0dnonnon_1227@0dnonnon_1227

0dnonnon_1227
0dnonnon_1227
@0dnonnon_1227
2 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
0dnonnon_1227

0dnonnon_1227のレビュー・評価・感想

僕の心のヤバイやつ / The Dangers in My Heart / 僕ヤバ
8

陰キャとリア充のラブストーリー

陰キャ男子必見の漫画。いや、逆に陰キャは「こんなことある訳ない!」と言うかもしれません。ただ、読んでるとすごく主人公の市川に共感する部分が多いのは間違いないです。
恋愛相手は中学生にしてモデル、女優業をしている山田。「こんな陰キャな自分が」と市川が思っていると、図書館で山田と出会い、そこから恋愛譚が始まるのです。
厨二病拗らせ男子・市川の思想が、共感できることだらけなんですよね。山田という人気者に対する劣等感。その山田を好きでいられるかどうかすら不安になる市川。その心の葛藤が女性漫画家が描いてるとは思えないほどリアルに描かれているんです。
学園もので、すごくクリーンなストーリーなのですが、少し途中からチラリズムのような要素が増えてくるため、そこが少しだけ減点です。特に山田の胸が巻を追うごとに大きくなっていくのは、成長期らしいといえばらしいのですが、少し中学生離れしているというか。

ただ、そんなリア充・山田の中にも中学生らしい悩みはありますし、そこに関しても男女問わず共感できる内容になっています。
コメディ要素も多い作品ですが、なんというか、男性にも女性にも笑える部分が多くて、すごく好感が持てました。

アニメ化もされていますが、そちらも声優陣、アニメ制作スタッフ含めて非常にクオリティが高いので、漫画、アニメ共に非常におすすめです。

オフ・ザ・メニュー 恋は最高のスパイス
8

メキシコ料理が食べたくなる!?ほのぼのラブコメディー

ほのぼのとして心温まるロマンティック・ラブコメディー映画です。主人公は、トライアスロンばかりに夢中で仕事に興味の無い、外食チェーンの跡取り息子ジョエル。家業と関係のあるメキシコ料理は不味くて嫌いだと、平気でのたまうダメ男です。そんな彼を心配した姉(社長)は彼に、新しい料理を探しにニューメキシコへ行けと命じます。嫌々ながらもビジネスのため旅立つジョエル。そこで出会ったのは、家族経営の小さなレストランを営む、美しい料理人のハビエラでした。二人は、最初はすれ違うのですが、やがて徐々に惹かれあっていきます。二人で料理をするシーンは、とてもセクシーで圧巻。殺人も暴力も無く、ニューメキシコの自然とおいしそうな料理シーンを堪能しながら、安心して映画を楽しむことができました。イケメン過ぎない、どこか癒し系のジョエルがいい感じです。綺麗なハビエラ、おせっかいで楽しい母親やおしゃまな娘との掛け合いも楽しく、クスリと笑える箇所も多々あります。レストランの内装もとてもかわいくて見応えがあります。ストーリーの展開としては、大方の予想通りなので、ハラハラドキドキという感じではないのですが、ほんわかしたエンターテイメントとしておすすめです。最後はもちろんハッピー・エンド。後味が良く、見て良かったと思える映画です。

赤ちゃんと僕 / 赤僕 / Baby & Me
8

少女漫画っぽくない漫画

羅川真里茂先生の作品で、主人公榎木拓也君とその弟、実君が主人公の漫画で、お母さんがいない2人に対して、拓也君は、お母さんがいる家庭に羨ましさを感じたりしながらも、お兄ちゃんらしく、実君の面倒を見ていくほのぼのストーリーです。
ただ、拓也君は小学生なので、自分も友達のように遊びたいし、お母さんにも甘えたい、そんな葛藤を持ちながら、わがままな実君に振り回されるけど、やっぱりお兄ちゃんとして弟を大切にしていく姿が、父子家庭だけでなく、多くの人の心を打つと思います。
この作品は、少女漫画のイメージとは随分異なり、見方によっては少年漫画ともとれそうな内容が沢山あります。
登場人物は比較的男の子が多く、小学校なので、女の子も出てきますが、メインは拓也君中心です。
更に恋愛もありますが、等身大の小学生を描いているので、バレンタインデーやちょっとした告白をするというような、非常に可愛らしい内容です。
ただ、拓也君はとても良い子なんですが、あまりキャラが強くなく、拓也君の周囲の人間の方が印象は強めです。
拓也君のお友達のゴンちゃんや、クールな藤井君の方が印象深いです。
一応カテゴリーは少女漫画ですが、男性が読んでも、抵抗感なく読めると思います。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

初心者から玄人まで満足間違いなし「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」

ニンテンドースイッチで遊ぶことのできるゲーム、「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド」。
このゲームはオープンワールド、つまりゲームの中全てが繋がっており、ゲーム世界の中を自由にどこへでも行けることで注目を集めた。
ゲームを始めると、大自然が広がる。
最初ならではの弱い敵しかいないエリアもあれば、少し向こうにはラスボスのいる城が見える。
序盤の装備では倒すのに苦労しそうな敵が歩き回っている森がすぐ近くに広がっているし、少し道を進めば最初に立ち寄るべき村がある。
でも、この村に行く前にもっと遠くの違う村に行くことも出来る。
遠くに見える火山が気になれば真っ直ぐそちらに向かうことも出来る。
決められたストーリーも、決められた道筋も無い。
なんとなく導かれるままに進めばきちんとストーリーが進むし、なんなら最初からラスボスに向かっても構わない。
技術があれば開始すぐラスボスを倒すことも出来るし、たっぷり時間をかけて世界中を好奇心の赴くままに探索して武器や装備を強くすれば素人でもラスボスを倒せる。
また、思わず笑ってしまったり、涙が止まらなくなるようなエピソードがたくさん転がっている。
散策する順番でキャラの反応や台詞が変わったりもするので、人の数だけストーリーがある。
まるで、自分がその世界の中にいるかのように、好奇心の赴くままに走り回るゲーム。
それが、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。