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1ihacheeeeerのレビュー・評価・感想

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
8

ワイルドスピード・ジェットブレイク

2021年公開の大ヒットカーアクション映画「ワイルドスピード」シリーズの(スピンオフを除けば)9作目で、クライマックスに向けて物語が大きく動き出す作品です。
平和に過ごしていたドミニク達の前に、行方不明だったドミニクの弟・ジェイコブが立ちふさがり、新たな戦いの幕が上がる内容です。
20年もの歴史があるワイスピですが、ドムの弟に関して全く触れられて来なかったので、後付け感が凄まじいと思いましたが、逆に言えばワイスピも後半戦に差し掛かり、今一度原点を見つめなおす流れにもなっていて、1作以来触れられてなかったドムの父の死に関しても触れているあたり、原点回帰を感じました。
また、本作最大のトピックが死んだと思われたハンの復活で、アイスブレイクにおいてハンを殺したデッカードの仲間入りは議論を招きましたが、これにより無罪放免になったといいますか、ツッコミ所多々ながらも劇中のファミリー的にもファン的にも一安心できて、これもワイスピならではの力業といえました。ドム達が新たに獲得した磁力装置が5作目の金庫を引きずる並みに被害がやたらでかかったり、敵のネットワーク支配を阻止するため、ローマンとテズがとうとう宇宙にまで飛び出したりと、原点回帰の一方でワイスピらしい驚異のアクションシーンも満載の作品でした。

踊る大捜査線 THE MOVIE / 湾岸署史上最悪の3日間!
5

猟奇殺人があんまり…。

今から見ると、変だなってところは多々ありますが、踊るっぽさ全開で楽しかったです。湾岸署の面々はいつもと変わりなくて、そうそうこういう雰囲気だったよなと懐かしくなりました。
和久さんと副総監との関係が、青島くんと室井さんの関係とリンクして見えたりして、そこらへんもよくできてるなと思いました。警察内部を変えるのは、2世代に渡っても無理だった。それだけ大変なことなのですね。それでも室井さんを信じる青島くんはすごいなと思います。映画シリーズは2人の関係性があまり描かれなくなっていくので、この回は貴重です。すみれさんも、いつものように毒舌ででもかわいらしかったし、スリーアミーゴはいつものごとくふざけてました。領収書破棄とかひどいです。事件の方は誘拐事件は、結構良かったんですけどね。副総監をさらった理由もよかったし、犯人たちもふざけた感じでよかったです。
猟奇殺人のほうがあんまりよくなかったです。羊たちの沈黙とかセブンぽくしたかったんでしょうが、うまくできていないって感じでした。中盤で小泉今日子が自分から警察署に行く意味がわかんないし、やりたい場面をつなげただけって感じがしました。映画だし、派手にしたいんでしょうが、もう少しシナリオを練ってほしいです。

clammbon / クラムボン
10

メジャー離脱で新しい世界を切り開くベテランバンド「クラムボン」

ボーカル・キーボード担当の原田郁子、ベース担当で作曲を手がけるミト、ドラムの伊藤大助の3人編成バンド。
1995年結成、1999年メジャーデビュー後は、ボーダフォン(現ソフトバンク)のCMソング「サラウンド」や、アニメ「花咲くいろは」のエンディング曲「はなさくいろは」などを担当。
独自の世界観とボーカル原田郁子の独特な歌声、複雑に絡み合う楽曲の個性から多くのファンを魅了してきた。
そんなクラムボンだが2016年突如メジャーレーベルを離脱し、レーベルを通さずライブ会場でCDを直販するスタイルに。
直販CD「モメントe.p」シリーズを携え全国ツアーを展開、またカフェやパン屋、古書店、ラーメン屋などの協力店でもモメントシリーズを委託販売するなど新たな音楽販売のスタイルに挑んでいる。
メジャーレーベル離脱後も、JR西日本のCMソング「グラデーション」やテニスの錦織圭を起用したJACCSのCMソング「Slight Slight」など、多くのタイアップを獲得しているのはベテラン実力派バンドならではといえるだろう。
またメンバー個々人の活動も多彩で、原田郁子はCMソングやナレーション、ミトはアニメソングを中心とした楽曲提供などを行っている。
ベテランバンドが紡ぐ新しい音楽世界に、今後も目が離せない。