ワイルド・スピード/ジェットブレイク

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』とは、2021年に公開されたアメリカ合衆国のカーアクション映画である。人気カーアクション大作「ワイルド・スピード」シリーズの第9作。監督は『ワイルド・スピード EURO MISSION』以来の復帰となるジャスティン・リンが務め、ハードアクションとファミリーの絆を描いた物語が展開される。
物語は、ドミニクとレティが息子のブライアンと共に静かに暮らしているところへ、ローマン、テズ、ラムジーがミスター・ノーバディの救援要請を持ちかけることから動き出す。ノーバディが護送していた世界中のコンピュータをハッキング可能な電子機器「アリエス」のパーツを回収するため、ドミニクたちはモンテキントへ向かう。しかし、現地でパーツを横取りした人物の正体は、かつて決別したドミニクの実弟ジェイコブであった。ジェイコブは某国元首の息子オットーや、かつての宿敵サイファーと手を組んで世界を脅かそうとしていた。
過去の父親の死をめぐる確執や、弟との因縁に直面しながらも、ドミニクたちはジェイコブの野望を阻止すべく世界各地を奔走する。東京で再会したハンが生きていたという驚きの真実や、科学者の少女エルを巡る攻防を経て、事態は宇宙空間やトビリシでの総力戦へと発展していく。最終的には兄弟の和解と家族の絆が再び結ばれ、世界滅亡の危機は回避されるのだった。

1ihacheeeeerのレビュー・評価・感想

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
8

ワイルドスピード・ジェットブレイク

2021年公開の大ヒットカーアクション映画「ワイルドスピード」シリーズの(スピンオフを除けば)9作目で、クライマックスに向けて物語が大きく動き出す作品です。
平和に過ごしていたドミニク達の前に、行方不明だったドミニクの弟・ジェイコブが立ちふさがり、新たな戦いの幕が上がる内容です。
20年もの歴史があるワイスピですが、ドムの弟に関して全く触れられて来なかったので、後付け感が凄まじいと思いましたが、逆に言えばワイスピも後半戦に差し掛かり、今一度原点を見つめなおす流れにもなっていて、1作以来触れられてなかったドムの父の死に関しても触れているあたり、原点回帰を感じました。
また、本作最大のトピックが死んだと思われたハンの復活で、アイスブレイクにおいてハンを殺したデッカードの仲間入りは議論を招きましたが、これにより無罪放免になったといいますか、ツッコミ所多々ながらも劇中のファミリー的にもファン的にも一安心できて、これもワイスピならではの力業といえました。ドム達が新たに獲得した磁力装置が5作目の金庫を引きずる並みに被害がやたらでかかったり、敵のネットワーク支配を阻止するため、ローマンとテズがとうとう宇宙にまで飛び出したりと、原点回帰の一方でワイスピらしい驚異のアクションシーンも満載の作品でした。