を払いながら主人公・樫村玲奈が動きます。
壮大な設定なのですが、日常パートから殺伐としたデス・ゲームの雰囲気へ移るまでが非常に早く、
デス・ゲームが始まるや否や、クラスの大半が退場となり、登場人物のほとんどが同じ制服を着ているというのもあってか、
誰が誰だか主人公を演じられた橋本環奈さん以外ほぼわからないと私は個人的に思いました。あ、でも栗原類さんはすぐにわかりました(笑)。
映画の尺的な問題もあるのでしょうが、序盤にいっぺんに退場していったキャストさんの中には、演技のお上手な方がいらっしゃって、
今も様々なところでご活躍されているんだろうなあと、非常にもったいないと感じました。
しかし、この事件のきっかけを作った担任教師を演じられた中村獅童さんの「完全にやばい人」感は凄まじかったです。