0vfa_mi@0vfa_mi

0vfa_mi
0vfa_mi
@0vfa_mi
2 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
0vfa_mi

0vfa_miのレビュー・評価・感想

Mrs. GREEN APPLE / ミセスグリーンアップル
10

気持ちが盛り上がる

Mrs. GREEN APPLEは、ボーカルの高音ボイスが魅力的なミュージシャンです。盛り上がるハイテンションな楽曲の一方で、こちらに語りかえるような、切なくもあり共感できるバラード楽曲もあり、色んな角度からその魅力を感じることができます。活動休止期間を経て活動を再開した彼らの音楽は、さらにパワフルで繊細な楽曲ばかりで、心地良さが感じられるだけでなく、心が躍ります。もちろん、活動休止前もたくさんのヒット曲を作り上げてきましたが、充電期間を経た彼らの曲はさらにパワーアップしていることは間違いありません。
音楽を耳で楽しむのも良いですが、ミュージックビデオやライブ映像を見るのも非常におすすめです。とても楽しい気持ちになりますし、何よりもライブ会場の盛り上がりやミュージックビデオの世界観を視覚的に感じることが出来て、とても気持ちが盛り上がりますので、テンションが下がっている時などに見るのもおすすめです。他のミュージシャンとコラボしたりしている楽曲もありますが、相乗効果でさらに魅力が引き出されています。複雑なハモリは聞きごたえがありますし、実際に自分で口ずさんでみてその難しさに脱帽してしまうクオリティです。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
10

異世界ものの中でも異色

「転生したらスライムだった件」は、主人公の三上悟が後輩と会っていたところを通り魔に刺され、その後にスライムへと転生した話を描いた作品である。
所謂異世界物なのだが、そういった作品の中でも一味も二味も違う。
通常、スライムと言えば弱いモンスターのイメージなのだが、「転生したらスライムだった件」の主人公スライムはチート級に強い!
自分よりも明らかに大きく強そうな個体のモンスターが襲ってもパッと倒してしまう。
そしてそれを繰り返していくうちに、どんどん仲間が増えていき、街を形成し、それがさらに国に発展するのである。
それまでの過程もしっかりと描かれており、その過程もとても面白い。
話の内容としてはコメディの部分とシリアスな部分半々といったところである。
出てくるキャラクターたちもかっこいいものから可愛らしいものまで様々。
ゴブリンや、オーガ、オークなどRPGにも出てくるようなキャラクター以外にも、人間も出てきて同盟を結んだり、戦ったりなどなど盛り沢山だ。
主人公のスライムは、様々な能力を持っており、その能力をどのように使うのか、そしてどのように戦うのか見ていてハラハラドキドキする作品である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

漫画

2019年大ヒット漫画と言っても過言では無いと思います。
キャラ一人一人にストーリーがあって、そのストーリーが複雑に絡み合って良い作品となっております。また、主人公を取り巻く人々が人情味に溢れ、主人公に感情移入して読んでいける漫画です。
タイトルにもある通り、鬼と人との闘いを描いたストーリーで、舞台は大正から明治にかけての、西洋文化が日本に入ってきた頃と推測できます。人とはどうあるべきか、兄弟とはどうあるべきか、男とはどうあるべきかを考えれる作品であると考えまれます。鬼とは、元は人であった存在なのですが、鬼の死際に、人としての記憶が戻り、主人公はそれに寄り添って鬼の死を見取ります。その一つ一つに濃厚で、鬼に同情してしまい、何度も涙が流れそうになるストーリーです。
特に、主人公が剣技を鍛える際、2人の子供が主人公に稽古をつけます。その2人のおかげもあり、師匠に科された課題をクリアし、鬼狩になるための最終試験に臨む主人公ですが、その最終試験で、何人もの候補生を殺し食ってきた鬼が現れます。主人公はその鬼を倒すのですが、稽古をつけた2人とは、その鬼に殺されてしまった亡霊だったのです。その話は、後々また掘り返され、新事実が判明するのですが...。

喰霊 / 喰霊-零-
9

一話を見たら全話見ること間違いなし

一話を見たら衝撃を受ける作品です。内容としてはよくある悪霊や妖怪等を討伐するゴーストハント系のアニメですが、引き込ませる力がすごいです。まず、タイトルにさせていただいた件、ネタバレ含みますが一言で言うと主人公格が全員死にます(主人公格だと思っていたキャラ)。一瞬、視聴者からしたら「え?」てねこだましをくらったような感覚になります。そこからどんどん続きが気になり、最後まで見てしまうという監督のあおきえいの手腕に恐れ入ります。また、徹底されたロケハンで「ここ見たことあるなあ」という場所が沢山出てくるので親近感が湧くこととと思います。OPやEDにも趣向が凝っており、キャラクターの運命や気持ちの流れに沿って変化していくのは見ていて面白いです、ぜひ目を凝らして見てください。最後に作品自体はそんなに有名でもなく、万人受けするものではないと思います。ですが、ハマる人にはハマります。最後の結末は予定調和だったのですが、私は感動して泣いてしまいました。あるキャラの気高い生き様、そして愛に心を打たれます。とても悲しいストーリーで理不尽な世界でもがく様は、社会で働く人々の中には共感する方もいるのではないでしょうか。「愛するものを、愛を信じて殺せるか」、このキャッチコピー秀逸です。ぜひご視聴ください。