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2lYYYutoのレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

大人向けアニメ

人間の愚かさについて、考えさせられる内容でした。この作品は、人間を食べる鬼が存在する世界で食料として育てられた子供たちが、自由を求めて抗う内容です。私たちは普段様々なものを食べて生きていますが、その食べ物の中には人間と同じ感情を持った動物もいると思います。自分がその動物と同じ食料になったらどうなるか、恐らく大半の人間が「そんなのは嫌だ」と思うでしょう。ですが、自分が生きるためなら他の動物には食料となることを強要する。そうした犠牲のうえで、自分が生きていられるのだと再確認させられました。少し考えればわかることですが、私たち人間はそういった事実から目を背けがちなのかもしれません。かといって動物を食料とせず生きていくことは不可能でしょう。私たちも生きている以上何かを食べなくては生きていけないですから。しかし大量生産大量廃棄が放任されている日本で、この作品から学ぶべきことは多いと思います。食べることに困らない日本では、すぐに食料を廃棄しますが、その行いが愚かであることを自覚すべきだと思います。食べるために命を奪うのと、捨てるために命を奪うのとでは話が別です。そういった事実を受け止めるきっかけとしても、この作品は素晴らしい作品だと思いました。

サウスパーク / South Park
10

このアニメは過激すぎます。

サウスパークはアメリカで長期に放送されているコメディアニメですが、真ん丸な顔立ちの登場人物の愛らしいイメージとは真逆の、かなり過激でえぐいアニメです。登場人物はスタン、カイル、カートマン、ケニーという4人の小学生が中心ですが、このうちのケニーは作中で何度も死んでは生き返ります。ですがこのネタが大したことないくらいアニメ自体が過激です。例えばスタンの姉が生理になったときに、ちゃんとタンポンを買って与えないと、家の扉を開けたとたん姉の経血がザバーっと大量に外に溢れ出す話や、カートマンが、太っていることをからかってきた上級生の両親を、罠にはめて殺し、その両親の死体で作ったチリスープを上級生に食べさせたり、とえぐい内容です。4人のクラスの先生は、自分が同性愛者であることを認められず指人形をいつもはめていて、まるで人間相手のように話しています。同性愛者であることを認めると、「スレイブ(奴隷の意味)」という名前の男性と同棲していると聞かされ、またその二人の性交場面もでてきます。なので小学生がメインの登場人物でも、実際の小学生が見るにはふさわしい内容ではありません。大人が見るとかなり笑える社会風刺が強いアニメです。日本語吹き替えのサウスパークはニコニコ動画で見れますので、ぜひご覧ください!

アイドリッシュセブン / IDOLiSH7 / アイナナ
10

光と闇のコントラストが強い作品

アイドリッシュセブンは、同名の音楽リズムゲームが原作であるアニメ作品です。
リズムゲームと言ってもかなりストーリーが重厚なのが特徴であり、それを作画や話の内容一つ一つがとても丁寧に作ってもらえたと実感できるような、ファンにとっても嬉しいアニメ化作品となっています。
アイドリッシュセブンは7人の男の子達が同じアイドルという職業で生きていくことを一緒に目指す物語です。同じグループで共に活躍することを目標としながらも、それぞれ生まれの境遇やアイドルを目指す動機は全くバラバラなので、それによって不和や衝突が生まれることも度々あります。前向きでエネルギッシュな明るいシーンもあれば、その分不穏な空気が漂う緊張感のある場面があり、とても明暗のハッキリしたストーリーとなっているので、ハラハラしながら見守るということが多くなりますが、凄く見応えのある作品となっています。おそらくアイドルのキラキラ輝く姿を描くためには、その裏で悩み葛藤している姿を同じ量描くことでアイドルという職業の体力的・精神的な難しさを表現する、という意識を持ってお話が構成されているのだと思います。例えばアイドリッシュセブンのセンターである七瀬陸は、歌唱力や努力している姿などに天性のアイドルとしての素質を周りに評価されていますが、生まれつき呼吸器系の疾患を患っており長時間の運動は出来ず、ストレスに対しても喘息の発作が出てしまうという、アイドルという職業を目指すのに最初からハードルが高く、常に苦難が伴うキャラクターです。それでも陸には夢を諦めるという選択肢はなく、それに対してメンバー全員もマネージャー含め事務所のみんなも常にサポートし、陸ひとりを置いていくことはなく全員一丸となって一緒の夢をみるんだというスタンスです。
アイドリッシュセブンは、目指したものの前にとてつもなく大きな壁があると分かったとしても諦めなくて良いんだ、乗り越えようと頑張ることは恥ずかしいことじゃないんだと教えてくれた作品です。
全17話観終わった頃には登場人物全員にそれぞれ感情移入していて、心から応援することができます。アイドルものが好きな方以外にも普段アニメを観ない方でも、どんな人にもオススメできるストーリーの作品です。

ウォーターワールド / Waterworld
6

ユニバ好きにおすすめ

ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションでもおなじみウォーターワールドのご紹介です。
この映画は1995年公開ということで、なんと四半世紀も前の映画になります。
古い映画ですが、古い映画がゆえに面白いというポイントもあります。それは後述します。
まず、この映画はどういうひとにおすすめかというと…大迫力のアクションシーンが好きな人。
まだ見ていない人は損していると同時にこれから楽しめるという点で得をしているとも言えます。
そして、ユニバーサルスタジオジャパンに行ったことがあってウォーターワールドのショーを見たことある人には特におすすめできます。
この映画のジャンルは何になるかと言うとSFアクション映画になります。
アクションシーンがよくできていて、序盤はワクワクが止まりません。
余談ですが、この映画はなんと2億ドル近い制作費がかかっているとということもありアクションシーンがめっちゃかっこいいです。
あとは、海の上で戦うシーンが多いのですが、パイレーツオブカリビアンのようにCGを使っているというわけでなく、実際の海の上で撮影をしているということで、CGでは表現できないリアルな描写は昔だからこそできたものだと思います。
アクション好きにおすすめです。

スマホを落としただけなのに
7

犯人がキモい

怖い話でした。犯人が気持ち悪すぎます。誰だかわからない体で映るところも気持ち悪いし、あっ、こいつが犯人ぽいなって思って、でも喋りかたとか落ち着いてるし違うかなとか思ってたら、急に爪を噛んでんのか、カチカチいわしだして、声が興奮してきて、やっぱこいつが犯人か!ってなってからが、まあキモい。なんで、殺すのか理由もよくわからなかったですし、ほんとサイコパス的な感じでした。あの役者さんはほんとにサイコパスな役が似合うなと思いました。でも、ヒロインらも、はっきりいってセキュリティが甘いし、エロ写真とかスマホに入れておくのが悪いし、あんまりよくないなと思いました。ああいうのは、映画の中でもよくないこととして注意すべきだと思いました。カップルだけで楽しむとか思っててもいつネットに流出するかわからないと思います。あと、ヒロインの秘密の話はいらない要素だと思います。まんま、火車のパクリだし、ヒロインが秘密のせいで警察を頼れないとかそういう感じに描かれているわけでもないし、あの設定はなんの意味があって、付け加えたのかわかりません。スマホを落としただけでここまで酷い目に遭うなんてってことが描きたいなら、被害者側はほんとただ、普通の人でいいと思います。