clammbon / クラムボン

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clammbon(クラムボン)とは、原田郁子、ミト、伊藤大輔によるスリーピースバンド。
ポップでキャッチーな音楽性、原田郁子の伸びやかで可愛らしい唯一無二の歌声、メンバー3人の圧倒的な演奏力により、多くのリスナーとミュージシャンを魅了している。結成から20年以上経っても、その勢いはとどまることなく、自分たちらしい音楽を追及している。
また、原田郁子とミトはソロ活動、伊藤大輔は母校でのドラム講師など、clammbonとしての活動以外にも活躍の場を広げている。

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clammbon / クラムボンのレビュー・評価・感想

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メジャー離脱で新しい世界を切り開くベテランバンド「クラムボン」

ボーカル・キーボード担当の原田郁子、ベース担当で作曲を手がけるミト、ドラムの伊藤大助の3人編成バンド。
1995年結成、1999年メジャーデビュー後は、ボーダフォン(現ソフトバンク)のCMソング「サラウンド」や、アニメ「花咲くいろは」のエンディング曲「はなさくいろは」などを担当。
独自の世界観とボーカル原田郁子の独特な歌声、複雑に絡み合う楽曲の個性から多くのファンを魅了してきた。
そんなクラムボンだが2016年突如メジャーレーベルを離脱し、レーベルを通さずライブ会場でCDを直販するスタイルに。
直販CD「モメントe.p」シリーズを携え全国ツアーを展開、またカフェやパン屋、古書店、ラーメン屋などの協力店でもモメントシリーズを委託販売するなど新たな音楽販売のスタイルに挑んでいる。
メジャーレーベル離脱後も、JR西日本のCMソング「グラデーション」やテニスの錦織圭を起用したJACCSのCMソング「Slight Slight」など、多くのタイアップを獲得しているのはベテラン実力派バンドならではといえるだろう。
またメンバー個々人の活動も多彩で、原田郁子はCMソングやナレーション、ミトはアニメソングを中心とした楽曲提供などを行っている。
ベテランバンドが紡ぐ新しい音楽世界に、今後も目が離せない。