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3fcwnknのレビュー・評価・感想

The Beatles / ザ・ビートルズ
10

人類音楽史上に刻まれる名盤「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」

「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」は、ビートルズが1967年にリリースした8枚目のスタジオアルバムです。このアルバムは、音楽史上最も偉大なアルバムの1つとされ、ビートルズの代表作の1つとして、多くの人々から愛され続けています。
このアルバムの魅力は、その革新的な音楽表現にあります。アルバムの冒頭を飾る「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」は、バンドとしての新しいイメージを提示するとともに、それまでのビートルズの曲とは全く違う、壮大なオーケストラサウンドが印象的です。また、アルバムには、様々な楽器やエフェクトが使われ、それまでになかった音響の世界が展開されています。
さらに、このアルバムは、ビートルズが日常生活の中で影響を受けた出来事や人々をテーマにしており、歌詞にも深いメッセージが込められています。例えば、「A Day in the Life」は、時事問題や社会問題を取り上げた歌詞が特徴的であり、時代を超えて多くの人々に愛されています。
そして、このアルバムには、ビートルズの多彩な音楽性が存分に詰まっています。ロックンロールやポップスはもちろんのこと、ジャズやクラシック、インド音楽など、様々なジャンルの音楽が取り入れられています。特に、ジョージ・ハリスンが手掛けた「Within You Without You」は、タブラやシタールなどの楽器を用いたインド音楽の影響を強く受けた曲であり、この曲はビートルズの中でも異色の存在となっています。
このアルバムのリリースは、ポップミュージックにおけるアルバムの構成や制作方法に大きな変革をもたらし、音楽業界に多大な影響を与えたと言われています。
また、このアルバムはビートルズの音楽性の転換点となったとも言われており、その後のビートルズの音楽にも大きな影響を与えました。例えば、このアルバム以降のビートルズの作品には、より深い哲学的・宗教的なテーマが取り上げられるようになりました。
さらに、このアルバムはジャケットのデザインも特徴的であり、ビートルズがその時代に与えた文化的影響力を象徴するものとなっています。アルバムジャケットには、ビートルズの衣装やアイコン的存在である人物など、当時のポップカルチャーにおける様々な要素が取り入れられています。
総合的に見ると、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」は、音楽性、歌詞、アートワークなど、あらゆる面で革新的なアルバムであり、多くの人々に愛され続けています。このアルバムは、ビートルズの代表作の1つとして、音楽史上に刻まれる名盤として、今後も世代を超えて多くの人々に愛され続けることでしょう。

ワシらを野球に連れて行け
9

いしいひさいちさんの「ワシらを野球に連れて行け」を読んで

双葉文庫から出ている、いしいひさいちさんの、「ワシらを野球に連れて行け」という漫画を読みました。この漫画を読むと、当時の野球界の様子がよくわかり、野球ファンにとってはうれしい一冊となっています。
この漫画の中に、西武ライオンズの郭泰源投手のピッチングフォームを西部の監督がビデオ撮影の依頼をしてもらうシーンがありました。後、ソフトバンクホークスの投手コーチとなった人ですが、ライオンズの投手として活躍したことがわかります。また、ヤクルトの広澤克実選手が、六大学野球出身だったことが、漫画の中からわかります。ヤクルトが不調の時には、打開策として、2軍行きになったことも載っています。王貞治監督はソフトバンクホークスの監督で有名ですが、巨人軍の監督として、新年会に出席するというシーンを見ることができます。原辰徳監督も巨人軍の監督として人気がありますが、現役時代の様子をこの漫画で知ることができます。スタジアムに足を運ばないと、人となりはわからないと思いました。江川卓投手も調子が良い時ばかりではなかったことが漫画からもわかります。年間30勝は期待できるというシーンがある反面、2流のピッチャーぐらい打たれているというシーンもあります。現役時代を知らないので、解説者でおなじみだった姿とはだいぶ違うと思いました。

スキップ・ビート! / スキビ / Skip Beat!
9

現代版ガラスの仮面

主人公は、駆け落ちするほど好きだった幼なじみ(新進気鋭の人気ミュージシャン)から屈辱的なフラれかたをしてしまい、その幼なじみを見返すために同じ芸能界へ入ることを目指し、女優への道を進んでいく。主人公キョーコはだんだんと女優の才能をあらわにし……という、少女マンガの典型的なお話です。
あらすじだけを読むと、ガ◯スの仮面を彷彿とさせる内容ですが、これは似て非なる芸能マンガ!とにかく、負のパワーでのしあがっていく主人公キョーコが、見ていてとても気持ちよく純粋に応援したくなります。負のパワーを糧にしてる割にはとても明るいし、かといって明るいだけではない生い立ちの暗さも垣間見え、読み方によってはミステリーちっくな要素もあるような??
脇を固めるキャラクターもとても個性的。事務所社長のローリー宝田は、出てくる場面がギラッギラで思わず笑ってしまうほど。相棒のモー子さんも、つんけんキャラかと思えば優しいところとあったりと、この作者はやはりキャラ作りがうまいなと感じます。
バリバリの演劇マンガを読みたいと思ってる人には、最初は面食らう場面もあるかと思いますが、読み進めていくうちにどんどん癖になるという、スルメのようなマンガです。かなりの長編作品になっていますが、サクッとよめてジーンとし、キュンキュンもできる、これぞ少女マンガという作品です。